紅茶

紅茶の種類を徹底比較-アッサム種編-!味やおすすめは?他種との違いも

ダージリン・ウバ・セイロンなど、紅茶の種類は産地によって異なることは紅茶好きであればご存知のはず。

そこで今回は、インドで採取される「アッサム」という紅茶葉に注目し、効果や味・種類などを詳しくまとめてみたいと思います。

「アッサムティーってどんな味?」「飲むことで期待できる効果は?」「ダージリンやセイロンとの違いは?」と感じている人の参考になれば幸いです。

アッサムティーとは?どんな味の紅茶なの?


アッサムティーとは、インドのアッサム地方で栽培されている紅茶の総称のことを指します。

アッサム地方にあるアッサム平原は世界でも有数の「降水量が多い土地」としても有名で、世界最大の紅茶葉産地。

アッサムの紅茶はコクが強い飲み口と濃厚な香りが特徴的で、ミルクティーに向いている紅茶葉のひとつです。

アッサムティーは、ミルクを加えてもしっかりと紅茶の香りやコクが感じられるほどパンチが効いています。

ミルクティー向きと紹介されることの多いアッサムですが、その独特な飲み口を楽しむためにあえてストレートで飲むという紅茶好きも珍しくありません。

また、アッサム本来の味を楽しみたいのであれば、熱湯ではなく「水出し」にて抽出する方法がおすすめです。

熱湯ではなく水で抽出することで、アッサムが持つ独特の甘みを十分に引き出すことができるんです!

アッサムティーの効果効能は?


紅茶には多くのタンニンが含まれていますが、アッサムには他の紅茶に含まれるタンニンよりも多い「1.5倍のタンニン」が含まれています。

タンニンには優れた抗酸化作用があり、殺菌や消臭効果もあるとして様々な化粧品や健康食品などにも利用されるほど!

腸の粘膜痙攣を抑えてくれる働きもあるので、下痢や軟便の改善予防にも効果が期待できます。

また、アッサムにはタンニン以外にも「アッサムサポニン」という成分が含まれていて、血流の改善・活性酸素の除去・抗ウィルス作用なども確認されていますよ。

このようにアッサムには、タンニンやアッサムサポニンといった成分が凝縮されているので、上記の効果をしっかりと感じたい人におすすめと言えるでしょう。

アッサムの効果まとめ
  • 血流促進
  • 冷え性緩和
  • 消化促進
  • 胃腸の不調緩和
  • 美肌効果(お肌の引き締めや老化防止)
  • 肌のターンオーバーを正常化させる
  • 下痢や軟便の改善予防
  • 動脈硬化などの生活習慣を予防
  • インフルエンザウィルスの感染予防
  • 口臭や体臭の予防

アッサムに含まれるタンニンやアッサムサポニンは、紅茶の渋みの元になっている成分です。

アッサムは渋みが強い紅茶であることからも、上記の成分が豊富に含まれていることがわかりますよね。

様々な効果効能が期待できるアッサムティー。ぜひ毎日の生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか?

茶葉の違いを解説!アッサム紅茶の2種類とは


アッサムと一口に言っても、製造方法によって以下の2種類に分類されます。

ミルクティーやストレートティーなど飲み方によってもおすすめの茶葉が異なりますので、2種類の違いや特徴をしっかりと押さえておきましょう!

CTC

アッサムで作られる90%以上の紅茶が、この「CTC製法」によって作られています。

CTCとは「Crush 押しつぶす」「Tear 引きちぎる」「Curl 丸める」という意味で、専用の機械を使用して紅茶葉を押しつぶし、引きちぎるように細かくしてから再び丸める製法。

CTCの茶葉は短時間の抽出で味がしっかりと出やすく、アッサム特有の濃い味が再現されやすいのです。

また、同じCTCでも茶葉の細かいものの方がより濃い味となりやすく、ミルクティーを飲みたいときなどには最適でしょう。

ルースリーフ

アッサムティーの約90%はCTC製法で作られていますが、残りの10%は通常の茶葉の形状を残した製法です。

このルースリーフのアッサムティーを作るためには「質のいい茶葉を使用する」という条件があるため、気候などによって製造量が変動しやすいという特徴があります。ルースリーフの茶葉は希少価値がとても高く、流通されにくいことも多いでしょう。

味や香りはCTCより弱く、抽出時間もCTCに比べると時間がかかるのも特徴的です。

ミルクティーとの相性が抜群のCTCに比べると、ルースリーフのアッサムティーはストレートで楽しむ方法が合っていますよ。

アッサムとダージリンとの違い


アッサムもダージリンも同じインドで採取されている茶葉になりますが、濃厚な香りとコクが強いアッサムに比べ、ダージリンは爽やかな渋みとマスカットのようなフルーティーな飲み口が特徴的。

ダージリンは「紅茶のシャンパン」とも言われるほど爽やかな香りが感じられ、世界三大銘茶と称されています。

ダージリンはブレンドティーのベースとしても使用されることが多く、夏場にはアイスティーとして楽しむ機会も多いでしょう。

まとめ
  • アッサム:濃厚で渋みが強い、ミルクティー向き
  • ダージリン:爽やかな香りとキリッとした渋み、ストレートティー向き

アッサムとセイロンの違い


スリランカで採取される紅茶葉の総称であるセイロンは、ダージリンと並んで世界三大紅茶としても知られています。

セイロンティーは茶園の標高によって「ハイグロウン」「ミディアムグロウン」「ローグロウン」の3種類に別れていて、一般的に標高が高い茶園で栽培されている茶葉がより香り高くて高級。

  • バラのような香りと渋みが強いハイグロウンの茶葉
  • 芳しい香りとやや渋めの味であるミディアムグロウンの茶葉
  • 濃厚な味と控えめな香りのローグロウンの茶葉

上記のように、同じセイロンでも茶園の標高によって紅茶の味が変わってくるから面白いですよね。

濃厚でミルクティー向けであるアッサムティーに近いのは、同じくミルクティーによく使用されるウバやディンブラがあるハイグロウンのアッサムティーと言えるでしょう。

まとめ
  • セイロンは茶園の標高によって飲み口や香りがバラバラ
  • ローグロウン<ミディアムグロウン<ハイグロウンの順で品質がいいと言われている

アッサムティーを飲むならこれ!おすすめの飲み方


アッサムティーは濃厚な味わいとコク、パンチの効いた渋みが特徴的な「ストロングティー」です。

そのため、ストレートティーで飲む場合は抽出時間を短めにしないと渋みだけが残ってしまう可能性が。

また、CTC製法のアッサムティーはより味や渋みが出やすいので、使用する茶葉の量を控えめにしたり軽めに淹れたりする工夫が必要です。

ストレートで飲む機会が多い人は、CTCではなくルースリーフのアッサム茶葉を選んでみましょう。

CTCに比べると抽出時間が長いルースリーフですが、アッサム特有のコクや渋みを程よく楽しむのに最適です。

ストレートティーでも十分味わい深さを楽しめますが、アッサムティーの強さやクセを生かすのであればやっぱり「ミルクティー」がおすすめ!

濃いめに淹れたアッサムティーの中にミルクを入れても美味しいですし、牛乳で煮出して作るチャイティーなどはアッサムのクセをいい意味で引き立ててくれますよ。

ミルクティーとして飲む場合は、抽出時間が短くて濃く淹れることができるCTC製法の茶葉がぴったりでしょう。

アッサムにも様々な種類があるので、好みの飲み方によって茶葉を選んでみてくださいね!

 

ABOUT ME
Aさん
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アロマテラピー検定1級。 3人の子どもを育てながら、ウェブライターとして活動中! 香りが大好きで、暇さえあれば様々なアロマやハーブティーを楽しんでいます。 好きな紅茶はアールグレイ・ルイボス・フレーバーです◎