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寝つけない時やリラックスしたいとき、あなたは何を飲んでいますか?
ホットミルクやハーブティーなど安眠効果の期待できる飲み物はたくさんありますが、リラックス効果のある紅茶を飲んでいる人も多いと思います。
でも紅茶にはカフェインが含まれていますよね。覚醒作用のあるカフェインを寝る前に飲んでいいの?と疑問に思っている人もいるでしょう。
紅茶を寝る前に飲むと、どのような影響があるのでしょうか。
今回は紅茶と睡眠について、また寝る前に飲むおすすめの紅茶の選び方やリラックス効果などをご紹介します。
Contents
紅茶は寝る前に飲んでもいいの?
寝る前に紅茶を飲むと、目が冴えて寝れなくなってしまうのでは?と気にしている方もいると思います。
紅茶に含まれているカフェインは覚醒作用があることが有名ですが、適度なカフェイン摂取は疲労回復やストレス軽減などの効果があり、気分を落ち着かせてくれる効果があります。
また紅茶に含まれているテアニンが、カフェインの吸収を抑える働きをしてくれるので、大量に濃い紅茶を飲まない限り、寝る前に紅茶を飲んで覚醒作用が起きることは考えにくいです。
それでも気になる方は、紅茶を薄めに抽出して飲むと良いでしょう。過度の量を飲まなければ、紅茶は安眠に適した飲み物と言えます。
また、睡眠前に紅茶を飲む場合には、過剰な摂取には注意が必要です。
大量の液体を摂取することによって、就寝中にトイレに起きる回数が増える可能性があり、睡眠の妨げになることがあります。適度に飲むように調整しましょう。
不眠の原因のひとつは自律神経の乱れ
そもそも不眠になる原因は何でしょう?寝つけない原因のひとつに自律神経の乱れがあります。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経が、必要に応じて切り替わることで心と身体のバランスを保っています。
自律神経が正常に機能していれば、昼間は活発な交感神経が働き、夜はリラックス状態の副交感神経が働きます。
しかし、過度なストレスや生活習慣の乱れから自律神経が乱れてしまうと、この切り替えがうまくできず不眠になってしまうのです。
この自律神経の乱れを正しくする効果が紅茶にあります。
紅茶を飲むことによって、リラックス効果が作用し、精神を安定させてくれます。興奮やイライラを落ち着かせると副交感神経にうまく切り替えることができるようになり、結果として自律神経が整っていきます。
寝る前の一杯の紅茶は、心と身体をリラックスさせる効果があり、自立神経の乱れも整えてくれます。ぜひ心配せず飲んでくださいね!
睡眠前の紅茶の選び方や飲み方
睡眠前に紅茶を飲むには、選び方や飲み方も大切です。
紅茶を飲んでリラックスしたいという方は、参考にしてみてくださいね。
選び方
まず、自分に合った紅茶を選ぶことが大切です。寝る前にリラックスしようとする場は、カフェインの含有量が少ないもの、またはハーブと組み合わせたブレンドティーを選ぶと良いでしょう。
例えば、カモミールやラベンダーのようなハーブがブレンドされていると、よりリラックス効果が期待できます。
淹れ方
紅茶の味と香りを最大限に引き出すためには、適切な温度と蒸らし時間が重要です。
ブラックティーやグリーンティーなどの一部の紅茶は、沸騰直後のお湯で淹れると味が悪くなることがあります。
そのため、お湯を沸かした後に少し冷ましてから使うことをお勧めします。
飲むタイミング
睡眠の質を高めるためには、寝る前の時間帯に紅茶を飲むことが効果的です。
ただし、寝る直前に大量に飲むとトイレに起きる原因になることもあるため、寝る1~2時間前に飲むことをお勧めします。
また、気になる人はカフェインの含有量が少ないデカフェタイプの紅茶を選びましょう。
特にデカフェのアールグレイやダージリンは、その香りがリラクゼーション効果を期待できます。
また、ミルクを加えることでトリプトファンという睡眠を促す成分が効果を発揮し、より深い眠りへと導きます。
リラックスできる空間作り
紅茶を飲む空間作りも大切です。
テレビがついていたりと賑やかな空間ではなく静かな場所で、好きな音楽を流したり、読書をしたりしながらゆっくりと紅茶を楽しんでみてください。
よりリラクゼーション効果を高めることができるでしょう。
睡眠にも良い紅茶のリラックス効果
睡眠に有効な成分が紅茶にはたくさん含まれています。
特に代表的なものがうまみ成分の「テアニン」と香気成分の「ゲラ二オール」「リナロール」です。この3つの成分がどのようにリラックス効果に作用しているのでしょうか。
テアニン(紅茶の成分)
テアニンは紅茶の成分で、アミノ酸の一種です。
テアニンにはリラックス効果を高める働きがあり、紅茶を摂取することで興奮や緊張を和らげることができます。リラックス効果は、身体の余分な力を取り除き、溜まっている疲労を回復する効果もあります。
さらにテアニンに含まれている香り成分が、脳内のα波を増加させ気分を落ち着かせてくれます。α波は睡眠時に脳から出される脳波で、スムーズな睡眠へと導いてくれる作用があります。
ゲラ二オール、リナロール(紅茶の香気成分)
紅茶の主な香気成分は、ゲラ二オールとリナロールです。紅茶の香りにはリラックス効果があり、特に代表的はのがこの2種類です。
ゲラ二オールはバラの様な、華やかで強い香りが特徴で、ダージリンはこのゲラ二オールを多く含んでいます。
リナロールはすずらんや柑橘系の様な、爽やかで軽やかな香りで、主にスリランカの紅茶に多く含まれています。
就寝前におすすめの紅茶はこれ
過度の量を摂取しなければ、紅茶を飲んだからと言ってカフェインの覚醒作用が発揮されることはないとお話ししましたが、やはり気になるとういう方には、こちらの紅茶をおすすめします。
デカフェやノンカフェインの紅茶
「デカフェ」とは、特別な処理をして茶葉からカフェインを取り除いたものです。カフェンが気になるという方は、就寝前などはこちらの紅茶なら安心して飲むことができますね。
しかし、商品によって異なりますがデカフェの紅茶は、少量カフェインが含まれていることがあります。
まったくカフェインが入っていない紅茶が良い方は、「ノンカフェイン」や「カフェインレス」と表記されている紅茶を選びましょう。カフェインに敏感な方はこちらのタイプがおすすめです。
デカフェとノンカフェインの紅茶の違いについて気になる人は、こちらの記事もおすすめです。
ハーブが入っているフレーバーティー
普通の紅茶よりも、ハーブがミックスされているフレーバーティーは、ハーブの安眠効果も期待できるので就寝前にぴったりです。
特にカモミールやラベンダー、リンデンなどのハーブには高いリラックス効果があります。優しい香りのフレーバーティーとリラックス効果のあるハーブの相乗効果で、心も身体もほぐれ安眠が期待できます。
ミルクティーで飲む
いつものお気に入りの紅茶が飲みたい、でも就寝前のカフェインが気になる・・という方は、紅茶にミルクを入れて飲んではいかがでしょうか。
ホットミルクには睡眠を誘う効果があり、交感神経の働きを抑え脳をリラックスさせてくれます。
また自律神経のバランスを整える働きもあるので、紅茶と合わせてミルクティーで飲むことで、その効果がさらに強くなります。心を落ち着かせてくれるミルクティーは就寝前にもぴったりです。
ミルクティーにおすすめの茶葉はこちらで解説しています。
おやすみ前も紅茶でリラックスしましょう♪
いかがでしたでしょうか?
紅茶に含まれているカフェインは覚醒作用があり、就寝前には飲まない方がいいと思いがちですが、適度なカフェイン摂取は疲労回復やストレス軽減などの効果があり、気分を落ち着かせてくれる効果があります。
また、紅茶に含まれているテアニンは、カフェインの吸収を抑える働きがあるので、大量に濃い紅茶を飲まない限り、寝る前に紅茶を飲んで覚醒作用が起きることは考えにくいです。
カフェインレスの紅茶やハーブティーは、リラックス効果や眠りを誘う効果があるため、寝る前に飲むことができます。
紅茶にはリラックス効果や自律神経のバランスを整える効果があります。ハーブを入れたり、ミルクティーにしたりお好みによって就寝前も美味しく紅茶を飲んでくださいね!
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