紅茶

世界で紅茶の生産量が多いのはどこの国?紅茶生産量統計ランキング

日本で購入するほとんどの紅茶が外国からの輸入紅茶ですが、その茶葉は世界のどの国で栽培されているのかご存知でしょうか?

今回は「紅茶の生産量」を世界規模で調査し、生産量の多い国順にランキングを付けてみたいと思います。

紅茶の生産量が多いということは、それだけ「紅茶の栽培に適した土地である」とも言い換えることができるのです。

美味しい紅茶を見極めるためにも、ぜひ紅茶生産量の多い国を把握しておいてくださいね!

紅茶の生産地として有名なのは…


「English breakfast」という名前の紅茶を見たことがある人も多いと思いますが、このEnglish breakfastとはイギリスでとても人気のあるブレンドティーです。

名前に「English」が付くので、イギリスで生産されている紅茶だと思いきや…実はEnglish breakfast teaにブレンドされている紅茶葉はイギリスで採取された茶葉ではありません。

イギリスでは「午後のティータイムに紅茶とスコーンを頂く」という風習が根付いていますが、紅茶の生産地として有名なのはイギリスではなく以下の国々なんです。

インド

世界最大の紅茶生産国であり、自国での紅茶消費率も世界最大の「紅茶の国」!

インドの紅茶は、マスカットフレーバーが印象的で世界三大紅茶とも称される「ダージリン」・インド最大の紅茶産地でコクと渋みが強い「アッサム」・クセのない味わいでブレンドティーにも使用されやすい「ニルギリ」・カングラ紅茶とも呼ばれている「シッキム」の4つに分けられています。

スリランカ

スリランカの紅茶は、茶園の標高によって「ロウ・グロウン」「ミディアム・グロウン」「ハイ・グロウン」と分けられていて、それぞれに異なった飲み口を持っています。

ウバを始め、ディンブラやキャンディなど計6つの種類があり、様々な紅茶を楽しむことができますよ。

アフリカ

アフリカの中でも最大級規模の茶園があるのは、ケニアです。

ケニアで作られる紅茶の90%は「CTC製法」といって、紅茶葉を砕きちぎって再び丸めるという作り方で加工された紅茶。

ケニアの紅茶は、主にヨーロッパ諸国へ輸出されることが多いです。

中国

中国では烏龍茶や緑茶といった中国茶が盛んに栽培されていますが、紅茶も負けてはいません。

中国の代表的な紅茶「キームン」は世界三大紅茶の一つにも称され、蘭の花のような香りとスモーキーフレーバーが特徴的。

希少性が高いため、高級紅茶として人気の高い紅茶葉です。

インドネシア

インドネシアで生産される紅茶のほとんどは、ジャワ島とスマトラ島で栽培されている「ロウ・グロウン」の紅茶。

標高の低い茶園で栽培されているので、クセがなく飲みやすいのがインドネシア産の紅茶の特徴です。

いかがですか?
上記でご紹介した5カ国で、なんと「世界の紅茶の約80%」を占めているというから驚きですよね!

紅茶の栽培に適している環境は「熱帯もしくは亜熱帯地域」「高地で霧が発生しやすい地帯」と言われていますが、上記5カ国は見事にその条件を満たしています。

別名「ティーベルト」とも呼ばれている紅茶葉の栽培に適した地帯では、品質のいい紅茶がたくさん採取されていますよ。

世界の紅茶生産量ランキング


インドやスリランカで紅茶がたくさん生産されていましたが、紅茶の生産量でいうと結局どこの国が1番なのでしょうか?
さっそく、世界で紅茶生産量が多い順にランキング付けをしていきたいと思います。

  • 1位 インド 約100万トン
  • 2位 スリランカ 約32万トン
  • 3位 ケニア  約30万トン
  • 4位 インドネシア 約15万トン
  • 5位 バングラデシュ  約6万トン
  • 6位 中国  約5万トン

断トツで紅茶の生産量・消費量ともにNo.1なのは、インド!

2位のスリランカに比べると約3倍以上の差をつけて、紅茶の生産量が報告されていました。

インドの街を歩けば、そこら辺に紅茶を作っている露店があったり紅茶の売り子に出くわすと言っても過言ではないほど、街中では紅茶の濃厚な香りが漂っています。

ちなみに、インドの東隣に位置するバングラデシュでもインドの影響を受けてか、紅茶の栽培が行われています。

バングラデシュの茶葉はコクや渋みの強いアッサムと似ていますが、アッサムよりもマイルドでブレンド茶として利用されることが多いですよ。

また、世界三大紅茶「キームン」の生産地である中国では、紅茶の生産量よりも中国茶の生産量が多いため、紅茶の生産量ランクが下がっているという結果に。

日本で紅茶生産量が多い県は?


世界的に見ると、インドが紅茶の生産量ランキングで1位でした。

しかし日本でも紅茶の栽培は行われていることをご存知でしょうか?緑茶や番茶だけではなかったのです!

日本では34都府県・約400カ所で紅茶が作られていますが、生産量が最も多いのは静岡県でその量は年間「1,500kg」です。

全国に占める静岡県の紅茶生産量の割合は74%で、2位の広島6%を大きく引き離すという結果に。

静岡といえば緑茶などに使用される茶葉を栽培するお茶園が点在していますが、紅茶の生産量でも国内最大規模!

ただ、やはり紅茶よりも緑茶へ注ぐ情熱が大きいというのが現在の日本。こうした環境が、日本紅茶の普及につながらないとも考えられています。

緑茶の栽培が盛んな日本ではありますが、紅茶の生産も昔から行われていて、ブランド数も多くあります。

静岡県:丸子紅茶・静岡紅茶
長野県:うまいんだに
三重県:伊勢紅茶
奈良県:月ヶ瀬紅茶
滋賀県:朝宮紅茶
島根県:出雲紅茶
鳥取県:鳥取紅茶
岡山県:高梁紅茶
福岡県:八女紅茶
佐賀県:嬉野紅茶
大分県:杵築紅茶
宮崎県:みやざき紅茶
鹿児島県:鹿児島紅茶・阿久根紅茶
沖縄県:琉球紅茶・ラフィアンティー・山城紅茶・やんばる紅茶

このように、様々な土地で生産されているジャパニーズ紅茶。

西日本〜沖縄にかけて積極的に生産されているので、味比べをしてみるのも面白そうですね。

紅茶は様々な国で栽培されている!


紅茶のイメージが強いイギリスでは、ほとんど紅茶が生産されていないという事実を知って驚かれた人も少なくないのでは?

世界で紅茶の生産量が多い国はインドやスリランカでしたが、日本を始め様々な国で紅茶は生産されているものです。

紅茶の産地によって味や香りが異なってくるので、今度紅茶を選ぶ際には産地を気にしてチョイスしてみましょう。

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ABOUT ME
Aさん
Aさん
アロマテラピー検定1級。 3人の子どもを育てながら、ウェブライターとして活動中! 香りが大好きで、暇さえあれば様々なアロマやハーブティーを楽しんでいます。 好きな紅茶はアールグレイ・ルイボス・フレーバーです◎

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