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寒い季節は無性に「ホットミルクティー」が飲みたくなる方、多いのではないでしょうか。
紅茶のコク深さにミルクの濃厚な味わいとお砂糖の優しい甘さを加えれば、リラックスタイムにもぴったりなドリンクのできあがりです。
しかし、ミルクティーを作るときに悩むのは「茶葉選び」。ミルクティーを作ったはいいものの、「なんだか紅茶の香りが薄いしコクが足りないなあ…」と思ったことはありませんか?
濃厚なミルクの味わいに負けないコクのある茶葉を使用しなければ、ほっこりおいしいミルクティーは完成しません。
そこで今回は、ミルクティーにおすすめの茶葉を厳選してご紹介します。その他にもミルクティーに合うフレーバーティーや、自分好みの茶葉の見つけ方などご紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
Contents
ミルクティーには相性のいい茶葉がある
なぜミルクティーに合う茶葉を使用したほうがいいのかというと、ミルクティーはストレートティーと違って「かなり濃厚な味」になるからです。
紅茶には「爽やかな風味が特徴的なストレートティー向け」「クセが少なくてブレンドティーに重宝する茶葉」「コクが深くて重厚感ある味わい」など、さまざまな茶葉がありますよね。
例えば、ストレートティー向けの茶葉でミルクティーを作ってしまうと、ミルクの濃厚な味わいに紅茶の風味が負けてしまい、ミルクティーというよりは「ホットミルクを飲んでいる」ように感じてしまうことも。
おいしいミルクティーを作るためには、ミルクの味わいに負けてしまわないような、コク深くてパンチの効いた茶葉がおすすめです。
ミルクティーに合うおすすめ茶葉5選
さっそく、ミルクティーと相性抜群のおすすめ茶葉をご紹介します。
ここでピックアップする茶葉はどれもミルクとの相性が抜群!好みに合わせて選んでみましょう。
ネパール産 秋摘み紅茶
秋摘み紅茶は、茶葉が成熟し香りが深まる秋に摘まれます。この季節の茶葉は独特の風味と香りを持ち、紅茶が好きな人には特に人気がある茶葉です。
春摘み紅茶や夏摘み紅茶に比べタンニンやアミノ酸が豊富に含まれており、しっかりしたコクもあると評判です。そのためミルクとの相性が良いです。
濃いめに抽出し、たっぷりのミルクを入れて飲むのがおすすめですよ!
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ネパール産 CTC茶葉
ネパール産のCTC茶葉です。グレードはBOPS。
BOPの茶葉の中でも最適な大きさの茶葉のみを選定しております。とれたてのフレッシュな茶葉を輸入しています。
ミルクありでもストレートでも飲みやすく仕上げました。
夏はアイス、冬はホットでぜひお召し上がりください。 もちろん、マサラチャイにしても飲みやすいと評判です。
スパイスとミルク、砂糖を入れると、コクが出てより美味しくなります。
アッサム
インドのアッサム地方で生産される「アッサム紅茶」は、数ある紅茶の中で最もコクが強く、しっかりとした味わいを感じられます。
そのため、ミルクを入れても紅茶の風味が弱まってしまうことなく、おいしいミルクティーを作れるおすすめの茶葉です。
「どの茶葉を選べばいいのかわからない」という場合は、まずアッサムを試してみるといいでしょう。
ルフナ
濃厚なコクと重厚感が特徴的なルフナも、ミルクティーにおすすめの茶葉。
ルフナはストレートで飲むとパンチの効いた味わいですが、ミルクを加えるとマイルドな味わいに変化するので面白いですよ。
スリランカ産の茶葉には上質なものが多く、ルフナもその中のひとつ。知名度はそこまで高くありませんが、品質が高いと黒蜜のような甘い香りを漂わせているものも多いそうです。
ミルクティーの甘みを重視する方は、アッサムよりもルフナがおすすめです。
ウバ
続いて紹介する「ウバ」も、スリランカ産の茶葉です。世界三大紅茶としても有名ですよね。
ウバはメントールのような爽やかな風味が特徴的で、一般的な紅茶には感じられない独特の風味があります。
味わいはしっかりとしたコクがありながら、刺激的な渋みを感じられる仕上がり。
独特の香りや強い渋みがあるため好みが分かれますが、ミルクティーにして飲むとマイルドで飲みやすくなると人気を集めています。
「ひと味違ったミルクティーを楽しみたい」「渋みが好き」という場合は、ウバを選んでみるといいでしょう。
キームン
世界三大紅茶のひとつである「キームン」は、スモーキーな味わいを持つ中国の茶葉です。
渋みはあまりなく、その代わりにまろやかなコクがあるため、ミルクとの相性も期待できます。
良質のキームンは花の香りをまとうものもあるそうですが、茶葉が上質になればなるほど茶葉の形状が大きくなり、ミルクティーには向かなくなる場合も。
ミルクを加えることでキームン独特のスモーキーな風味がまろやかになるため、気分に合わせてストレートティーとミルクティーを使い分けるのもおすすめです。
ミルクティーに合うおすすめフレーバーティー2選
実は茶葉に合うのは茶葉だけでなく、フレーバーティーがあります。ここでは2種類、おすすめの茶葉をご紹介します。
アールグレイティー
茶葉にベルガモットの香りをつけた「アールグレイ」は、ストレートティーで楽しむ方が多いのではないでしょうか。
ストレートティーで柑橘系の香りをダイレクトに感じるのもいいですが、意外にミルクとの相性が高いことを発見。
アールグレイにミルクを加えると柑橘系の香りは若干弱まりますが、代わりにまろやかさとコクが加わり、なんともいえないとろけそうな味わいに変化します。
フルーティーな香りやまろやかな味わいが好きな方は、ぜひ「アールグレイミルクティー」にも挑戦してみてください。
linkteaのアールグレイは天然のベルガモット使用。自然な柑橘の香りが楽しめると、リピーターの方も多い紅茶です。
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ストロベリーティー
ストロベリーティーもストレートティーで飲む方が多いかもしれません。ストロベリーティーにミルクを加えることで、ストロベリーの甘酸っぱさがミルクのまろやかさと絶妙に調和してくれます。
ストロベリーのフルーティーな香りは、ミルクのコクを引き立て合い、その風味を一層豊かにします。
また、ストロベリーの鮮やかな色は視覚的にも魅力的であり、ミルクティーの見た目を華やかに彩りますよ。
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自分好みのミルクティーの茶葉の見つけ方
色々な種類の茶葉がありますが、大切なのは自分好みのミルクティーを飲むことではないでしょうか?
ここでは自分の好みのミルクティーの見つけ方に着いて解説します!
まずは紅茶を楽しむ
紅茶にはさまざまな種類があり、それぞれが独自の特性と風味を持っています。
例えば、アッサムはその豊かさと力強さで知られ、一方ダージリンはその微細な香りと複雑な風味で高い評価を得ています。
あなたのミルクティーにどんな味わいを加えたいのか、そのためにはどの紅茶が最適なのかを探してみましょう。
紅茶の品質に目を向ける
美味しいミルクティーのコツは、紅茶の品質にあります。
高品質の紅茶は、深みのある味わいと溢れるような香りを引き立てます。美しい色合い、鮮やかな香り、大きな葉っぱ…これら全てが品質の良い紅茶を選ぶポイントです。
また、茶葉の乾燥状態、均一性、葉の破れ具合もチェックポイント。質の良い紅茶は湿気を含んでおらず、葉がきれいに整っています。
茶葉が大きすぎず、小さすぎず、適切な大きさであることも重要です。品質を確かめるためには、できるようであれば実際に茶葉を手に取り、確かめてみましょう。
自分好みの味・香りを見つける
一つのミルクティーでも、さまざまな風味を楽しむことができます。
例えばアッサムは深みとコクを、セイロンは爽やかな甘さを、ダージリンは花や果物のような複雑な香りを加えます。自分の好みを探求し、最も心地良いと感じる紅茶を見つけてみてください。
色んな紅茶を試してみる
最後に、さまざまな種類の紅茶を試してみましょう。一杯のミルクティーで何が一番自分に合っているのか、いろいろな組み合わせを試すことで見つけることができます。
紅茶のブレンドを楽しんだり、今まで飲んだことのなかった産地(茶園)の紅茶を試したりしてみてください。
美味しいミルクティーの作り方
ここでは美味しいミルクティーのレシピをお伝えします。ぜひ試してみてくださいね。
材料(一人分)
- 紅茶(ティーバッグ1個)
- 水(200ml)
- 牛乳(100ml)
- 砂糖(お好みで)
作り方
- お湯を沸かし、ティーバッグをいれたカップにお湯を注ぎ、3〜4分抽出します(茶葉によって抽出時間が異なります)
- 電子レンジ(もしくはお鍋)で牛乳を温めます。温めすぎには注意しましょう。
- 抽出した紅茶に牛乳を注ぎ、お好みでお砂糖をいれて混ぜ、完成です
今回はティーバッグを使ったミルクティーの作り方ですが、濃厚なミルクティーがお好きな方は茶葉を煮出して作るのもおすすめです!しっかりと茶葉の香り、コクを楽しむことができます。
世界各国のミルクティー文化
世界各国には独自のミルクティー文化があります。
ここでは代表的な5カ国のミルクティーの文化を見てみましょう。
イギリス
イギリスでは伝統的にアフタヌーンティーとして楽しまれています。
紅茶に牛乳や砂糖を加えて飲むことが一般的です。イギリス式のミルクティーは、アールグレイやイングリッシュブレックファーストといったブラックティーをベースにしています。
ちなみに午後のアフタヌーンティーの時間帯に、ミルクティーを楽しむことが多いようです。
インド
インドでは紅茶にミルク、スパイスを煮出したチャイがよく飲まれていますね。
インドのチャイは、紅茶にスパイス(カルダモン、シナモン、クローブ、ジンジャーなど)を加え、牛乳や砂糖と煮詰めて作られます。
インド各地で独自のスパイスブレンドが存在し、地域ごとに異なる味わいが楽しめます。
台湾
台湾といえばタピオカミルクティー!日本でも流行しましたね。
台湾発祥のバブルティー(タピオカミルクティー)は、黒糖シロップで甘味をつけたタピオカパールと、牛乳を加えた紅茶がベースです。
近年では抹茶やフルーツなどのフレーバーも人気で、世界中で愛されています。
スリランカ
スリランカはウバやキャンディなど紅茶の産地として有名です。
ここでもミルクティーが一般的に飲まれています。スリランカのミルクティーは、濃厚な紅茶に砂糖と牛乳を加え、スパイスやハーブを入れてアレンジすることも。
インドのチャイと飲み比べてみるのも楽しそうですね。
タイ
タイのミルクティー文化は「チャーイェン」という名で知られています。
タイのミルクティーは、もともと中国の影響を受けたものですが、タイ独自の風味と特色を持っています。
濃厚な紅茶に甘い練乳と砂糖を加えて作られ、非常に甘く濃厚な味わいが特徴です。
チャーイェンは屋台や市場、カフェで楽しめますよ。
ミルクティー向けの茶葉「CTC製法」とは?
ミルクティー向けの茶葉に共通していることは、茶葉の形状が比較的細かく加工されていることです。
基本的に、紅茶の茶葉は形状が細かくなればなるほど紅茶の成分が抽出されやすく、ミルクに負けない深いコクや味わいに仕上がるといわれています。
特に「CTC製法」の茶葉はミルクティーを作る際にぴったりで、短時間で濃厚なコクと旨味を引き出してくれます。
CTCの意味
CTCは「Crush(潰す)」「Tear(引き裂く)」「Curl(丸める)」の頭文字をつなげたもの。
CTC製法で加工された茶葉は全て、葉を潰して細かく引き裂き、再び丸めて成型されています。
加工の工程で茶葉を潰したり引き裂いたりしていることから、短時間で茶葉の成分を抽出しやすく、濃厚な味わいに淹れあがるのが特徴的といえるでしょう。
ミルクティーを作る際は茶葉の種類だけではなく、茶葉の形状や加工方法などにも注目してみてください。
こちらのネパール産のCTC茶葉は、濃いめに抽出されるものの渋みはほとんどなく、コクと香りがしっかりと感じられる茶葉です。
美味しいミルクティーを作るコツ
茶葉の種類
これまでにも書きましたが、美味しいミルクティー作りに茶葉選びは欠かせません。
茶葉は、アッサムやダージリンなどの紅茶の種類によって、味わいが異なります。
ミルクティーにはスタンダードな紅茶ブレンドが一般的ですが、色々な種類の茶葉を試し、自分の好みに合った茶葉を選ぶと良いでしょう。
お湯の温度
ミルクティーを作る際には、水の温度を正確に温度計で計測し、紅茶の種類に合わせた温度で淹れることが重要です。
紅茶の種類によって異なりますが、紅茶は100℃の熱湯で淹れるとより美味しい紅茶に仕上がります。
ミルクや砂糖の量を調節する
ミルクや砂糖の量や種類によって、ミルクティーの味わいが変わります。
ミルクティーには牛乳や豆乳などを使用しますが、濃厚な味わいを求める場合は、ホイップクリームをトッピングしたり、脂肪分の多いミルクを入れると濃厚なミルクティーが出来上がります。
ロイヤルミルクティーの作り方を知りたい人はこちらの記事もおすすめ!
ミルクティーの季節ごとのおすすめ茶葉
季節によって気温や湿度が変わると、体調や気分も変わります。それに合わせて紅茶の種類を変えることで、ミルクティーの楽しみ方を広げてみましょう。
春(3-5月)
春は新しい生命が芽吹き、暖かな日差しとともに目覚める季節です。そんな季節には、爽やかなダージリンのミルクティーがおすすめ!
花々が咲き乱れる春の風景にマッチするダージリンの紅茶は、「紅茶のシャンパン」とも称され、独特のフレーバーと香りが特徴です。
夏(6-8月)
夏は暑く、活動的な季節です。そんな時には、フルーティーで爽やかなセイロンのミルクティーがピッタリです。
アイスミルクティーとしても美味しいセイロン紅茶は、暑い夏にリフレッシュするのに最適です。
秋(9-11月)
秋は収穫の季節で、食欲をそそる食材が豊富に出回りますよね。
そんな秋には、芳醇な香りで深みが特徴のネパールの秋摘み紅茶のミルクティーがおすすめです。秋の食事と一緒に楽しむのに最適なこの紅茶は、深い風味が特徴です。
ネパール産の秋摘み紅茶はこの時期が新茶の季節。ミルクティーにする場合は眺めに抽出してくださいね。
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冬(12-2月)
冬は寒い季節ですが、室内で温かい飲み物を楽しむのに最適な時期でもあります。そんな冬には、強い風味と豊かな香りが特徴のアッサムのミルクティーがおすすめ。
冬の寒さを忘れさせてくれる、ボディ感のあるこの紅茶は、心地よい温かさを感じさせてくれます。
季節ごとに異なる紅茶を試すことで、ミルクティーの楽しみ方を広げてみてください。それぞれの紅茶が持つ独特の香りや風味が、季節の移り変わりを感じさせてくれるでしょう。
番外編!ミルクティーにするとおいしい「ハーブティー」
ミルクティーに合う茶葉といえば、アッサムなルフナなどのコク深い茶葉が中心でした。
しかし、意外にも「ハーブティー」がミルクと相性抜群!というパターンもあります。
ミルクティーはカフェインが入っているので飲む方や飲む時間を選びますが、ノンカフェインのハーブティーならより日常に取り入れやすいかもしれません。
ここでは、ミルクと合うおすすめのハーブティーをご紹介します。
カモミールティー
ミルクと相性抜群のハーブティーといえば、カモミールティーの名を出さないわけにはいきません。
青リンゴのように優しくほのかな甘みを感じられるカモミールティーに少量のミルクを加えると、フルーティーな味わいはそのままにまろやかなコクが生まれます。
カモミールティーには不安な気持ちを安定させたり睡眠の質を改善してくれたりする効果も期待できるため、気分が落ち込んでいるときや入眠前のドリンクとしてもぴったりです。
こちらのカモミールティーはノンカフェインで、ネパール産カモミールを使用しています。
甘くフルーティーな素材を粗挽きブラックペッパーできゅっと引き締めました。
ルイボスティー
「不老長寿のお茶」としても知られているルイボスティーは、ビタミンやミネラルなどの栄養素をたっぷりと含んだハーブティーです。
基本的にはストレートティーで飲むことが多い印象ですが、ルイボスティーはミルクやスパイスとの相性が抜群!
「ルイボスティー+ミルク+シナモン」「ルイボスティー+ミルク+ジンジャー」など、チャイ風にアレンジしてみるのもおすすめです。
ネパール産ペパーミントとグリーンルイボスティー、桑の葉茶をブレンドしました。ノンカフェインのハーブティーです。
グリーンルイボスティーは希少で栄養価も高いです。
ルイボスチャイ
ルイボスティーをベースにした、ノンカフェインのチャイです。9種類のハーブをふんだんにブレンド。
ノンカフェインでありながら、マサラチャイと同じような優しいスパイスの香りを楽しめます。
ストレートで飲んでももちろん美味しいのですが、少しミルクをいれてもまろやかで美味しいです。
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ミルクティー初心者は「アッサム」「ルフナ」の茶葉がおすすめ!
紅茶とミルクの相性は抜群ですが、紅茶の風味をしっかりと残すためには茶葉選びが大切です。
ミルクティー向けの茶葉はいくつかありますが、初心者は「アッサム」「ルフナ」あたりから試してみるといいでしょう。
また、ミルクとフルーティーな味わいを楽しめる「ミルクアールグレイティー」や「ミルクハーブティー」もぜひ試してみてください!
ミルクティーにぴったりな茶葉でティータイムを楽しんでみてくださいね。
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inkteaはネパールから直接茶葉を輸入している紅茶専門店です。
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