出産祝いに【絶対贈ってはいけない】ハーブティーとは？

紅茶とハーブティーを販売している、linkteaのwebマガジンです。

ハーブティーはノンカフェインなので「出産祝いにおすすめ」と認知されています。

出産祝いにハーブティーをお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし、ハーブティーの種類によってはメディカル要素が強いものがあり、場合によっては体調不良などを引き起こしてしまう可能性もあります。

そこで今回は、出産祝いに贈るべきではないハーブティーと贈っても大丈夫なハーブティーを紹介します。

「出産祝いにハーブティーを贈りたい」と考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね！

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出産祝いにハーブティーはNG？

ハーブティーの華やかな香りや味わい・見た目は、内祝いの品としても喜ばれます。

ただし、出産後はホルモンバランスも乱れがちになっているだけではなく、授乳がスタートしているママもいるため、ハーブティー選びは慎重に！

ここでは、授乳中におすすめできないハーブティーと飲んでも大丈夫なハーブティーの一例を紹介します。

授乳中にNGなハーブティーは、母乳の出を抑制してしまう可能性がある成分を含んだものや、毒性成分があるもの。以下に授乳中NGなハーブティーをまとめてみましょう。

ハーブティーの種類	NGな理由
ペパーミント	冷却作用があるため、人によっては母乳分泌の要である「血流促進」を低下させてしまう場合もある。
カバ	肝機能障害を引き起こす危険性も指摘されているため、授乳中は避けたいハーブ。
フェンネル	母親が母乳目的でフェンネルティーを大量に摂取した結果、赤ちゃんが中枢神経障害になったとの報告あり。
セントジョーンズワート	ハーブティーの成分が母乳を通して赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんの気力低下につながると指摘する専門家も。
セージ	母乳分泌を抑える働きがある。母乳過多のママにはおすすめだが、避けておいたほうが無難。

このほかにも、授乳中に飲まない方がいいハーブティーはたくさんあります。

WEBサイトによっても禁止されているハーブティーが異なりますが、実は「国ベース」でも見解に差が出ているんです！

「アメリカでは授乳中OKなのにヨーロッパではNG」などと記載されると、消費者も困ってしまいますよね…。

これは、授乳中の母親を実験体として試験ができないことから、明確なエビデンスが取れていないことが原因です。

「授乳中の摂取による確かな安全性はわからないが、今のところ何も問題は起こっていない」という現実を、「飲んでも問題ない」と捉えるのか「エビデンスがないから飲まない方がいい」とするのかは、捉え方ひとつですよね。

ハーブティーの中には「毒性のある種類」「母乳の分泌を抑制するハーブティー」など、様々な種類があります。

ここでは、比較的働きが穏やかで授乳中でも飲めるハーブティーを紹介します。

ハーブティーの種類	主な効果効能
ローズヒップティー	「ビタミンCの爆弾」といわれる程、豊富なビタミンCが含まれている。その量はレモンの20〜40倍！ビタミンCは免疫力を高めてくれるため、感染症予防としておすすめ！
カモミールティー	心身をリラックスさせてくれるハーブの代表。作用が穏やかなので、子どもからお年寄りまで幅広く楽しめます。ヨーロッパでは新生児に飲ませることも！安眠をサポートし、疲労回復にもおすすめできるハーブ。

ただし、ここで紹介したハーブティーも「絶対安全」といい切れるわけではありません。

「メディカルハーブ安全性ブック第2版」によると、安全性クラスは「適切に使用する場合、安全に摂取できるハーブ」と位置付けられています。

妊娠中・授乳中の使用に関して問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていないということなので、飲む量や頻度には気を付ける必要がありそう！

授乳中におすすめのハーブティーは、こちらの記事でも解説しています。