ノンカフェインでさまざまな栄養素を含むルイボスティーは、しばしば「妊活」に取り入れられることがあります。
ルイボスティーを飲むことで美容や健康方面に確かな効果を感じている方も多い一方で、「妊活への効果はなし」と感じている方も少なくありません。
そこで今回の記事では、ルイボスティーは妊活におすすめできるハーブティーかどうかについて詳しく解説します。
Contents
ルイボスティーとは
そもそもルイボスティーとは、南アフリカの一部分でのみ育つ植物です。古くから「不良長寿のお茶」として親しまれてきただけあり、美容や健康などさまざまな効果が期待できます。
特に、老化の原因になると考えられている「活性酵素」を除去する抗酸化作用に優れ、体の内側から若々しさや健康のサポートをしてくれるそうです。
さすが「不老長寿のお茶」といわれているだけに、健やかな体を維持したい方や、老化の進行を食い止めたいという方にも人気です。
ルイボスティーには2種類ある
一口にルイボスティーといっても、その種類は「発酵させたレッド・ルイボスティー」と「未発酵のグリーン・ルイボスティー」の2つに分類されます。
市場に出回っているルイボスティーとは「レッド・ルイボスティー」のことを指し、赤ワインのような鮮やかな水色とほのかな甘さが魅力的。
一方で、発酵させずに作られたグリーン・ルイボスティーは製造方法が特殊であることから大量生産できず、希少価値が高くて手に入りにくいという特徴があります。
また、グリーン・ルイボスティーはレッド・ルイボスティーよりも栄養価が高く、フラボノイドはレッドの10倍以上、アスパラチンは約81倍も含まれています。
味わいもレッドに比べるとさっぱりしているため、日本食などの食事を重視したい方や緑茶好きの方にもぴったりでしょう。
妊活に効果なし?ルイボスティーの働きとは
ルイボスティーにはさまざまな健康効果が期待されていますが、中でも優れているのは「抗酸化作用」です。
ルイボスティーの中には優れた抗酸化作用がある「ポリフェノール」や、ホルモン分泌に欠かせない物質である「亜鉛」も豊富に含まれています。
妊娠するためには、女性だけではなく男性のホルモン分泌バランスも大切。
ルイボスティーには「ホルモン分泌を整える」という作用に加えて「生殖機能の老化防止効果」も期待できることから、妊活に励む男女から支持されています!
ただし、ルイボスティーは薬ではありません。数日飲んだからといってすぐ妊娠に結びつくわけではなく、妊娠につながりやすいい体質に整えてくれるサポート的な存在。
「ルイボスティーを飲んでいるのに全然妊娠しない」と感じている方は、ルイボスティーの正しい飲み方を再確認してみたり、ルイボスティーの種類を変えてみたりするのもひとつの方法です。
ルイボスティーは妊活に効果なし?その理由は
「ルイボスティーを飲んでもなかなか妊娠しない…」と悩んでいる方もいますが、なぜルイボスティーが妊活に効果なしといわれているのでしょうか。
ここでは、ルイボスティーを飲んでもなかなか妊娠しない場合、考えられる原因をご紹介します。
ルイボスティーは薬ではないから
妊活中のカップルのなかには、体質改善や食事改善・適度な運動など、妊娠しやすくなるためにさまざまな努力をしている方たちが目立ちます。
ルイボスティーの摂取もその取り組みのひとつですが、ルイボスティーは薬ではないため即効性が期待できたり、明らかな妊娠につながる傾向が見られたりするわけではありません。
ルイボスティーはあくまでも「体の調子を整えやすくする飲み物」であって、飲めば必ず妊娠できるものではありません。
ルイボスティーに過度な期待をするのではなく、食事改善や生活習慣改善などの取り組みの一環として、日々に取り入れてみましょう。
正しく飲めていないから
ルイボスティーの中には妊娠しやすい体調に整えてくれる成分が豊富ですが、ルイボスティーを淹れる際にはちょっとしたコツがあります。
妊活におすすめの抗酸化作用がある「ポリフェノール」は、熱湯で5分程度煮出すことでその成分が水中に抽出されると考えられています。
そのため、ルイボスティーを入れる際に十分に出していない場合は、抗酸化作用の高いポリフェノールがしっかりと摂取できていない可能性もあるでしょう。
体に疾患があるから
「不老長寿のお茶」といわれているルイボスティーですが、すでに体のどこかに疾患がある場合は、ルイボスティーの作用も感じにくくなってしまうかもしれません。
例えば、生殖器になんらかの問題や疾患がある場合がその代表例です。「無排卵」「無精子症」など、妊娠の妨げになってしまう疾患が潜んでいる可能性も!
なかなか妊娠につながらない場合は、早めに医療機関を受診してみるのもいいでしょう。
飲む量や頻度が少ないから
ルイボスティーは毎日飲むことで、体の中のミネラル分や鉄分・亜鉛などをサポートします。
そのため、1日に飲む量が少なすぎたり飲む頻度が少なかったりする場合は、ルイボスティーの効果を実感しにくいかもしれません。
1日に何杯飲めば効果的かとういう結果は出ていませんが、まずは毎日1杯きちんと飲み続けることを意識してみましょう。
ルイボスティーの副作用は?
ルイボスティーには大きな副作用はありませんが、飲みすぎるとお腹がゆるくなってしまうこともあります。
個人の体質によっても異なるため、まずは1日1〜2杯から始め、体調を見ながら適量を決めましょう。
ちなみに、我が家は大人も子どももルイボスティーが大好き!夏場は麦茶代わりにごくごく飲んでいますが、お腹を下したことはありません。
ルイボスティーは妊活におすすめ!効果を焦らず毎日飲み続けてみて
ルイボスティーには、抗酸化作用の高いポリフェノールだけでなく、ホルモン分泌をサポートする亜鉛も豊富に含まれています。
ルイボスティーを飲めば必ず妊娠するというわけではありませんが、体の中を健康的に整えてあげることは、正常な生殖機能を維持するためにも大切です。
「ルイボスティーの効果が出ない」と感じた場合は、正しい淹れ方や摂取量を見直してみましょう。
参考:ルイボスティーのすべて(日本SOD研究会)
http://www.sod-jpn.org/pdf/rooibos.pdf
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