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紅茶と聞くとインドやスリランカ・イギリスなどが有名ですが…ケニア紅茶の注目度が急上昇していることをご存じでしょうか。
「ケニアで紅茶?」「ケニアといえばカカオでしょ?」という声が聞こえてきそうですが、実はケニアは紅茶生産量世界2位の国なんです!
今回はそんなケニア紅茶の味や香り、産地や特徴について詳しくご紹介していきたいと思います。
ケニア紅茶とは?
実は紅茶生産量が世界第2位のケニア!
紅茶の栽培に適した自然環境と豊富な労働力、さらには国を上げての設備投資などがあり、ケニアの紅茶生産量はどんどん伸びています。
ここでは、そんなケニア紅茶の歴史や主な生産地・茶葉の種類などについて解説します。
歴史
ケニアで紅茶の栽培が開始されたのは20世紀〜です。紅茶の生産大国として知られるインドのセイロン地方で技術を学んだイギリス人によって、ケニアで紅茶栽培が始められました。
現在では、スリランカ・セイロン地方の紅茶生産量を上回っています。
産地
「Great Lift Valley(大地溝帯)」の東と西に位置している高地には、ケニア紅茶を生産している茶園がたくさんあります。
「カンガイタ製茶工場」は、ケニアの紅茶の中でも高品質の紅茶を作る工場として知られていたり、「ルクリリ茶園」が生産するCTC紅茶は直接支援型ファトレードによって輸入されていたりと、それぞれ味のある茶園が点在しています。
茶園の平均標高は1.500〜2.000メートル以上と高く、年間雨量は1.500mm以上。紅茶の栽培には最適な地域と言われています。
CTC製法
ケニア紅茶のほとんどが「CTC製法」という種類です。CTC製法とは「Crush=潰す」「Tear=裂く」「Curl=丸める」の頭文字を取ったもので、特殊な機械で茶葉を潰して裂き、丸く再形成したもののこと。
茶葉を引き裂くことで繊維が壊れ、紅茶成分がより水中に抽出されやすくなるのが特徴的です。
CTC製法の紅茶についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
収穫シーズン
ケニアで最も上質な紅茶が採れるシーズンは「1月末~2月」「7月~9月」の2回ですが、ケニアでは年間を通じて安定した紅茶が生産されています。
茶葉を摘んでから1〜2週間もすれば、また新しい茶葉を採取できるケニア。紅茶生産量が世界第2位という成長ぶりにも納得です。
ケニア紅茶の特徴
「世界一美味しい紅茶」ともいわれているケニア紅茶。ここでは、ケニア紅茶の味や香りなどの特徴について詳しく紹介します。
味わい
ケニア紅茶はアッサム種がベースになっているため、ミルクティーに合う深いコクと渋みが特徴的です。
渋みといってもそれほど強くない渋みなので、ミルクティーにしてもストレートでも楽しめるでしょう。
香り
ケニア紅茶のほとんどはCTC製法の紅茶です。CTC製法の紅茶全般にいえることですが、コクが強い一方で紅茶の香りは低め。
香り高いアールグレイやダージリンなどと比べるとそこまで華やかな香りはしませんが、ケニアのCTC紅茶は一味違います。
ケニアの茶園は新しくチャの樹が若いことから、同じCTC製法の紅茶であってもフレッシュでキレのある香りを楽しめます。
ミルクティーによく合う
ケニア紅茶は、基本的にミルクティーと相性のいい「アッサム種」と交配して作られたものです。
一般的なミルクティー用の茶葉に比べると香りもフレッシュなのでストレートでも十分楽しめますが、やはりミルクを加えることによってコクやまろやかさが増します。
ミルクティーで楽しむ人が多いのも印象的なので、ぜひ色々な飲み方で楽しんでみてください。
ケニア紅茶以外のミルクティーに合う茶葉を知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
ミルクティーでもストレートでもOK!「世界一美味しい紅茶」を体験しよう
ケニアでは、紅茶栽培に最適な気候や自然環境・国を上げての設備によって、諸外国をぐんぐん引き離す成長ぶりです。
なぜこれほどまでケニア紅茶が選ばれているのかというと、それは「美味しさ」によるものが1番でしょう。
今では「世界一美味しい紅茶」ともいわれているケニア紅茶。CTCなのにフレッシュな香りや味わいを楽しめるとして、ミルクティーはもちろんストレートで楽しむファンも少なくありません。
様々な楽しみ方ができるケニア紅茶、ぜひ試してみてくださいね!
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