シャリマティーってどんな紅茶？美味しい作り方とアレンジレシピ

美味しい紅茶のレシピはたくさんありますが、「シャリマティー」という紅茶をご存知ですか？

簡単に作れて、見た目も美しいシャリマティーはおもてなしの席にもぴったりです。

今回はシャリマティーの基本の作り方から美味しいアレンジレシピまで、合わせてご紹介したいと思います。

あなたの紅茶レシピにもぜひ加えてくださいね！

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シャリマティーとは？

シャリマティーとは、オレンジを薄くスライスして紅茶に浮かべた飲み物です。まるで紅茶に大輪の花が咲いたような美しいアレンジティーですね。

名前の由来「シャリマ」とは、北インドのカシミールにある花園の名前です。釈迦が修行したとも伝えられているこの花園は、美しい花々が咲き乱れ香しい花の香りが立ち込めます。

その香りが、紅茶に浮かべたオレンジの爽やかで華やかな香りと似ているといわれ、「シャリマティー」となりました。

見た目の華やかさもそうですが、名前の由来もとても素敵な紅茶ですね。

シャリマティーには、オレンジと相性の良い茶葉がおすすめです。シンプルなアレンジティーなので、茶葉を変えるだけで出来上がりのシャリマティーの味わいもがらっと変わりますよ。

柑橘系のフルーツと合わせる時は、クセがなく渋みが少ない茶葉がおすすめです。

特にシャリマティーは、オレンジの爽やかな香りと味わいを楽しむ紅茶なので、すっきりとした茶葉で作るとバランスのよい紅茶になります。

おすすめ茶葉

オレンジの香りと味わいをさらに華やかな印象にしたい時は、同じ柑橘系の香りをつけたフレーバーティーを使って作るのがおすすめです。

柑橘系の代表的なフレーバーティーといえば、ベルガモットの香りのアールグレイですよね。また、アールグレイ以外にもレモンやオレンジなどのドライピールが入ったブレンドティーも合います。

フレーバーティーがあまり好みでない方は、ヌワラエリヤがおすすめです。上品な味わいが加わり、口当たりの軽やかなシャリマティーが楽しめますよ。

おすすめ茶葉

ちょっと変わったシャリマティーを楽しみたい方は、中国紅茶のキーモンがおすすめです。

キーモン特有のスモーキーな味わいと蘭の花のような香りが、オレンジの爽やかさに大人の味わいをプラスしてくれます。
おい
ブランデーやラム酒をほんの少し垂らすとさらに香りが豊かに広がり、今までのシャリマティーのイメージがガラッと変わりますよ。

おすすめ茶葉

基本のシャリマティーの作り方です。茶葉は先程紹介した、おすすめ茶葉を参考にしてお好きなものをご用意してください。

またオレンジはレモンと違い、皮ごと入れても紅茶が苦くなることはありません。しばらく紅茶に浸しておいた方が、甘い香りが移り美味しくなります。

材料/カップ2杯分

作り方

ゴールデンルールにそってホットティーを淹れる。温めたティーポットに茶葉を入れ、熱湯を注ぎ蓋をして3分ほど蒸らす。
ポットの蓋を開け、ティースプーンで軽くひと混ぜして、茶こしでこしながらセカンドポットに移す。（セカンドポットに移すことによって、紅茶がこれ以上濃くならないのと、カップに注ぎ分ける時に味が均一になる）
オレンジの皮を良く洗って、水気をふく。5㎜位の厚さにスライスする。
温めたティーカップに②の紅茶を注ぎ、オレンジスライスを浮かべる。
グラニュー糖を加え、好みの甘さにする。

※オレンジのお酒グランマルニエを数滴垂らすと、風味が良くなります。