紅茶

気軽に楽しむ本格チャイの作り方!おすすめの茶葉とスパイスは?

世界で飲まれている紅茶の種類はとても多いですが、特にインドやスリランカで飲まれている甘く煮出したミルクティー「チャイ」は、日本でもとても人気があります。

お店で飲むチャイももちろん美味しいけれど、自宅でも手軽に本格的なチャイが飲めたら嬉しいですよね。

でもチャイの作り方って、意外と知らない人が多いようです。どんな茶葉が合うの?スパイスは何を入れたらいいの?などの疑問と合わせて、チャイの作り方をご紹介します。

チャイ=煮出しミルクティー?


チャイと聞いて一番に思い浮かべるのは、甘く煮出したミルクティーではないでしょうか?

しかしチャイという言葉の本来の意味は「茶」を表しています。

世界には「茶」を表す言葉が「チャ」「ティー」「チャイ」と3種類あり、インド・ケニア・トルコ・ロシアではチャイと呼ばれています。

なので「チャイ=甘い煮出しミルクティー」ではありません。以前、トルコ料理店で頼んだチャイはミルクティーではなく、ストレートの紅茶が出てきたことがありました。甘いミルクティーを期待していたので残念だった記憶があります。

甘い煮出しミルクティーのチャイが飲みたい場合は、インド料理店やネパール料理店で頼みましょう。またスパイスを入れたものはマサラチャイと呼ばれいています。

チャイが生まれた歴史

インドではチャイが日常的に飲まれていますが、チャイという飲み物が生まれたのは、ダストティーと呼ばれる細かいホコリのような茶葉を美味しく飲むために考えられたのが始まりでした。

チャイが飲まれるようになったのは19世紀ごろ。当時のインドはイギリスの植民地で、イギリスに出荷するための紅茶を作っていました。

上質な茶葉はすべてイギリスへ、そしてインドには売り物にならない粗悪な茶葉しか残りません。そんな茶葉を美味しく飲むためインドの人々が考えだしたのが煮出しミルクティーでした。

粗悪な茶葉はストレートでは苦みが強くそのままでは飲めないため、ミルクと砂糖、そしてスパイスを加えて煮出して旨味を引き出したのです。

どうにかして美味しく飲む方法はないかと考えらて作ったチャイが、今では世界的に有名で人気の飲み物になっているなんて素敵ですね。

チャイにおすすの茶葉&スパイス


美味しいチャイを作るためには、やはり茶葉選びが大切です。

本場のチャイは「ダスト」と呼ばれる細かい形状の茶葉を使用しますが、日本ではなかなか手に入らないので、なるべく細かくてしっかり紅茶の味わいが出る茶葉を選びましょう。

細かくカットされたリーフが使われているティーバッグは、手軽に用意できるのでおすすめです。またCTC製法の茶葉も濃く紅茶の味が出るのでチャイに向いています。

茶葉はインド紅茶のアッサムがおすすめです。

アッサムは濃厚なコクと芳醇な香りが特徴で、渋みもしっかり感じれる紅茶です。渋み成分のタンニンはミルクを入れるとコクと深みに変わります。たっぷりミルクを使うチャイにはまさにぴったりの茶葉ですね。

他には、アフリカ紅茶のケニアやスリランカ紅茶のルフナもおすすめです。好みの茶葉を選んで、美味しいチャイを作ってみてください。

基本のスパイスはこの4つ!

お店によってもチャイに使われているスパイスの種類は違いますが、基本的なものは4つ。これを入れればぐっと本格的なチャイを作ることができます。

カルダモン

清涼感のあるさわやかな香りと、ピリッとした辛味・ほろ苦さが特徴。実がまだ緑色で固いうちに収穫され乾燥させる。

さやを剥くと中に黒色のごま状の種子が入っており、それぞれ用途によって使い分けられる。サフランやバニラなどと同様、高価なスパイスとしても有名。

効能:胃腸刺激・発汗・去痰・口臭予防など

クローブ

バニラのような甘く濃厚な香りと、強い苦みを持つクローブ。

形は釘に似ていて、日本では丁字(ちょうじ)と呼ばれている。肉のくさみ消しにもよく使われるスパイスで、独特の香りはスパイスの中でもっとも強いと言われている。

また甘いものともよく合い、お菓子にもよく用いられる。香りが強いので使い過ぎないように注意。

効能:消毒・鎮痛・抗菌・血行促進など

シナモン

ほのかな甘みを感じさせる香りと、わずかに残る辛味が特徴。

クスノキ科クスノキ属の熱帯性常緑樹の樹皮を乾燥させたもので、断面が葉巻のようになっているセイロンシナモンと、ロール状になっているカシアが有名。

甘みを引き立てる香りで、お菓子や紅茶にも使われることが多い。世界で最も古くから知られているスパイスで、紀元前2000年以上前のエジプトに記録が残っている。

効能:鎮静・血圧改善・老化防止・抗菌など

ジンジャー

3000年も昔から熱帯で栽培されていた歴史のあるスパイス。

西欧では乾燥させたものをお菓子など甘いものに使うことが多いが、日本や東南アジアでは生のものを料理に使う場合が多い。

血液の循環を促し、身体を温めてくれる効果があり、紅茶に良く合う。

効能:消化促進・発汗・血行促進・殺菌など

他には、ペッパーやフェンネルなどもおすすめです。また、スパイスを使うことで一番大切なポイントは、ホール(原型)を使うことです。

ホールのスパイスは、使う直前に砕いたり割ったりすることで香りが格段に深くなります。本格的なチャイの味わいを楽しむなら、ぜひホールタイプのスパイスを用意しましょう!

手軽に楽しめる本格チャイの作り方

≪材料≫

  • 茶葉(CTCや細かいティーバッグのものなど)/ティースプーン3杯
  • 水/200㏄
  • 牛乳/300㏄
  • カルダモン/4粒
  • クローブ/4粒
  • シナモンスティック(セイロンシナモンがおすすめ)/1本
  • ジンジャースライス/2枚
  • 砂糖/お好み量

≪作り方≫

  1. 手鍋に水とスパイスを入れる。シナモンは手で割り、カルダモンはすり鉢で軽く潰す。(なければめん棒や瓶の底で潰す)残りのスパイスはそのまま入れる。
  2. 強火で火にかけ、沸騰したら中火にしてお湯が茶色になるまでしっかり煮出す。
  3. 火を止め、茶葉を入れて蓋をして5分蒸らす。
  4. 牛乳と砂糖を入れ、再度火にかける。沸騰させないよう気をつけながら、中火で温める。
  5. 茶こしでこしてカップに注ぐ。
チャイを作る時のポイント

▼スパイスはホールのものを使う
→チャイを作る直前に割ったり砕くことで、香りが深くなります。ホール状のチャイスパイスがセットになったものも売っているので、チャイを初めて作る方にはおすすめです。

▼煮出す火加減は中火にする
→強火で煮出すと苦みが出過ぎてしまうので、茶葉や牛乳を入れた後は沸騰させないように注意しましょう。時間をかけてスパイスと茶葉を抽出すると、深いあじわいになります。

▼砂糖を多めにすると、本格的なチャイになる
→インドのチャイは、砂糖がたくさん入っているのでとても甘いです。濃く煮出したミルクティーに砂糖を入れるとコクや深みが増して、とても美味しくなります。

自宅で本格チャイを楽しみましょう


いかがでしたでしょうか?

インドで飲まれているチャイは、粗悪な茶葉を美味しく飲むために生まれた、昔の人の知恵が詰まった飲み物です。

それが今では世界的にも人気の紅茶になるなんて素敵ですね!

本格的なチャイには、CTCや細かい茶葉を選びホールのスパイスを使いましょう。ゆっくり時間をかけて煮出せば、自宅でも美味しいチャイが楽しめますよ。

色々なスパイスを合わせて、あなた好みのチャイを作ってみてくださいね。

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元パティシエのティーインストラクター。今までの知識と経験を活かし、皆様に紅茶の素晴らしさを伝えるため、webライターとして活躍中。美味しい紅茶は人生を豊かにしてくれます。好きな紅茶はダージリンオータムナル

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