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情熱的で鮮やかな赤色が印象的な「ローズヒップティー」。
ハーブティーの中では知名度も高く、一度はその名を耳にしたことのある人も多いはず。しかし、ローズヒップティーはほのかに酸味があり、独特の味や香りを苦手とする人も少なくありません。
そこで今回は、ローズヒップティーをもっと楽しんでもらうために、ローズヒップティーの効果効能や美味しい入れ方・合う食べ物などをご紹介します!
ローズヒップティーの効果効能を知れば、女性なら誰もが飲みたくなってしまうはずですよ。
Contents
ローズヒップティーとは?どんな味がするの?
ローズヒップティーはバラ科の植物の果実を使用して作られているハーブティーで、独特の酸味と鮮やかな色合いが可愛らしい印象です。
原産国は南米やヨーロッパが多いですが、日本では北海道でも盛んに栽培されているんですよ。
そんなローズヒップティーの味ですが、独特の酸味が強く「飲みにくい」「まずい」なんて言われることも少なくありません。
ローズヒップティーの酸味が苦手だという人は、ハチミツを入れて甘みをプラスしたり他の紅茶とブレンドして飲みやすくするといいでしょう。
ビタミンCの宝庫?ローズヒップティーの効果効能
ここでは、ローズヒップティーの効果効能についてご紹介します。
特に女性に注目していただきたい効果がたくさんなので、美容や健康に気を使っている人は要チェック!
美肌効果
ローズヒップティーにはビタミンCがとても多く含まれていて、「ビタミンCの爆弾」という呼び名が付いているほど。
その量は、なんと「レモンのビタミンCの20倍」なんだそう!
ビタミンCを積極的に摂取することで、お肌のハリやツヤに直結している「コラーゲン」の生成をサポートしてくれる働きが期待でき美肌につながります。
また、ビタミンCはシミソバカスの原因になるメラニンの生成を抑制し、すでにできてしまっているシミにも効果を発揮することが確認されています。
美白を目指す上でも欠かすことのできない栄養素と言えるでしょう。
便秘対策
ローズヒップティーには水溶性食物繊維の「ペクチン」という成分が豊富に含まれていますが、実はこのペクチンには「腸内の乳酸菌を増やす」という驚きの働きが。
腸内に存在している善玉菌の数が少ないと便秘になりやすいのですが、ペクチン自らが善玉菌の餌となって乳酸菌を増やし、腸内環境を適切に整えてくれます。
ローズヒップティーを飲み続けている人の中には「毎日スッキリするようになった」「便の質が変わった」という人も多く、ローズヒップティーに含まれるペクチンの力を物語っているようです。
老化防止
年齢を重ねるごとに体の中に「活性酸素」という物質が増えていき、老化やシミやシワ・ガン細胞発生などの原因にもなると考えられています。
それを防いでくれるのが、ローズヒップティーに含まれているビタミンCなんです。
ビタミンCには体の中で発生した活性酸素を除去してくれる働きがあるので、老化現象などを細胞レベルで防いでくれるエイジングケアには必須の成分です。
また、ローズヒップティーに含まれている「リコピン」「ビタミンE」「タンニン」といった成分にも抗酸化作用があるので、ビタミンCとの相乗効果でさらなる老化防止効果を発揮させてくれますよ。
風邪予防
ローズヒップティーに含まれているビタミンCには、細菌やウイルスを撃退してくれる働きのある「白血球」を活性化させる働きが確認されています。
よく「風邪予防にはビタミンCがいい」と言われますが、これは白血球の活性化が深く関連していたんです。
ちなみに、白血球が活性化することで免疫力がUPするので、風邪を引きにくい強い体になるとも考えられます。
疲労回復
「寝ても寝ても疲れが取れない」「いつも体がダル重い」ということはありませんか?
疲労が溜まってしまっている時というのは、だいたい体の中の免疫機能が低下しているもの。
ローズヒップティーに含まれるビタミンCは体内の免疫機能向上にも一役買ってくれるので、疲労回復に役立ちます。
就寝前にローズヒップティーを飲む習慣を付ければ、寝ている間に効率よく疲労を回復させてくれるでしょう。
貧血予防
ローズヒップティーには豊富なビタミンCが含まれていましたが、それに負けないくらいの「鉄分」も豊富に含まれていることをご存じでしょうか?
特に女性は毎月の月経によって血液不足になりやすく、日常的に鉄分の摂取を意識した食生活が欠かせません。
しかし、鉄分は「体内に吸収されにくい」という特徴を持っているため、鉄分摂取を意識していても不足しがちな栄養素。
そんな吸収率の悪い鉄分ですが、ローズヒップティーに含まれるビタミンCと一緒に摂取すると鉄の吸収率がUPすることが分かっていますよ。
ホルモンバランスを整える
ローズヒップティーに含まれるビタミンCには、ホルモンバランスを整える働きも期待されています。
- 肌荒れ
- 不眠
- 月経不順
- 不妊
- イライラ
など、女性に現れやすい症状はホルモンバランスの乱れから引き起こされている場合も少なくありません。
ビタミンCを積極的に摂取してホルモンバランスを整えれば、上記のようなお悩みにも変化が現れるかもしれません。
ダイエット効果
「ローズヒップティーで痩せるの?」と感じた人も多いのではないでしょうか?
ローズヒップティーでのダイエット効果が実証されている訳ではありませんが、ローズヒップティーに含まれている「ティリロサイド」という成分には脂肪燃焼効果があります。
また、先ほど便秘予防に効果的とご紹介した「水溶性食物繊維のペクチン」という成分。
このペクチンは腸内環境を整えてくれる他にも、「血糖値の上昇を抑えて体に脂肪を付きにくくする」という嬉しい効果が期待できます。
- 脂肪燃焼を目指す場合は「運動前」に
- 血糖値の上昇を抑えて脂肪を付きにくくしたい場合は「食事中や食後」に
上記のように、ローズヒップティーを飲むタイミングによって得られる効果が異なるのも面白いですよね。
ローズヒップティーのおすすめの飲み方は?
女性に嬉しい効果がたくさんのローズヒップティーですが、どのように飲むのが効果的なのでしょうか?
ここでは、ローズヒップティーのおすすめの飲み方について解説します。
1日に飲む量
ローズヒップを飲みすぎてしまうと、ビタミンCの摂りすぎで下痢や腹痛を引き起こしてしまう恐れもあります。
人によって適量は異なりますが、まずは「1日3杯」を目安に飲んでみましょう。
ビタミンCは水溶性であるため、過剰に摂取しても体外に排出されますが、それによって胃腸に負担がかかることもあります。
個人の体質や健康状態によって最適な量は変わる可能性がありますので、ご自身の体調を考慮しながら摂取量を調整することがおすすめです。
アイスにして
ローズヒップティーはホットでも楽しめますが、アイスにするとより飲みやすく感じる人が多いようです。
特に、ローズヒップティーの酸味が苦手という人は、氷を入れてキンキンに冷やして飲んでみましょう。
好みに合わせてはちみつやレモン汁を加えてみるのもおすすめです。
ブレンドして
ローズヒップティーに、別のハーブをブレンドするのもおすすめです。合うハーブは「ハイビスカス」「紅茶」「オレンジピール」「ローズ」など。
様々なハーブとブレンドして、自分の舌にしっくり来る組み合わせを見つけてみるのも楽しいでしょう。
ローズヒップティーを飲む際の注意点
ローズヒップティーは副作用などのないハーブティーとして知られていますが、飲む際に注意しておきたいポイントがいくつかあります。
下痢に注意!
ローズヒップティーは便秘に効果が期待されていますが、飲みすぎてしまうとお腹を壊してしまう可能性があります。
上記で紹介した1日の飲用量を参考に、体調の変化を感じながら適量を探していきましょう。
アレルギー
ローズヒップはバラ科の植物。したがって、バラ科の植物に対してアレルギー反応が出る場合は、ローズヒップティーの飲用にも注意が必要です。
シラカバやハンノキの花粉症アレルギーがある人もNGなので、アレルギーや花粉症の人は注意してください。
アレルギー反応があるにもかかわらずローズヒップティーを飲用してしまった場合、下痢や嘔吐などの症状が出る場合もあるため気をつけましょう。
結石
ローズヒップには豊富なビタミンCが含まれているため、摂取しすぎてしまうと腎臓に負担がかかってしまい、結石を発症する可能性もあります。
腎臓の機能低下している人や持病がある人は、ローズヒップティーの飲みすぎに気をつけてください。
ローズヒップティーの美味しい入れ方や合う食べ物は?
ローズヒップティーは独特の酸味から「飲みにくい」とも言われますが、美容や健康のためには継続して飲んでいきたいハーブティーですよね。
そこでここでは、ローズヒップティーをできるだけ美味しく入れる方法や相性のいい食べ物についてまとめてみたいと思います。
ローズヒップティーの美味しい入れ方
ローズヒップティーの酸味が苦手であれば、ぜひ下記でご紹介する「甘味のある紅茶」とブレンドして入れてみてください。
- ハニーブッシュ
- ステビアリーフ
- リコリス
また、ハチミツを加えることでローズヒップの酸味が和らぐ場合もあるので、量を調節しながら加えてみるのもおすすめです。
ローズヒップティーに合う食べ物は?
ローズヒップティーは酸味が強い味なので、一緒に食べるものは「クッキー」「ケーキ」といった甘味の強いお菓子が最適でしょう。
ダイエット中の人は甘いものを我慢してしまいがちですが、ローズヒップティーには先ほどもご紹介した通り「体に脂肪を付きにくくしてくれる効果」があります。
生クリームやチョコレートといった強い甘味はローズヒップの酸味を上手く調和させてくれるので、適度に取り入れることでよりローズヒップティーのシンプルな美味しさが引き立ちます。
キャラメル味が香ばしいお菓子の作り方を知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
ローズヒップティーの選び方
ローズヒップティーの選び方を紹介します。「どれを選べばいいかわからない」という人は、ぜひ参考にしてください。
産地
ローズヒップティーに使用される原料のほとんどは、チリ産のものです。チリではローズヒップの生産がとても盛んで、上質なローズヒップが栽培されています。
日本では北海道で栽培されていたり、ヨーロッパ方面でも栽培されていることがあります。
産地で選ぶ…というよりも、どのような環境下で栽培されているのか(農園か野生か)に注目してみるといいでしょう。
オーガニック
ローズヒップティーを選ぶ際は産地だけではなく、農薬が使用されているかどうかにも意識を向けたいですね。
無農薬で栽培されているローズヒップや野生のローズヒップは、身体に悪影響を及ぼす成分がないため安心して飲用できます。
毎日の水分補給やビタミン補給に利用したい場合は、「有機JAS」「オーガニック認定」を選ぶといいでしょう。
形状
ローズヒップティーには、ティーバッグタイプとカットタイプの2種類があります。
ティーバッグタイプはお湯に浸すだけで手軽に淹れられ、カットタイプはティーポットで本格的に楽しめるのが特徴的です。
カットタイプのローズヒップティーは、ヨーグルトにかけたりグラノーラに混ぜたりしても活用できるため、幅広く使用できます。
ブレンド
ローズヒップティーの中には、ハイビスカスとブレンドされた商品が多く発売されています。
ハイビスカスとブレンドすることで飲みやすくなりますが、ローズヒップそのものの味わいや香りを楽しみたい人もいるでしょう。
その場合は、100%ピュアな「シングルローズヒップティー」を選んでください。
おすすめのローズヒップティー2選
ここでは、シングルティーやブレンドティーなど、おすすめのローズヒップティーを紹介します。
「食べる」 ローズヒップティー FINE CUT(細かいカット) 500g
標高1200m、日陰がどこにもないような厳しい環境下で自生している野生のローズヒップを100%使用したカットタイプのローズヒップティーです。
農園栽培では効率的に採取できるように密集して栽培されていますが、野生のローズヒップは広い大地の栄養素をしっかりと吸収しているのが特徴的。
ティーだけではなく、料理に使用しやすいカット形状も魅力的です。
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ローズヒップとハイビスカスのブレンドティー
こちらは、ローズヒップと相性抜群のハイスカスがブレンドされた商品です。
ハイビスカスには疲労回復効果が期待できるクエン酸や、血流を改善したり新陳代謝を活発にしたりしてくれるリンゴ酸が豊富で、美肌や健康維持にぴったり。
ティーバッグタイプで気軽に淹れられるのも高ポイントです。
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ハイビスカスティーについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
ローズヒップティーはこんな人におすすめ
いかがでしたか?
ローズヒップティーにはビタミンCを始め、女性に嬉しい成分がぎゅっと詰まっていました。
など、ローズヒップティーをおすすめしたい人はまだまだたくさん!
幅広い効果効能を持つローズヒップティーなので、性別や年齢関係なく色々な人に楽しんでいただきたいと思います。
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