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レモンを紅茶に入れると、爽やかな風味が広がって一気に口の中がさっぱりしますよね。
しかし、レモンの入れ方を間違えると紅茶が渋くなってしまったり、えぐみが出てしまったりする場合もあります。
そこで今回は、美味しいレモンティーを作るためのコツや気になるマナーも合わせて紹介します。紅茶の繊細さを引き立たせるレモンの入れ方とは!?
Contents
紅茶にレモンを入れる上手な方法とは?
「紅茶にレモンを入れるだけでしょ?」と簡単に思ってしまいがちですが、実は奥が深いレモンティー作り。ここでは、レモンの渋みやえぐみを出さないための入れ方を解説します。
レモンは飲む直前にさっと入れる
紅茶の中にレモンをずっと浸しておくと、レモンに含まれるクエン酸などの成分によって紅茶が渋くなったりえぐみが出やすくなったりします。
美味しいレモンティーを作るためには、レモンは飲む直前にさっと入れるのが鉄則!
具体的には、レモンを紅茶に入れて2〜3回ティースプーンでかき回す程度でいいでしょう。その後はすぐに紅茶からレモンを取り出し、入れっぱなしにしないように気をつけてください。
紅茶には、レモンを加える適切なタイミングだけではなく「砂糖を入れるタイミング」もあります。以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
無農薬だとなお良し
紅茶に添えられているレモンのほとんどは、皮が付いている状態です。
鮮やかな黄色の皮は華やかな雰囲気を添えてくれますが、レモンの皮には防カビ剤や農薬などが付着していることも忘れてはいけません。
防カビ剤や農薬が付いていることで苦味成分が出やすくなることもあるため、できれば防カビ剤などを使用していない、無農薬のレモンを使用することをおすすめします。
無農薬レモンは皮まで食べられるものもあるほど、レモンの皮にえぐみが少ないのも特徴的ですよ!
皮を剥き種を取る
そもそも、レモンを入れて渋くなったりえぐみが出やすくなったりする原因のひとつは、レモンの皮にあります。
苦味の主な原因は、レモンの皮に付けられているワックス・化学農薬だけではなく、実は「レモンの皮の白い部分や種」に苦味成分である「リモノイド 」が多く含まれています。
レモンの渋みを軽減させたいなら、種や白い皮までしっかりと取り除いてから紅茶の中に入れてみてください。
水に一晩浸しておく
レモンの皮には苦味成分があるだけではなく、農薬やワックスが付着している場合もあります。付着物による影響を緩和させたい場合は、レモンを一晩水に浸けておく方法もおすすめです。
ボウルに水を張り、レモンの皮表面を擦りましょう。水はこまめに取り替えることで、レモンの表面に付着した物質の除去が期待できます。
ただし、普通の水ではそれほど効果が出ない場合もあるため、農薬を除去できると言われている重曹を水に溶かして入れたり、塩でレモン表面をゴシゴシ洗ったりするなどの工夫も取り入れてみてください。
マナー違反!レモンを紅茶に入れる美しい手順
紅茶を出される際、気になってしまうのがマナーです。特に紅茶は、貴族社会であったイギリスの影響を大きく受けています。
レモンティーを頂く正しいマナーは、先ほどお伝えしたように「飲む直前にレモンを入れる」「ティースプーンで2〜3回かき回す」「その後すぐに取り出す」の3ステップです。
取り出したレモンは、ソーサーの奥側(カップの向こう側)に置くのが一般的。もしくは、レモン専用の小皿が用意してある場合は専用のお皿に置きましょう。
レモンを入れる際に使用したティースプーンも、使い終わったらカップの奥側に置いてくださいね。
紅茶に関するマナーについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
レモンを紅茶に入れる方法は「直前にさっと」が鉄則!
レモンの爽やかな香りや味わいは、繊細な紅茶の風味をさらに引き立ててくれます。
様々なフルーツ紅茶が発売されている中で、紅茶とレモンの組み合わせは「王道」といっても過言ではないほどでしょう。
しかし、今回お伝えしたように、レモンを入れるタイミングや入れ方によっては、紅茶の風味を損ねてしまう可能性もあります。
美味しいレモンティーを入れるためには、紅茶にレモンを入れるタイミングだけではなくレモンの質にも着目してみましょう。
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