夏になると冷たいものが食べたくなりますよね。いつもはホットティーで飲んでいる紅茶も、暑い季節には冷たいスイーツに変えて味わってみませんか?
夏のスイーツといえば、かき氷やシャーベット、アイスクリームなど色々ありますが、今回は紅茶を使ったシャーベットの作り方をご紹介します。
香り高い紅茶をひんやり美味しいスイーツに変身させて、暑い季節を乗り切りましょう!
Contents
シャーベットって?
冷たいスイーツと一言でいっても、色々な種類がありますね。シャーベットの他にもソルベやジェラート、グラニテなど似たような見た目のものもたくさんあります。
それらの違いについて少しご説明します。
まずシャーベットとは、果汁やシロップに牛乳や卵白、ゼラチンなどを入れて作られた氷菓のことを指します。
シャーベットはシャリシャリとした食感であっさりしたイメージがありますが、乳脂肪分を原料に使っていることが多くあり、さっぱりした中にもコクや口どけのなめらかさを感じることができます。
また、シャーベットはアイスクリームのルーツにもなった冷菓で、紀元前17世紀の中国や古代エジプトなど古くから存在していたと言われています。
冷たいスイーツにもこんなに古い歴史があるんですね!それでは他の冷菓のソルベやグラニテとの違いを見てみましょう。
ソルベやグラニテなどの違い
ソルベはシャーベット同様、果汁やシロップを凍らせて作られた冷菓です。ソルベにはアルコールやリキュールなどが加えられているものもあり、コース料理のお口直しとして提供されることもあります。
シャーベットとの違いは原材料に脂肪分が入るかどうかの違いです。またソルベはフランス語、シャーベットは英語の読み方です。
ソルベと似た冷たいスイーツでグラニテがありますが、こちらはフランス語で「ざらざらした」という意味の冷菓です。
材料は果汁や野菜、アルコール類などでソルベとほぼ同じですが、氷の粒が粗くてシャリシャリした食感が特徴です。こちらもさっぱりした口当たりでコース料理のお口直しに登場したりします。
3つとも冷菓のカテゴリーですが、このように原材料や食感の違いによって分けられています。あなたはどの冷たいスイーツがお好みでしょうか?
シャーベットにして食べたいおすすめ紅茶
冷たくてさっぱりしたシャーベットには、香りがよい紅茶がおすすめです。
例えばベルガモットの香りをつけたアールグレイや、バラの香りのフレーバーティーなどは口の中で溶けた時にふわっと華やかな香りが広がります。
また、ダージリンのクオリティーシーズンの茶葉やスリランカのヌワラエリヤなど、繊細な味わいと香りの紅茶もシャーベットには合います。すっきりした後味で口の中をさっぱりさせてくれますよ。
また、アッサムやケニアなど濃厚でしっかりした味わいの茶葉は、ミルクティーシャーベットがおすすめです。さっぱりシャーベットよりもデザート感が強くなり、おやつにもピッタリです。
シャーベットのタイプによって紅茶を使い分けると、より美味しく味わいと香りを楽しむことができます。
基本的にシャーベットにはどんな紅茶もよく合いますので、あなたのお気に入りの紅茶を使ってぜひシャーベットを作ってみてくださいね。
絶品レシピ!紅茶シャーベット×2種類
さっぱりタイプのシンプルな紅茶シャーベットと、ミルクティーを使ったコクのあるタイプの紅茶シャーベットの2種類のレシピをご紹介します。
気分によってお好みの方を選んでくださいね!
さっぱり美味しい紅茶シャーベット
≪材料・作りやすい分量≫
- 熱湯/400㏄
- 茶葉(お好みの紅茶)/6g
- グラニュー糖/50~70g
- リキュール(コアントローやキルシュなど)/お好みで
- 飾りミント/1枝
≪作り方≫
- 小さな手鍋にお湯を沸かし、茶葉を入れ蓋をして2~3分ほど蒸らす。
- 茶こしで濾してグラニュー糖を入れよく混ぜて溶かす。グラニュー糖の量が多いので、完全に溶けない場合は再度火にかけ少し温めて溶かす。
- お好みでリキュールを入れて、バットなどに流し粗熱が取れたら冷凍庫に入れ凍らせる。
- 途中、凍ってきたら2~3回フォークなどでかき回して空気を入れる。(かき混ぜることできめ細やかな口どけのシャーベットになる)
- よく冷やした器に盛って、ミントを飾る。
※リキュールを入れると大人の味わいになって、風味が増します。お好みで使って下さい。
ロイヤルミルクティーのシャーベット
≪材料・作りやすい分量≫
- 水/80㏄
- 茶葉(アールグレイやアッサムがおすすめ)/9g
- グラニュー糖/100g
- 牛乳/300㏄
- 生クリーム/100㏄
- 飾りミント/1枝
≪作り方≫
- ロイヤルミルクティーを作る。手鍋に水を入れ沸かし、茶葉を入れ蓋をして10分ほどしっかり蒸らす。
- 牛乳を入れさらに2分ほど蒸らす。茶こしで濾して、グラニュー糖を入れてよく混ぜて溶かす。(溶けない場合は少し火にかける)
- ゆるく泡立てた生クリームを加えて混ぜる。バットに流し、粗熱がとれたら冷凍庫に入れ凍らせる。
- 途中、凍ってきたら2~3回フォークなどでかき回して空気を入れる。(かき混ぜることできめ細やかな口どけのシャーベットになる)
- よく冷やした器に盛って、ミントを飾る。
※グラニュー糖の代わりに、はちみつや練乳を入れても美味しいです。また、生クリームがあまっていたらシャーベットにかけても。フルーツを添えればおもてなしのデザートにもピッタリです。
手作りシャーベットで紅茶を楽しみましょう
いかがでしたでしょうか?
夏に食べたくなる冷たいスイーツはたくさんありますが、紅茶で作るならさっぱり美味しいシャーベットがおすすめです。
シャーベットには香りの良い紅茶が良く合います。フレーバーティーは華やかな香りが口の中に広がり、繊細なダージリンなどは紅茶特有の香気を感じることができます。
またコクのあるロイヤルミルクティーのシャーベットは、デザートにもピッタリでおもてなしにも喜ばれますよ。この場合はアッサムやアールグレイなどの茶葉がおすすめです。
暑い季節には、紅茶のシャーベットをぜひ作ってみて下さいね!
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