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紅茶の国といえば、世界でも消費国1位のイギリスが思い浮かびます。
紅茶大国と呼ばれるだけあり、イギリス紅茶のブランドも種類が豊富で美味しいものばかり。誰でも一度はイギリスの紅茶ブランドを口にしたことがあるのではないでしょうか?
王室御用達の紅茶や、毎日飲む気取らない紅茶まで様々な紅茶が売られていますが、その中で自分のお気に入りの紅茶を見つけたいですよね。
今回は美味しいイギリスの紅茶ブランドのおすすめを6選ご紹介したいと思います。ちょっと特別な時に飲みたい紅茶からたっぷり毎日飲みたい紅茶まで、色々なブランドをご紹介します。
イギリスの紅茶文化の歴史やイギリスで人気の紅茶の種類も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
イギリスの紅茶文化のはじまり
お茶の発祥は紀元前の中国だと言われていますが、イギリスの紅茶文化は1652年にオランダの商船から伝わった紅茶から始まりました。
当時は今のような嗜好品としてではなく、「病に効く東洋の秘薬」として取り扱われていたようです。
その後、チャールズ2世に嫁いだキャサリン王妃が宮廷に喫茶の風習を広め、紅茶は上流階級のステータスとして定着しました。
時代は流れ、貴族たちが楽しんでいた紅茶は労働者階級にまで普及し、今ではイギリスの国民飲料として紅茶は定着しています。
イギリスの紅茶文化の始まりについて、こちらの記事でも解説しています。
イギリスで人気の紅茶の種類
イギリス人は毎日紅茶をよく飲みますが、特に人気の紅茶としてこの5種類が選ばれています。
イングリッシュブレックファースト
その名の通り、朝食時に飲む紅茶としてブレンドされた茶葉です。
たっぷりのミルクと合わせてミルクティーにして飲むのがイギリスの朝食の定番。そのため水色は濃い目の紅色で、強めの渋みとコクが特徴です。
アールグレイ
フレーバーティーの中では最もポピュラーで誰もが知っている紅茶ですね。
ベルガモットの爽やかな香りをつけた紅茶は、19世紀に実在したイギリスの首相チャールズ・グレイ伯爵から名をとったとも言われています。
アッサム
イギリスでは紅茶にたっぷりのミルクを入れて飲むのが主流となっているので、イギリスの方が好む紅茶も必然的にミルクティーに合うものが選ばれます。
アッサムは濃厚なコクと渋みが特徴のインド紅茶です。
セイロン
セイロンはスリランカの旧国名で、スリランカ紅茶の総称としてセイロンティーと呼ばれることがあります。
スリランカの紅茶は、クセが少なくマイルドな紅茶が多い印象ですが栽培される標高によって特徴も違ってきます。ミルクにも合い、ブレンドティーとしても使われています。
ラプサンスーチョン
紅茶の中でも一番クセのある茶葉で、非常に強い燻製香がある中国の紅茶です。
紅茶の歴史の中でも、最も古くから愛飲されていたと言われているラプサンスーチョンは、イギリスでも根強い人気があります。
時間別に存在するティータイム?
一日に何度も紅茶を飲む習慣のあるイギリスには、紅茶を飲む時間帯によってティータイムの呼び名が変わります。
それだけ紅茶が生活の一部になっているということが分かりますね。これは紅茶消費量が世界1位なのもうなずけます。
全てをこなしている人ばかりではないと思いますが、紅茶と共に一日を楽しんでいるのは素敵ですね!
アーリーモーニングティー
朝目覚めた後に飲む紅茶で、ベッドティーとも呼ばれています。夫が寝起きの妻の為に紅茶をベッドまで持っていく習慣からそう呼ばれているとも言われています。
ブレックファーストティー
朝食と共に飲む紅茶がブレックファーストティーです。マグカップにたっぷりの紅茶とミルクを入れて飲むのがイギリスの朝食風景です。
イレブンジスティー
女性が家事を終えて一息つきながら紅茶を飲んだことから始まったと言われているイレブンジスティーは、その名の通り11時頃に飲まれる紅茶です。会社でもリフレッシュする時間として大切にされているティータイムです。
ランチティー
イギリスの昼食は13時頃から始まり、サンドイッチなどと一緒に飲まれる紅茶のことを言います。
アフタヌーンティー
日本の3時のおやつのような位置づけのティータイムで、お菓子や軽食をつまみながら紅茶を飲みます。ホテルや専門店でいただける3段トレーの優雅なイメージがありますね。
ハイティー
イギリスでは夕食をハイテーブルでいただくため、その名がつきました。現在ではアフタヌーンティーと同じ意味で扱われることも多いようです。
ハイティーについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
アフターディナーティー
夕飯後に家族でくつろぎながら、一日を締めくくる時に飲む紅茶をアフターディナーティーと呼びます。落ち着いた雰囲気の中で、紅茶のリラックス効果も高まりますね。
イギリス紅茶ブランドおすすめ6選
王室御用達の紅茶や歴史のある紅茶、そしてこだわりの茶葉から毎日気軽に飲みたい紅茶まで、おすすめのイギリスの紅茶ブランドと人気の茶葉を合わせてご紹介します。
フォートナム&メイソン『ロイヤルブレンド』
高級紅茶ブランドのフォートナム&メイソンは、創業300年以上の歴史ある老舗百貨店で150年以上もの間、王室御用達として多くの人達に愛されてきました。
18世紀のジョージ王朝時代の建築や装飾がイメージされた美しいパッケージも人気の理由の一つですが、紅茶の品質も高く評価されています。
特にミルクティーに良く合う「ロイヤルブレンド」はフォートナム&メイソンの代名詞とも言われるほど根強い人気の紅茶です。
ティーパレス『アッサムスペリオール』
2005年に誕生した比較的新しい紅茶ブランドで、美しいすみれ色がイメージカラーです。世界中の最高品質の茶葉が150種類以上揃っており、味の評価も高いブランドです。
人工香料、甘味料、香油は一切使用せずに作られる、個性的なオリジナルブレンドティーやインフュージョンティーが人気です。スタイリッシュで高級感があるリーフ缶は、プレゼントにも最適です。
東インド会社『ロイヤルフラッシュO.P.1』
紅茶好きでなくても東インド会社は、世界史や歴史の授業で耳にしたことがあるのではないでしょうか?
インドとの貿易の為に作られた世界初の株式会社で、インドでアッサム種の木を発見したのもこの東インド会社です。
一度衰退したものの、現在は食料品店として生まれ変わり、世界各国の紅茶やスイーツを取り扱っています。
イギリス国旗柄が紅茶缶のデザインになっているロイヤルフラッシュO.P.1は、味も見た目も人気No.1の紅茶です。
クリッパー『アールグレイ』
クリッパーはイギリスの紅茶市場に初めてオーガニックの紅茶を紹介した紅茶ブランドです。また1994年には世界で初めてフェアトレードの紅茶も紹介しました。
クリッパーの味に対するこだわりと環境に取り組む姿勢が、世界の5つ星ホテルやレストラン、航空会社のファーストクラス、高級スーパーなどに選ばれている理由ではないでしょうか。
パッケージも可愛らしく、紅茶の他にハーブティーやカフェインレス紅茶の種類も豊富なので、妊婦さんや授乳中のママにもおすすめです。
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アーマッド・ティー『アールグレイ』
1953年創立のアーマッド・ティーは、「高品質で良心的な価格であること」を理念としている紅茶ブランドです。
紅茶は高級品であった時代に、リーズナブルな価格の紅茶を販売し大衆層にも広く紅茶を広めたアーマッド・ティーは、手軽に美味しい紅茶を楽しめるイギリス紅茶ブランドとして世界60ヶ国以上で愛され続けています。
日本でもスーパーや輸入食品店で手に入るので、普段着の紅茶としてとてもおすすめです。
PGティップス
イギリスの庶民派紅茶の代表といっても過言ではないPGティップス。一箱に80袋と大容量のティーバッグが入っており、これを毎日マグカップなどで飲んでいるのがイギリス人の日常です。
しっかり濃い目に紅茶が出るように作られており、たっぷりのミルクを入れて飲めば、まさに本場イギリスの味!食事やスイーツなど、どんな食べ物とも相性が良いです。
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イギリスの紅茶で優雅なティータイムを
いかがでしたでしょうか?
どの紅茶ブランドも歴史や紅茶へのこだわりがあり、美味しいものばかりですね。
イギリス人の紅茶に対する情熱は、ティータイムの呼び方の違いからも感じとることができたような気がします。
またイギリスの紅茶は缶もとても可愛く、デザイン性が高いものばかり。もし紅茶選びに迷った時は、お好みの缶で選んでみるのもおすすめです。いつもと違う紅茶の出会いがあるかも知れませんね。
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inkteaはネパールから直接茶葉を輸入している紅茶専門店です。
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