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アフリカが産地のおすすめ紅茶8選!

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紅茶の生産地としてはインドやスリランカなどが有名ですが、コーヒーのイメージが強いアフリカでも紅茶の生産が盛んに行われています。

赤道直下のアフリカで育つ茶葉には、美容や健康に効果が期待できる成分がぎゅっと詰まっていると言われていますが、おすすめの紅茶はあるのでしょうか?

そこで今回は、アフリカ産の紅茶にスポットを当て、種類や味の特徴・おすすめの商品などを一挙にご紹介していこうと思います!

アフリカ紅茶とは?アフリカ産の紅茶の特徴

日本ではあまり聞きなれないアフリカ紅茶。ここでは、アフリカ紅茶の魅力をお伝えしていきたいと思います。

「アフリカ紅茶ってどんな特徴があるの?」「飲んだことがない!」という人は、ぜひ参考にしてください。

アフリカ紅茶=ケニア

アフリカで紅茶を生産している有名な国は「ケニア」です。ケニアの茶葉生産量は、2004年にスリランカを抜き、インド・中国に次いで世界第3位まで登りつめています。

そんなケニアでは、第一次世界大戦後に開拓が始まったケリチョ・ニエリ・ナンディ・ソティックの4地区が主な産地として知られていて、茶園の標高は約2000m。

赤道直下でインド洋に面し、気候は熱帯性です。年間雨量が1,500mm以上と、お茶の栽培に適していて、茶園も点在しています。

ケニア以外では、ウガンダやタンザニア・マラウィ・モザンピークでも紅茶の栽培が行われていますよ。

アフリカ紅茶=CTC

そして、アフリカ紅茶の特徴として挙げられるのは、アフリカで生産されている紅茶のほぼ全てが「CTC製法によって製造されている」と言うことです。

CTC製法とは「Crush(押しつぶす)」「Tear(引きちぎる)」「Curl(丸める)」の頭文字を取ったもの。

専用の機械を使用して茶葉を押しつぶすように引きちぎり、細かくします。それを再び丸く形成し直したものがCTC製法の紅茶と呼ばれています。

CTC製法について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。

CTC製法の紅茶とは一体?CTCの特徴や美味しい入れ方CTC製法の紅茶はは、見た目はコロコロと丸めて加工されている茶葉のことです。見たことのある方もいるのではないでしょうか?そんなCTC製法で作られた紅茶の特徴や味・美味しい入れ方について詳しく解説していきます。...

このCTC製法で製造された紅茶の特性は、紅茶の抽出能力が高く、短時間でしっかりと紅茶の風味を引き出すことができると言われていますよ!

また、CTC製法の特徴からしっかりとした味わいに仕上がりやすく、牛乳と混ぜてミルクティーにしたり煮出してチャイにするのもおすすめです。

アフリカ紅茶はスリランカ産の紅茶に似たコクがあり、爽やかな香りが印象的。ミルクやレモンとも相性抜群なので、ブレンドティーとしても世界的に使用されています。

アフリカは世界最大級の紅茶生産・輸出国

日本では聞きなれないアフリカ紅茶ですが、アフリカ東部に位置するケニアでは、紅茶・緑茶・烏龍茶を含んだ茶の輸出量が世界で最も多く、紅茶の総生産量は約32〜33万トンです。

これは紅茶生産大国であるインド・中国に次ぐ世界第3位という位置付けになります。生産量では世界第3位ですが、輸出量としては世界一!

ケニアにおける年間の紅茶輸出量は「世界の輸出量の30%以上」を占めていることから、世界的に見るとアフリカは紅茶生産・輸出大国といえるでしょう。

世界の紅茶生産量について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。

世界で紅茶の生産量が多いのはどこの国?紅茶生産量統計ランキング 紅茶とハーブティーを販売している、linkteaのwebマガジンです。 日本で購入するほとんどの紅茶が外国からの輸入紅...

アフリカ紅茶の歴史

紅茶生産量・輸出量が世界トップレベルのアフリカですが、日本ではあまり聞きなれないアフリカ紅茶…。

そこでここでは、アフリカ紅茶の歴史について調べてみたいと思います。

歴史は浅い

アフリカ紅茶の名前が日本であまり認知されていないのは、アフリカ紅茶の歴史がまだまだ新しいことが関係しています。

アフリカで紅茶栽培が始まったのは1880年代、イギリス人がマラウイにお茶の種を持ち込んだのがきっかけだそうです。

その後、20世紀に入ると大規模茶園が数多く展開され、イギリスの植民地となってからはプランテーションによる効率的な茶葉栽培がおこなわれるようになりました。

第2次世界大戦後、アフリカの紅茶産業は急速に拡大し、世界中に輸出されることに。

アフリカ独立後の紅茶産業

イギリスから独立した1960年代以降は、これまでイギリスの下でおこなわれていたプランテーションが分割され、小規模農園が増えます。

ケニアの紅茶開発局が小規模農園から茶葉を買い取り、製茶・輸出までを一括管理するようになると、さらにアフリカの紅茶市場が急成長していきました。

アフリカの茶園の多くは高地にあることや、インド洋によってアジア大陸との隔たりがあることにより、茶の木に寄生する害虫や病気が渡って来ません。

そのため、アフリカ紅茶は除虫などの手間がかからず、ほとんどが無農薬栽培。こうした背景も、アフリカ紅茶が世界中に流通する要因のひとつになっていると考えられます。

アフリカの茶園を紹介!

アフリカにある茶園の中でも有名な、「マラウイ」「タンザニア」「ウガンダ」「モザンピーク」の園について紹介します。

マラウイ茶園

マラウイ茶園はアフリカ東南部に位置し、紅茶生産量はケニアに次いで第2位。アフリカで紅茶栽培が始まった最初の土地であり、紅茶文化における古い歴史を持つ土地としても有名です。

マラウイ茶園では「エスペランザ茶園」「カブジ茶園」「サテムワ茶園」「サヤマ茶園」などの茶園があり、控えめな香りや味わいでブレンド紅茶として人気があります。

マラウイは標高400〜1000mとアフリカの茶園の中でも珍しいほどの低地で、雨季に入る12〜4月までがクオリティーシーズです。この時期に年間生産量の70〜80%が生産されています。

タンザニア茶園

タンザニアは、世界最高峰のキリマンジャロで有名な紅茶産地です。タンザニアはケニアの下に位置していて、熱帯のサバナ気候と豊富な雨量があり紅茶栽培に適した環境になります。

紅茶生産量はケニア・マラウイ・ウガンダに次ぐ4番目で、主な茶園は「ブルワ茶園」「ムポンデ農園」「リビングストニア茶園」「ルペンベ農園」など。

主なタンザニア茶園はキリマンジャロ山麓(北東部)とマラウイに近い高原地帯の南部にあり、南部での紅茶生産は70%程度と多くなっています。

ウガンダ茶園

ウガンダは、ケニア・マラウイに次ぐアフリカで第3位の紅茶生産量です。

赤道直下に位置するウガンダは、アフリカで最も大きい面積を持つビクトリア湖を挟んでおり、東側はケニア、南側はタンザニアという内陸高原地帯。

その立地から、ウガンダ茶園は南部・西部・中央部と広く点在しており、特に南部の高原地帯に多くの茶園が集中しています。

主なウガンダ茶園は「イガラ茶園」「カヨンザ茶園」と標高2200m以上の高地が多く、1年中スッキリとした味わいの紅茶が生産されています。

モザンピーク茶園

モザンピーク茶園はザンベジア州にあり、ヨーロッパ人所有の茶園が中心。生産された茶葉の80%はイギリスに輸入されています。

第2次世界大戦直後に、アメリカ・ポルトガル・南ア連邦からの買い付けで大増産されるようになりました。

4〜10月が乾季のため、良質の紅茶が生産されます。

アフリカ産の紅茶「アフリカンネクター」とは?


アフリカで生産される紅茶の中に「アフリカンネクター」と言う種類がありますが、実はこれ「ハーブティー」の1種で紅茶ではありません。

と言うのも、アフリカンネクターのベースになっている茶葉は紅茶ではなく「ルイボスティー」と呼ばれているハーブティーだからです。

アフリカンネクターはこのルイボスティーの茶葉をベースに、ハイビスカスやマリーゴールドなどのドライフラワーがブレンドされ、華やかな香りとジューシーな味わいを楽しむことができる魅力的な飲料!

ルイボスティーにはカフェインが含まれていないので、小さな子どもやお年寄り・就寝前の飲み物としても最適ですよね。

紅茶と勘違いされやすいアフリカンネクターですが、紅茶好きの人にはぜひおすすめしたいハーブティーです。

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おすすめのアフリカ紅茶8選


ここでは、アフリカ産のおすすめ紅茶やハーブティーをご紹介します。

過酷な環境下でも自生することができるアフリカ産の茶葉には、現在人に不足しがちな栄養素がたっぷりと含まれていると言われていますよ!

マラウイ紅茶

こちらのマラウイ紅茶はセイロンティーのようなしっかりとした飲み口と、ダージリンのフルーティーでスッキリとした味わいも楽しめる「ハイブリットタイプ」の紅茶です。

コクとスッキリ感のバランスが良く、ストレートはもちろん、はちみつとの相性が抜群!様々なアレンジにもおすすめで、紅茶を味わい尽くせるでしょう。

また、ティーバッグはトウモロコシから作られた生分解性フィルターを使用しているため、体にも環境にも優しくエコで安心安全です。

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ケニア紅茶

ケニアのカンガイタ製茶工場で生産されているこちらの紅茶は、CTC製法が用いられているのでしっかりとした味わいが魅力的。

コクが深くてバラのような華やかな香りは、ストレートやミルクティー・チャイなど、幅広い用途で楽しむことができるのでしょう。

香り高い茶葉なので、クッキーやケーキなどのお菓子作りにも最適です。

ルワンダ紅茶

CTC製法で作られたルワンダ紅茶は、コクが強めでミルクティーやチャイで本領が発揮されるフルボティタイプの紅茶です。

イギリスでも高評価を得ているマタ茶園の茶葉が使用されていて、しっかりとした紅茶の特性を味わうことができます。

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ウガンダ紅茶

フルーティーで飲みやすく、軽い飲み口が印象的なウガンダの紅茶。

こちらの紅茶はウガンダの「カヨンザ製茶工場」にて生産されてもので、CTC製法で仕上げたとは思えないライトな味わいです。

控えめな渋みとすっきりとした味わいは、アイスティーにして楽しむのもおすすめですよ!

タンザニア紅茶

タンザニアはケニア・マラウイ・ウガンダに次いで、アフリカで4番目に茶葉の生産量が多い国。

タンザニアの農園ではほとんど農薬が使われていないため、安心して紅茶を楽しむことができるでしょう。

こちらは、タンザニア南部「マラウイ湖」の茶園にて生産された、爽やかな味わいや香りが特徴的な紅茶です。

程よいコクと渋みが際立ち、ストレートやアイスティーでシャキッと飲むのがおすすめ!レモンやジンジャーを入れて香り付けしても美味しく頂けますよ。

アフリカつばき茶100%

紅茶ではありませんが、ケニアで生産されているこちらの「つばき茶」もおすすめです!

つばき茶の健康効果は緑茶の50倍と言われることもあり、健康志向の人からも注目を集めている茶葉。

味は紅茶に似ていてまろやかな口当たりで、クセも少ないので飲みやすいのが特徴的です。
また、厳格に管理された工場で製造されているので、衛生面書きになる人にも最適ですよ。

ルイボスティー

こちらも紅茶ではありませんが、アフリカと言えば「ルイボスティー」を紹介しないわけにはいきません!

南アフリカ原産のルイボスティーには、ポリフェノールやミネラルが豊富でノンカフェイン&底タンニンで体にも優しい。

妊娠中や授乳中でも安心して飲め、体に良いから子どもやお年寄りでもOK!幅広い年齢層から注目が集まっているハーブティーです。

ハニーブッシュ

またまたハーブティーのご紹介です。

南アフリカでしか栽培されていない「ハニーブッシュ」と言うハーブティーは、ルイボスティーに似た味わいですが、クセが少なく甘い蜜のような味わいが楽しめます。

ハニーブッシュは南アフリカのごく限られたエリアにしか生息していない植物なので、アフリカ紅茶に興味がある人は合わせてチェックしてみると良いでしょう。

アフリカ産の紅茶やハーブティーで体の中から健康的に!


アフリカ産茶葉の特徴は、何と言っても含まれている栄養価が高いことです。

過酷な環境下でも育つ植物から採取された茶葉には、美容や健康に魅力的な栄養素がたっぷり!

ぜひ、お気に入りのアフリカ紅茶を見つけてみましょう。

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AYUMI SHIRANE
砂糖・小麦・卵・乳製品不使用!焼かずに作るロースイーツの魅力に取り憑かれ、講師として活動中。また、神が宿る靈草と呼ばれている「まこも」を使ったお茶を開発し、心身の浄化と波動を高めるお手伝いもおこなっております。Link teaのオータムナルの大ファン♡