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紅茶にはブレンドティーといって、産地や収穫時期の違う茶葉をブレンドしたものがあります。特に有名なのが「イングリッシュブレックファーストティー」です。
1日の始まりや朝食時にぴったりなイングリッシュブレックファーストティー。
「イングリッシュブレックファーストティーってどんな茶葉を使っているの?」「ブレックファーストっていう名前だから、朝専用の紅茶?」など、知っているようで知らないことを今回は詳しく解説したいと思います。
おすすめのイングリッシュブレックファーストティーを、紅茶ブランド別にご紹介します。
基本的な淹れ方やミルクティーの作り方、イングリッシュブレックファーストティーの選び方、おすすめの商品を書いておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
イングリッシュブレックファーストティーとは
イングリッシュブレックファーストティーは伝統的なブレンドティーの一つです。
ブレンドに使われている茶葉は一般的にインドのアッサムティー、スリランカのセイロンティー、アフリカのケニアティーなどが多く、高級品には中国のキームンが使われていることもあります。
茶葉を見てお分かりのように、ミルクティーに向いているものばかりが使われていますね。
イギリスの朝食にはたっぷりのミルクティーが必要不可欠で、イングリッシュブレックファーストティーはその時に飲む紅茶として非常に人気があり、イギリスでもっともトラディショナルな紅茶ともいえます。
イングリッシュブレックファーストというブレンドティーは、トワイニング、アーマッドティー、ウェッジウッドなど数多くの有名紅茶ブランドでも販売されています。
各ブランドによって茶葉の種類や味わい、水色の濃さなども違うので、色々試してみてお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?
イングリッシュブレックファーストティーはいつ生まれた?
イングリッシュブレックファーストティーについては諸説ありますが、以外にも誕生したのはイギリスではなくアメリカといわれています。
1843年ニューヨーク市の茶商であるリチャード・デイヴィーズは、中国紅茶にオレンジ・ペコと包種茶を少量混ぜたブレンドティーを作り販売しました。
それがとても人気で模倣品が出回るほど広まり、それが今の「イングリッシュブレックファーストティー」の始まりだともいわれています。
また他にもスコットランドが起源という説もあるようです。
スコットランドでは、朝食に濃厚な紅茶を飲む習慣があり、そのスタイルがイギリス全体に広まった説があり、ヴィクトリア女王がこの紅茶の普及に寄与したとも言われています。
渋みが少なくミルクに合う深いコクはどんな方にも飲みやすく、世界中で愛されているブレンドティーの代表格です。
イングリッシュブレックファーストティーの魅力は、味わいと豊かな香りにあり、朝食時や、また午後のリフレッシュに飲む紅茶として、多くの人々に選ばれ続けています。
イングリッシュブレックファーストティーの茶葉のブレンド
イングリッシュブレックファーストティーは、主にアッサム、セイロン、ケニアの茶葉をブレンドして作られることが一般的です。
このブレンドは、鮮やかな色合いとコクのある味わい、そしてちょうど良い渋みが特徴です。
アッサムの茶葉はインド北東部のアッサム地方で栽培され、濃厚でマルチな風味があります。
セイロン茶はスリランカ産で、香り高く爽やかな味わいが特長。一方、ケニア茶はアフリカ東部の高地で栽培され、力強い風味と美しい赤褐色の茶色をしています。
これらの茶葉が組み合わさることで、イングリッシュブレックファーストティーはバランスの良い味わいと独特の香りを生み出します。
また、このブレンドはミルクや砂糖と相性が良いため、イギリスの朝食に欠かせない飲み物となっています。イングリッシュブレックファーストティーは、一日の始まりを心地よく迎えるための理想的な茶葉ブレンドです。
イングリッシュファーストティーおすすめの飲み方
イングリッシュブレックファーストティーは、ストレートで飲んでも美味しいですが、やはりおすすめはミルクティーです。
もともとミルクティーに合うように作られているので、一般的な紅茶よりも濃く抽出され水色もしっかりしています。
そこにたっぷりのミルクをいれると美味しそうな亜麻色になり、紅茶の渋み成分もコクや深みに変わります。
ミルクティーは朝の目覚めの一杯にも良いですが、ティータイムやくつろぎタイムにもおすすめです。お好みで砂糖やはちみつなどを加えて、さらに味わい深い紅茶が楽しむのも良いですね。
イングリッシュブレックファーストティーの基本の淹れ方
材料
- イングリッシュブレックファーストティーの茶葉
- 水(1カップあたり約240〜250ミリリットル)
- お好みでミルクや砂糖
淹れ方
- お湯を沸かします。理想的な水温は95〜100℃です。
- ティーポットやティーカップを温めるために少し熱湯を入れ、振り回してから捨てます。
- 1カップあたり約1〜2グラム(おおよそ茶さじ1)の茶葉をティーポットやティーカップに入れます。
- 沸かした水をティーポットやティーカップに注ぎ、ティーバッグや茶葉が均等に浸かるようにします。
- ティーを3〜5分間蒸らします。好みの強さによって調整することができます。
- 茶葉やティーバッグを取り出します。
- お好みでミルクや砂糖を加えましょう。
イングリッシュブレックファースト ミルクティーの作り方
材料
- イングリッシュブレックファーストティー:1ティーバッグ
- 熱湯:約250ml
- ミルク:50ml~100ml(お好みで調整)
- 砂糖またはハチミツ:適量(お好みで)
作り方
- まず、ティーバッグをティーポットまたはマグカップに入れます。材料に茶葉を使用する場合は、ティーインフューザーまたは茶こしを使用すると良いでしょう。
- 次に、沸騰したお湯をティーバッグが完全に浸るように注ぎます。約3〜5分蒸らします。お好みでもう少し長く蒸らしても構いません。
- ミルクを適量用意します。ミルクが冷たい場合は、レンジや鍋を使って少し温めると、紅茶の温度が下がりにくくなります。
- 紅茶を十分に蒸らしたら、ティーバッグまたは茶葉を取り出します。
- お好みの甘さになるように、砂糖またはハチミツを加えます。
- 最後に、温めたミルクを加えてよくかき混ぜ完成です!
温かいミルクティーを楽しむ場合はそのまま、冷たいミルクティーを楽しむ場合は冷蔵庫で冷やしてからお楽しみください。
ミルクや甘さの加減は、お好みに合わせて調整してくださいね。
ミルクティーに合うおすすめ茶葉はこちらの記事でも紹介しています。
イングリッシュブレックファーストティーの選び方
イングリッシュブレックファーストティーを選ぶには色々な方法があります。一例を紹介しますので、参考にしてみてください。
1. ブレンドされている茶葉をチェックする
イングリッシュブレックファーストティーは、アッサム、ケニア、セイロン(スリランカ産)などの茶葉をブレンドして作られています。
それぞれの茶葉が持つ特徴があるので、自分の好みに合うブレンドを選びましょう。
アッサムは濃厚で力強い風味、セイロンは爽やかな香りが特徴、ケニアは色が濃く強い味わいがあります。
2. デカフェかどうか
カフェインに敏感な方や夜にティーを楽しみたい方は、デカフェのイングリッシュブレックファーストティーを選ぶと良いでしょう。
デカフェの商品でも、カフェインが入っている紅茶に近い味わいを楽しむことができます。
3. 茶葉かティーバッグか
茶葉の形状によっても味わいが変わります。
一般的に、茶葉はティーバッグに入っている紅茶よりも風味が豊かであるとされています。
しかし、ティーバッグは使い勝手が良いため、忙しい朝やオフィスでの利用に適しています。好みと利便性を考慮して選びましょう。
4. オーガニックのものか
オーガニック製品を好む方は、オーガニック認証を受けたイングリッシュブレックファーストティーを選ぶと良いでしょう。
化学肥料や農薬を使用せずに栽培された茶葉は、より自然な味わいを楽しむことができます。また、環境への配慮も大きなメリットです。
様々なブランドからイングリッシュブレックファーストティーが発売されていますので、飲み比べしつつ、自分の好みに合ったイングリッシュブレックファーストティーを見つけることが大切です。
朝食に飲みたい!人気のおすすめ商品5選
イングリッシュブレックファーストティーおすすめ商品を5選ご紹介します。はじめて飲む方やプレゼントなど、ぜひ参考に選んでみてください。
アーマッドティー/イングリッシュブレックファースト
アーマッドティーは「高品質・良心価格」という基本理念のもと、1953に誕生したイギリスの紅茶ブランドです。上質な茶葉を使いながらもリーズナブルな価格帯で、デイリーティーとしてもとても人気ですね。
アーマッドティーのイングリッシュブレックファーストティーは、茶葉本来の甘みや力強いコクが楽しめるブレンドが特徴です。ミルクを入れると茶葉のフレッシュさが爽やかさに変わり、ミルクティーでもすっきりとした後味を楽しむことができます。
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ディルマ/イングリッシュブレックファースト
ディルマはスリランカ初の紅茶ブランドで、世界にセイロンティーの美味しさを広めた立役者ともいわれています。
ディルマのイングリッシュブレックファーストティーは、中地産紅茶のディンブラを丁寧に手摘みし、100%セイロンティーでブレンドしています。ストレートでも飲みやすく、ミルクを入れると深みとコクが加わり華やかな香りが引き立ちます。
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ハロッズ/No.14イングリッシュブレックファースト
ハロッズはイギリスの老舗高級百貨店ですが、1834年に小さな食料雑貨店として始まった当時から紅茶は人気商品でした。そんなハロッズで一番人気ともいわれているのがNo.14イングリッシュブレックファーストです。
ダージリン、アッサム、セイロン、ケニアの4種類の茶葉をブレンドした贅沢な逸品で、渋みが少なくほんのりと甘い香りが特徴です。茶葉が比較的大きめなので、雑味のない上品な味わいが楽しめます。
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イングリッシュティーショップ/デカフェブレックファースト
イングリッシュティーショップは、ロンドンに本社を構える紅茶メーカーです。
原料は全てオーガニックにこだわり、クラシックティーからオリジナルティーまで幅広く展開しています。こちらのデカフェブレックファーストは、ノンカフェインタイプなので妊婦さんやお子さまなど、カフェインを気にされる方でも安心して飲むことができます。
ほどよいコクと深みのあるしっかりとした味わいが特徴で、ナイトティーにもおすすめですよ。
トワイニングクオリティ/アイリッシュブレックファースト
アイリッシュブレックファーストとは、アイルランド版のイングリッシュブレックファーストティーでミルクをたっぷり入れて飲む紅茶として人気です。
インド産やケニア産の茶葉をブレンドした濃厚なコクと深い味わいが特徴です。
トワイニングのイングリッシュブレックファーストと並んで人気のブレンドティーなので、気分によって飲み比べてみるのも良いですね。
英国スタイルでイングリッシュブレックファーストティーを楽しもう
イングリッシュブレックファーストティーは、伝統的なブレンドティーとして特にイギリスで人気の紅茶です。
名前のように朝食にぴったりの紅茶ですが、もちろん一日中飲んで楽しむことができます。
ミルクと合うようにブレンドされた茶葉は、濃厚なコクや深み、甘い香りが特徴で、クセが少なく飲みやすいためプレゼント用紅茶としてもおすすめです!
ブレンドされている茶葉の種類によっても違いがあるので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
イングリッシュブレックファーストでたっぷりのミルクティーを用意して、英国式の朝食を楽しむのも良いですね。
朝ご飯にはロイヤルミルクティーのパンプティングもおすすめです
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inkteaはネパールから直接茶葉を輸入している紅茶専門店です。
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