紅茶

紅茶葉の量は小さじで何杯?紅茶をおいしく淹れる極意とは

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おいしい紅茶を淹れるためには茶葉や使用する水などの質も大切ですが、茶葉の適量を知ることがとても重要です。

しかし、茶葉の量を計れるティースプーンを使用している人はともかく、一般的な小さじを使用している人にとっては「茶葉を適量に」と言われてもピンときません。

そこで今回は、小さじを使用して茶葉を計る際の目安とおいしい紅茶を淹れるポイントについてまとめていきたいと思います。

紅茶の茶葉に適量はある?

ティーバッグタイプの紅茶はほとんど、ティーカップ 1杯分の紅茶を淹れることが前提に作られています。

しかし、リーフタイプの紅茶は茶葉の量を自分で計って淹れないといけないため、どのくらいの量を出していいのか迷ってしまいませんか?

紅茶のパッケージなどに「適量の茶葉を…」と記されていることもありますが、その適量がわからないという人も少なくありません。

一般的に、ティーカップ 1杯の紅茶を淹れる際に必要な茶葉の量は「2〜3g」と言われていて、紅茶専用のティースプーン1杯分に相当します。
(※茶葉の種類やメーカーの指定などによって適量は異なります。)

ティースプーンを持っていない人は小さじを使用することが多いと思いますが、小さじはティースプーンに比べて一回り小さいサイズ感です。

そのため、小さじを使用する場合は以下を参考にしてみましょう。

小さじで紅茶葉を計る場合の目安

BPOやFなどの細かい茶葉 小さじすりきり1杯〜小盛り

OPやPなどの大きな茶葉 小さじすりきり2杯

BPO(ブロークン・オレンジ・ペコー)やF(ファニングス)などの細かな茶葉の場合、小さじすりきり1杯で約2gです。

一方で、OP(オレンジ・ペコー)やP(ペコー)などの大きくて肉厚の茶葉は、小さじすりきり1杯が約1.5g。

ティースプーンを使用する場合も小さじを使用する場合も、ティーカップ1杯分の紅茶を淹れるのに必要な茶葉の量は「2〜3g」になることがほとんどですので覚えておきましょう。

紅茶を測る「ティーメジャー」については、こちらの記事がおすすめです。

ティーメジャースプーンとは?使い方やおすすめの種類リーフタイプの紅茶を使用する際、どのようにして茶葉を計測していますか? 紅茶にはティーバッグとリーフタイプのものが販売されています...

茶葉の量をデジタル秤で測る場合

参考にデジタル秤で茶葉の量を測る方法についてお話しします。

  1. デジタル秤を準備します。できるだけ0.1gまで測れる精度の高いものがおすすめです。
  2. ティーポッドを秤に置き、測りたい量の茶葉をティーポッドに入れます。茶葉の量は、メーカーや茶器の大きさや味の好みによって異なりますが、一般的には紅茶一杯分は2g〜3g程度が目安です。
  3. 秤台に茶葉を載せ、デジタル秤の「ON/OFF」ボタンを押して秤量を始めます

各紅茶メーカーや茶葉の種類によっても、美味しく飲む茶葉の量が決まっている場合があるので表示をチェックしましょう

おいしい紅茶を淹れるポイント

おいしい紅茶を淹れるためには、茶葉の量をしっかりと計る必要があります。しかし、それだけではおいしい紅茶は淹れられません。

ここでは、おいしい紅茶を淹れる際の基本的なポイントについて詳しくまとめます。

茶葉の種類を見定める

茶葉には「抽出に時間がかかるフルリーフタイプ」「比較的短時間で抽出できる細かなタイプ」「お湯を注いだ瞬間から抽出できる加工茶葉タイプ」など、さまざまな種類があります。

基本的に、大きい茶葉になればなるほど抽出時間が長くなり、細かな茶葉や加工された茶葉は短時間で抽出できます。

自分が使用する茶葉の種類や特徴をきちんと理解していると、抽出しにくい茶葉の場合は量を増やしたり、抽出されやすい茶葉は量を減らしたり抽出時間を短くしたりなど、自分なりのアレンジができるように!

メーカーが指定している抽出時間や茶葉の量を守ることは大切ですが、さらに意識したいのは「自分の好み」です。

いくら指定の量を守っていたとしても、それで淹れた紅茶の味がしっくりとこなければ意味がありませんよね。

(私は濃いめの飲み口が好きなので、いつもメーカー指定の量よりも少し多く計って紅茶を淹れます。)

茶葉の種類や特徴をよく知ることで、より自分の口に合った紅茶が淹れられるようになるはずです。

水は「汲みたての水道水」を使用する

おいしい紅茶を淹れるためには、水道水よりもミネラルウォーターや真水がいいと思う人も少なくありません。

しかし、ミネラルウォーターや真水には水中に空気が含まれておらず、紅茶の成分が効率よく抽出されません。

汲みたての水道水なら水中に空気がたっぷりと含まれているため、茶葉をジャンピングさせやすく、しっかりと茶葉の成分を水中に抽出させられます。

水質は「軟水」がおすすめ

紅茶に適した水質は「軟水」です。軟水は水中のミネラル分のバランスがよく、茶葉本体の香りや味わいを引き出してくれます。

一方で、ミネラル分が多すぎたり少なすぎたりしてしまう硬水で紅茶を淹れると、香りが阻害されたり水質が濁ってしまったりしやすくなります。

日本の水道水から出る水はほとんどが軟水なので、おいしい紅茶を淹れるためには汲みたてで空気をたっぷりと含んだ水道水が最適です。

ただし、ヨーロッパ方面から輸入された紅茶の中には「for hard water(硬水用)」の紅茶もあります。

こうした硬水用の紅茶は硬水を使用することでおいしく淹れられるように仕上がっているため、硬水しか使用できない場合は輸入紅茶も利用してみるといいでしょう。

熱湯を使用する

紅茶の成分をしっかりと抽出するためには、お湯の温度に気をつけてください。ベストは「沸騰直後のお湯」です。

ぬるいお湯を使用してしまうと紅茶の成分がうまく抽出されないため、味わいや香りが落ちてしまうので注意しましょう。

また、わざわざ熱湯を準備しても、ティーポットやティーカップが冷めているとお湯の温度が急激に下がってしまいます。

お湯の温度低下を防止するためにも、ティーポットやティーカップは事前に熱湯で温めておくといいでしょう。

お湯や水は「勢いよく」が鉄則

おいしい紅茶を淹れる際のポイントは、空気を含ませた水を使用すること。水に空気を含ませるためには、できるだけ「勢いよく」注ぐことが重要です。

水道水からポットへ水を入れる際や、沸騰させたお湯をティーポットへ注ぐ際は、できるだけ水量を多くして勢いよく注ぎましょう。

勢いよく注ぐことで水中にたっぷりと空気が含まれると、紅茶の成分がより効率的に抽出されます。

ガラスや陶器のポットを使う

ポットは色々な材質のものがありますが、おすすめはガラスや陶器の材質のポットです。

特にガラスのポットは、紅茶の水色を見ながら濃さを調節できたり、お湯を注ぐ時に湯量を確認できる、匂いが移りにくいなど、メリットがたくさんあります。

例えば鉄のポットを使うと、紅茶に含まれるタンニンと鉄が反応してしまい、紅茶の味が変わってしまいます。

さらに紅茶が持つ繊細な味わいや香りが変わってしまい、金属臭さが加わってしまうことも…。そのため、紅茶の風味を最大限に楽しむためには、ガラスや陶器のポットを使うことがおすすめです。

紅茶を美味しく淹れるための道具について詳しく知りたい人は、こちらの記事もおすすめ!

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おいしい紅茶を淹れるためには「茶葉の量」に注目!

おいしい紅茶を淹れるためには、ティーカップ1杯分に対して「2〜3g」の茶葉が適量と言われています。

ただし、紅茶の種類やメーカーによっても適量は異なるため、必ず推奨量や指定の抽出時間を確認してください。

小さじで茶葉を計る際は、茶葉の大きさによって量が異なることを覚えておきましょう。

こちらの記事にも、紅茶の美味しい淹れ方が書かれています。

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AYUMI SHIRANE
砂糖・小麦・卵・乳製品不使用!焼かずに作るロースイーツの魅力に取り憑かれ、講師として活動中。また、神が宿る靈草と呼ばれている「まこも」を使ったお茶を開発し、心身の浄化と波動を高めるお手伝いもおこなっております。Link teaのオータムナルの大ファン♡