紅茶とハーブティーを販売している、linkteaのwebマガジンです。
忙しい時や甘いものが欲しい時などに、デザートのようなアレンジティーはいかがでしょうか?
紅茶はいつもストレートという方も、時には少しのアレンジをプラスして、違った紅茶の美味しさを楽しみましょう。
乳脂肪分が高い生クリームは繊細な紅茶に合わないというイメージがあるかも知れませんが、実はとても美味しい組み合わせなんです。
今回は、生クリームを使った贅沢でリッチなアレンジティーの作り方をご紹介します。ホットティーとアイスティー、それぞれご紹介していますので、お好みのレシピを見つけてみてください。
さらにどんな茶葉がいいの?生クリームは何でもいい?作る時のポイントは?など、ぜひ参考にして下さいね。
Contents
アレンジティーとは?
アレンジティーとは、いつもの紅茶にひと工夫してできる紅茶のバリエーションです。果物や果汁、アルコールなど色々なものと組み合わせることで、思わぬ美味しさが引き出せます。
色々なものと試してみて、あなただけのオリジナルアレンジティーを楽しむのも素敵ですね。
紅茶をしっかり抽出することが大切
アレンジティーを作る時に大切なのは、紅茶の味わいが損なわないようしっかり抽出することです。
例えば、オレンジジュースとのセパレートティーやミルクをたっぷり使ったロイヤルミルクティーを作るときなど、合わせる素材とのバランスを考えると、いつもより濃い目に紅茶を淹れないと味がぼやけてしまいます。
アレンジティーを作る場合は、いつもの紅茶にティースプーン1杯~2杯、茶葉を多めに入れて抽出すると、紅茶の味わいもしっかり楽しめます。
アレンジティーにおすすめの茶葉
アレンジティーにおすすめの茶葉は、しっかりしたコクと味わいがある紅茶です。茶葉も合わせる素材によって変えるのがおすすめです。
アレンジティーに向いている茶葉
ディンブラ・キャンディ・二ルギリ・ジャワ・ケニアなど
柑橘系のアレンジティーには
オレンジやレモン、グレープフルーツなどの柑橘系には、同じ柑橘系の香りのアールグレイがおすすめです。アールグレイはベルガモットの香りをつけたフレーバーティーで、味わいもしっかりあり、他の素材と合わせても相性が良いです。
ミルクや生クリームなど乳製品を使ったアレンジティーには
濃厚なミルクや生クリームを合わせるなら、しっかりしたコクと渋みがあるアッサムがおすすめです。
タンニンの多いアッサムを濃い目に入れると渋みが強くなりますが、この渋みが乳製品と合わさると絶妙なコクや深みへと変わります。
また、短時間で濃い目に出るようにブレンドされているブレックファーストも、ミルクや生クリームと相性が良いのでおすすめです。
紅茶におすすめの生クリームはこれ!
紅茶は繊細な香りとすっきりとした味わいの飲み物ですが、乳製品ともとても相性が良いです。
紅茶の渋み成分のタンニンはミルクの乳脂肪分によって、味に深みとまろやかなコクへと変わります。
生クリームには植物性のものと動物性の2種類がありますが、紅茶に合わせるなら動物性のものを選びましょう。
植物性の生クリームは、植物油脂を使用しているので紅茶と合わせると油っぽく感じます。原材料を見て、純生クリームと書いてあるものを使いましょう。
生クリームは、乳脂肪分が高いほど濃厚でコクがあります。ホットティーに使う場合は乳脂肪率40%位、アイスティーに使う場合は35%の軽いものが合います。
生クリームを使ったアレンジティー・ホット編
口どけなめらかな生クリームをホイップして、濃い目に入れたミルクティーと合わせたスイーツのようなアレンジティーを2種類ご紹介します。
アーモンドの香ばしい香りと生クリームのまろやかな風味が美味しいロイヤルミルクティーと、ゆずの爽やかな香りが漂う和風ミルクティーです。
アーモンドロイヤルミルクティー
[材料・2杯分]
- 茶葉(アッサム、ケニアなど)9g
- 水150㏄
- 牛乳150㏄
- 生クリーム(ホイップしたもの)15g
- アーモンドスライス10g
[作り方]
- アーモンドスライスはローストして粗めに手で砕く。少し飾り用に取っておく。
- 手鍋に水とアーモンドスライスを入れ沸騰させる。沸騰したら茶葉を入れ、蓋をして5分ほど蒸らす。
- 蒸らした後、牛乳を入れ沸騰させないよう気をつけて弱火で温める。
- 茶こしでこしながら温めたカップに注ぎ、ホイップした生クリームとアーモンドスライスを散らす。
- 砂糖を入れるとコクが増して美味しいです。お好みでどうぞ。
※アーモンドの代わりに、くるみやカシューナッツで作っても美味しいです。
ゆず香る和風ミルクティー
[材料・2杯分]
- 茶葉(アッサム、ディンブラなど)9g
- 熱湯150㏄
- 牛乳150㏄
- ゆずの皮適宜
- 生クリーム(ホイップしたもの)適宜
[作り方]
- 温めたポットに茶葉を入れ、熱湯を注ぎ2~3分蒸らす。
- 温めた牛乳を加え、さらに2分ほど蒸らす。
- 茶こしでこしながら温めたカップに注ぎ、表面にホイップした生クリームを浮かべる。その上にゆずの皮の千切りを飾る。
- 砂糖を入れるとコクが増して美味しいです。お好みでどうぞ。
生クリームを使ったアレンジティー・アイス編
生クリームや牛乳をつかったアレンジアイスティーは、最初から甘みをつけると美味しく作れます。氷でしっかり冷やすので、生クリームは乳脂肪分が比較的低めの35%を使うとさらりとした口当たりになります。
エスプレッソのように濃い目に抽出した紅茶と、乳製品をたっぷり合わせたリッチなアイスロイヤルミルクティーと、甘いいちごの香りが広がるストロベリーアイスミルクティーです。
アイスロイヤルミルクティー
[材料・グラス1杯分]
- 茶葉(アッサムやアールグレイなど)9g
- 熱湯50㏄
- ガムシロップ20㏄
- 生クリーム(ゆるくホイップしたもの)20㏄
- 牛乳150㏄
- 氷
[作り方]
- 温めた小さいポットに茶葉と熱湯を入れ、5分蒸らす。
- 茶こしでこして濃い紅茶液を抽出する。熱湯の量が少ないので、スプーンの背で茶葉を絞って最後の一滴まで出す。(ゴールデンルールとは異なります)
- グラスにガムシロップを入れ、②の紅茶液を入れよく混ぜる。
- グラス8分目位まで氷をいれ、表面に生クリームを入れる。
- 氷に当てながらしずかに牛乳を注ぎ、きれいな2層にする。
- ストローでよく混ぜて、召し上がってください。
ストロベリーアイスミルクティー
[材料・1杯分]
- 茶葉(ストロベリーフレーバーティやキャンディなど)9g
- 熱湯70㏄
- ストロベリーシロップ30㏄
- 生クリーム(ゆるくホイップしたもの)20㏄
- 牛乳100㏄
- ドライストロベリー(飾り用)お好みで
- ミント(飾り用)お好みで
- 氷
[作り方]
- 温めたポットに茶葉と熱湯を入れ、3分蒸らす。
- グラスに氷を縁まで入れ、茶こしでこしながら温かい紅茶を注ぐ。(オンザロックス方式)
- ストロベリーシロップと牛乳を加え、よく混ぜる。
- 生クリームを表面に浮かべて、ドライストロベリーとミントを飾る。
※バニラアイスをのせて、パフェのようなデザートティーにしても美味しいです!
あなたのお気に入りの一杯を
紅茶は繊細な香りとすっきりした味わいで、生クリームとは合わないイメージがありますが、実はとても美味しいアレンジティーが作れます。
タンニンの多いアッサムやブレックファーストなどは、まさにぴったりの茶葉です。
- コクのあるしっかりした味わいの茶葉を選ぶこと
- 普段より茶葉を多くして濃い目の紅茶を抽出すること
- 砂糖を入れると、口当たりがまろやかになりコクが深くなる
- 柑橘系は分離してしまう恐れがあるので一緒にしない
色々な素材と合わせてみて、あなたオリジナルのアレンジティーを作ってみてはいかがでしょうか?ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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