私の地元では「桑の葉茶」の生産がとても盛んで、町のあちこちで無農薬の桑の葉茶を見かけます。
桑の葉茶はテレビや雑誌などでも注目されている健康茶で、ダイエットを始めとするさまざまな効果が期待できるそうです。
そこで今回は、サプリメント代わりとしても人気がある「桑の葉茶」の効果効能や副作用などの注意点、口コミをご紹介します。
Contents
桑の葉茶とは
名前からして体によさそうな雰囲気が伝わってくる桑の葉茶。ここでは、桑の葉茶とは一体どのような飲み物なのか、味や香りについても詳しくまとめます。
桑の葉茶の基本知識
桑の葉茶とは、日本各地に自生する「桑の木」から採取した葉を乾燥させてお茶にしたもの。
桑の木はクワ科の落葉樹として有名ですが、使用されるのは葉だけではなく、枝や根っこ・実なども漢方で使用されています。
漢方で桑の葉は、他の漢方よりも体への作用が強いのが特徴的。古くから薬として用いられてきたことから、漢方の中でも作用が強い「中薬」に位置付けられています。
そんな桑の葉は、健康食品やサプリメント・ダイエット食品などに活用されることが多く、日本では「青汁」にブレンドされることも珍しくありません。
桑の葉茶の味
青汁に用いられることが多いと聞くと、どうしても「苦い」「飲みにくい」という印象を受けてしまいますよね。
しかし、意外にも桑の葉茶の味わいはクセがなくスッキリとした味わい。苦味や渋みなどはあまり感じず、ほうじ茶のようなコクと香ばしい香りが印象的です。
青汁にブレンドされやすいお茶だとは微塵も感じさせないほど、ストレートで楽しみやすいでしょう。
桑の葉茶の栄養素
桑の葉茶は蚕の餌になる葉として知られていますが、なぜ蚕は桑の葉を好んで食べるのでしょうか。
答えはひとつ。「栄養価が高いから」です!
桑の葉には、現代人に不足しがちなカルシウムや鉄分が豊富に含まれています。その量は、カルシウムで「小松菜の1.5倍」、鉄分で「15倍」。
カルシウムや鉄分だけではなく、桑の葉茶には美容や健康にぴったりな栄養素がたっぷりと含まれているため、生活習慣病の予防や美肌・ダイエットなど、さまざまな分野での効果が期待できます。
桑の葉茶の効果効能
栄養素が豊富な桑の葉茶!ここでは、桑の葉茶に期待できる効果効能について詳しくまとめます。
「桑の葉茶を飲むとどうなるの?」「どんな人におすすめ?」と感じる方は、ぜひ参考にしてみてください。
エイジングケア
桑の葉茶に含まれる「Q3MG(ケルセチンマロニルグルコシド)」という物質は、フラボノイドの一種で優れた抗酸化作用が期待できます。
抗酸化作用とは、老化の原因になってしまう「活性酵素」という物質を体内から除去してくれる働きで、エイジングケアには欠かせない働き。
また、エイジングケアだけではなく「抗動脈硬化作用」も確認されていることから、生活習慣病の予防にも役立つと考えられています。
糖尿病の予防
桑の葉に含まれる「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」という物質には、血糖値の急激な上昇を抑制する効果が期待でき、糖尿病予防ができるとして人気を集めています。
なぜ桑の葉茶を飲むことで糖尿病の予防ができるかというと、1-デオキシノジリマイシン(DNJ)は血糖値上昇の原因となる「糖分」の吸収をブロックする働きがあるためです。
糖尿病の心配をされている方の中には桑の葉茶を日常的に取り入れているケースも非常に多く、血糖値コントロールに対する効果が高いことをうかがわせてくれます。
便秘解消
また、1-デオキシノジリマイシン(DNJ)には大腸を刺激して便通を促したり、腸内環境を整えたりして便秘解消のサポートもしてくれます。
便秘が解消されるとお腹周りもスッキリしやすく、肌トラブルの緩和にも役立ってくれるでしょう。
ダイエット効果
桑の葉茶に含まれる「Q3MG(ケルセチンマロニルグルコシド)」が体の中から若々しさをサポートし、「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」が糖質の吸収を抑制して脂肪をつきにくくしてくれます。
また、腸内環境を整えてくれることでお腹周りもスッキリするため、桑の葉茶はダイエットに効果が期待できる飲み物だといえるでしょう。
ダイエットのやり方を間違えてしまうと、体に必要な栄養素が届きにくくなって肌トラブルや便秘につながってしまうこともありますが、桑の葉茶を効果的に取り入れればそのような心配も少なくなりますよね。
桑の葉茶の効果的な飲み方
桑の葉茶の効果をしっかりと感じたい方は、以下で紹介する「効果的な飲み方や作り方」を参考にしてみましょう。
しっかり煮出す
桑の葉茶の茶葉は比較的硬く、茶葉の形状も粗いものが少なくありません。
CTC製法の紅茶などと比べてしまうと抽出に時間がかかってしまうため、できれば「熱湯で10分程度煮出す」方法で作るのがおすすめです。
茶葉をしっかり煮出せば桑の葉の成分も水中に抽出されやすく、より効果が期待できるでしょう。
食前に飲む
桑の葉茶の効果が発揮されやすくなるタイミングは、食前(もしくは食中)です。
なぜなら、桑の葉茶に含まれている「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」という成分には、糖質の吸収を抑制する働きがあるからです。
「炭水化物ばかり食べてしまう」「糖尿病予防効果を期待したい」「食後の血糖値上昇を緩和させたい」という方は、ぜひ食前に飲む習慣をつけてみましょう。
妊婦でも飲める?桑の葉茶の副作用
桑の葉茶はノンカフェインなので妊婦さんでも安心して飲めるお茶ですが、いくつか注意点があります。
ここでは、桑の葉茶の副作用について詳しくご紹介します。
お腹がゆるくなることも
桑の葉茶は腸内環境を整えてくれる効果が期待できますが、飲み過ぎてしまうとお腹がゆるくなってしまう可能性もあります。
まずは少量から様子を見て、大丈夫そうなら徐々に飲む量を増やしてみてください。
腹痛を引き起こすことも
飲みすぎるとお腹がゆるくなってしまう可能性があるだけではなく、体質によっては腹痛を引き起こしてしまうこともあります。
桑の葉茶を飲むことによって重篤な副作用症状が起こったことは確認されていませんが、桑の葉茶が体質に合わないという方も稀に見かけます。
何か心配なことがあれば、かかりつけ医に相談したり、飲用を中止したりして様子を見てください。
桑の葉茶で体の中から健康的に!
栄養素が豊富に含まれている桑の葉茶には、血糖値の上昇を抑制する効果(糖尿病予防効果)だけではなく、体の中から若々しさをサポートしてくれる働きがたくさんあります。
生活習慣病やダイエット効果も期待できるため、ぜひ日々の水分補給として取り入れてみましょう。
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