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コーヒーや紅茶にカフェインが含まれていることはよく知られていますが、カフェイン量についてはあまり知られていないのではないでしょうか?
そこで今回は、紅茶やコーヒーに含まれているカフェイン量に注目!
「紅茶とコーヒー、どちらの方がカフェイン多いの?」「1日にどのくらいのカフェインなら摂取しても大丈夫?」などと言う疑問を感じている人は必見です。
また最後では、紅茶とコーヒー以外でカフェインが含まれている飲み物にも触れていくので、参考にしてみてくださいね。
Contents
紅茶?コーヒー?カフェイン量が多いのはどっち?
紅茶のカフェイン量とコーヒーのカフェイン量、どちらの方が多いのでしょうか?
ここでは、紅茶やコーヒーに含まれているカフェ飲料を紹介するとともに、1日のカフェイン摂取目安量についても触れていきたいと思います。
紅茶のカフェイン量
紅茶のカフェイン量は、100ml中に「約30mg」含まれています。
飲み物の中でも比較的カフェイン量の多い紅茶ですが、紅茶の中に含まれている「タンニン」「テアニン」と言う成分がカフェインの働きを抑制するので、紅茶の飲み過ぎでカフェイン中毒になることは珍しいと考えられています。
コーヒーのカフェイン量
コーヒー100ml中に含まれているカフェイン量は、約60mgと紅茶の2倍です。
しかし、コーヒーの種類によっては含まれるカフェイン量に大きな差が生じてくることもわかっています。
カフェイン量が多いコーヒーは、何と言っても「エスプレッソ」!エスプレッソ100mlあたりには、280mgのカフェインが含まれていますよ。
普通のコーヒーと比べるとその量は約5倍近い数値となりますが、エスプレッソは1杯あたりの量が少ないので、実際には1杯で約80mgのカフェイン量摂取になるでしょう。
カフェインを過剰摂取するとどうなるの?
カフェインを過剰摂取してしまうことで懸念されるのは、やはり「カフェイン中毒」ではないでしょうか?
カフェイン中毒とは、カフェインを摂取した後に頭痛やめまいなどの症状が現れること。以下に詳しくまとめてみましょう。
カフェイン中毒の症状は様々なですが、多いものとしてこのような症状が報告されています。
また稀ではありますが、カフェインの過剰摂取による急性症状を発症してしまった場合は「意識消失」「心肺停止」などの危険な状態を招いてしまう可能性も。
1日のカフェイン摂取量の目安
カフェイン中毒症の症状が気になる人は、まずは自分が1日にどのくらいのカフェインを摂取しているのかを把握する必要があります。
欧州においては、カフェインによる健康被害予防のために、成人は「1日あたり400mgまで、かつ1回200mgを超えない量」と注意を促しています。
また、カフェインの影響を受けやすい妊婦さんや授乳中の母は「1日あたり200mgまで」となっています。
1日に400mgのカフェイン量は、コーヒーなら「約6杯分」紅茶なら「約13杯分」となります。
カフェインが身体や脳に与える影響は明らかなので、上記のような中毒症状が気になっている場合は、ノンカフェインのものを上手く取り入れるなどしてカフェイン摂取量を減らしていきましょう。

コーヒーと紅茶以外でカフェインが含まれている飲み物
紅茶やコーヒーに含まれているカフェインには、眠け覚しや興奮作用など「脳を覚醒させる作用」があるため、体調や体質・飲む時間帯には注意が必要です。
ここでは、紅茶やコーヒー以外にもカフェインの含有量が認められている飲み物についてまとめています。
コーヒーと紅茶以外でカフェインの多い飲み物は、主にお茶系です。特に「玉露」を見てみると、なんとカフェイン量は驚きの約160mg!
1日のカフェイン摂取量の目安は400mgでしたので、玉露100mlを2回飲んだらほとんど目安量に到達してしまいますね…。
コーヒーの2倍以上ものカフェインを含む玉露ですが、玉露には「タンニン」と言う成分が含まれており、そのおかげでカフェインの効力が薄まるとも考えられています。
また、上記には記載していませんが「ほうじ茶」「緑茶」「玄米茶」などのお茶にも、ウーロン茶と同じくらいの量のカフェインが含まれているので注意しましょう。
よく「ココアにもカフェインが含まれている」と言われますが、ココアパウダー100g当りに約200mgのカフェインが含まれています。
ココアを作る場合に使用するのはカップ1杯当たりでココアパウダー6g程度なので、カフェイン量を計算すると12mgほどになります。
そして、エナジードリンクに含まれるカフェイン量は、製品によって大きな差があることがわかりました。カフェイン量が気になる場合は、しっかりと成分表をチェックしてみることが大切です。
米国では、カフェイン入りのエナジードリンクとアルコールを混ぜて飲むことで「3倍飲みすぎた状態になる」との報告が上がっています。
お酒に弱い人は特に、カフェインとアルコールを組み合わせないように注意したいですね。
紅茶のカフェイン量は「コーヒーの半分」と覚えよう
いかがでしたか?
コーヒー1杯分には「約60mg」のカフェインが、そして紅茶にはその半量「30mg」のカフェインが含まれていました。
どちらにもカフェインが含まれていますが、コーヒーの方がカフェイン量が多く、また紅茶のようにカフェインの働きを抑制してくれる成分もあまり含まれていません。
このことから、コーヒーと紅茶のどちらの方がカフェインによる影響を与えやすいか…と考えると、圧倒的にコーヒーの方に分配が上がるでしょう。
ただ、カフェインは適量を飲むことで「気分転換になる」「眠気が覚めてシャキッとする」「脂肪燃焼効果がある」など嬉しい働きがあることも確認されています。
「成人で1日400mg・妊婦さんや授乳婦さんで200mg」と言うカフェインの摂取量をしっかりと守れば、健康には問題が出ないと言われています。
ぜひ1日の摂取量を気にかけて、カフェイン入り飲料と賢く付き合っていきましょう!

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