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linkteaの紅茶を使ったお菓子レシピ第20弾は、身近な和菓子として人気の高いどら焼きと紅茶を合わせた「ロイヤルミルクティーどら焼き」です。
濃いめに淹れたロイヤルミルクティーを生地に混ぜて、風味よく焼き上げたどら焼きは、いつも食べる和菓子とは一味違った美味しさが楽しめます。
材料も家にあるもので作れるよう簡単アレンジをしているので、気軽に作ってみてくださいね。では早速はじめましょう!
Contents
どら焼きはどんなお菓子?
どら焼きは、円盤状のカステラ風生地に小豆餡をはさんだ和菓子のことをいいます。
基本材料は小麦粉・卵・砂糖などで、これにはちみつやみりんを加えることで独特のしっとり感を出しています。
間にはさむあんこは、小豆のこしあんや粒あんなどが一般的ですが、最近では色々な味や素材のあんこや、生クリームをはさんだものなど種類も多様です。
日々のおやつやご贈答用など、手軽なものから高級品まで幅広く作られているどら焼きは、世代を超えて私たちの生活のさまざまな場面で愛されています。
どら焼きの名前の由来
どら焼きの名前の由来は諸説ありますが、丸く焼いた生地の形状が金属製打楽器の「ドラ(銅鑼)」に似ていることからつけられたという説が有名です。
または、平安時代に武蔵坊弁慶が負傷した際、治療をしてくれた民家の人々にお礼としてふるまったお菓子が起源ともされていて、小麦粉を水で溶いた生地を熱した銅鑼で焼き、あんこを包んだとされています。
この他にも様々な俗説がありますが、どちらにしてもどら焼きの始まりはとても古く、最初は今の形状とは違っていたようです。
日本各地の“どら焼き”
どら焼きは長い歴史の中で日本全国に広まり、それぞれの土地で独自の製法や名称で作られています。
まず、今のように丸い生地にあんこをはさんだどら焼きが誕生したのは、明治時代に日本橋で創業した「梅花亭」が始まりといわれています。
その当時はまだ生地も薄く、おせんべいのような厚みだったどら焼きですが、その後西洋のホットケーキに強い影響を受けて、現在のようなふわっとした厚い形状になったといわれています。
近畿地方では地元にある三笠山の形に似ていることから、どら焼きを「三笠」「三笠焼き」「三笠まんじゅう」と呼んでいたり、富山県では、満月に例えて「名月」という名で販売している店舗もあるようです。
同じどら焼きでも、地域によって色々な呼び方があって面白いですね。
和菓子に挑戦!ロイヤルミルクティーどら焼きレシピ
慣れ親しんだどら焼きに、紅茶を合わせて洋風アレンジ!あんこは好きなものをはさんでくださいね。
たくさん生地を焼いて冷凍保存しておけば、いつでも美味しい手作りどら焼きが楽しめます。
(8個分)
▼皮生地
- 卵/2個
- 砂糖/80g
- はちみつ/大さじ1
- linktea茶葉(お好みのもの)/ティーバッグ2袋
- 熱湯/大さじ2
- 牛乳/150㏄
- 薄力粉/130g
- ベーキングパウダー/小さじ1
▼仕上げ
- あんこ(お好みのもの)/240g位
- ホイップクリーム/お好みで
- ロイヤルミルクティーを作る。手鍋にティーバッグから取り出した茶葉を入れ、熱湯を全体にふりかけ少しおく。牛乳を加えて火にかけ、沸騰直前で火を止め蓋をして5分ほど蒸らす。茶こしで茶葉を漉しておく。
- ボウルに卵を割り入れ、砂糖、はちみつを加えて泡立て器でよく混ぜ合わせる。①の冷めたロイヤルミルクティーも加えて全体を混ぜ合わせる。
- 薄力粉とベーキングパーダーを合わせてふるいながら、②のボウルに加える。ダマにならないよう中央から少しずつ液体と粉類を混ぜていき、しっかりと混ぜ合わせる。
- フライパンかホットプレートを温め、薄く油をひく。(テフロン加工のものを使用する場合は油はひかない)生地をスプーンですくって円状に流し、中火で焼く。プツプツと気泡が出てきたら裏返し、きれいな焼き色がつくまで焼く。これを繰り返して16枚焼く。皮生地が乾燥しないように上に固く絞った濡れ布巾か、ラップをかけて冷ます。
- あんこを8等分にする。
- 皮がしっかりさめたら焼き色を表面にして、2枚の皮生地であんこをはさむ。お好みでホイップクリームも一緒にはさめば、より洋風などら焼きが作れます。
- 生地にはちみつを入れることで、しっとりとした食感と良い焼き色になります。
- はさむあんこはお好きなものをお選びください。(今回は栗で作った自家製栗あんをはさみました)あんこが固いと生地となじまないので、水を少し加えて煉って柔らかくすると良いでしょう。白あんもおすすめです。
- 出来上がったどら焼きはラップで包み、しばらく置いてから食べましょう。生地とあんこがなじみ、より美味しくなります。
- 生地を小さく焼いてミニどら焼きにするのもおすすめです。たくさん作っておもたせにしても良いですね。
和菓子に合うおすすめ紅茶4選
和菓子には日本茶!という方も多いと思いますが、実は紅茶も良く合います。ここでは和菓子に合わせて一緒に飲みたいおすすめ紅茶をご紹介したいと思います。
ダージリンファーストフラッシュ
3月~4月中旬にかけて摘まれる、一番茶のファーストフラッシュ。
グリニッシュと呼ばれる浅緑色した新芽はタンニンの量も少なく、アミノ酸の甘みがほんのり感じられ若々しい味わいが特徴です。
紅茶の中でも発酵度が浅く、緑茶に似た味わいから和菓子との相性も抜群です。linkteaのネパール紅茶のファーストフラッシュもおすすめです。
二ルギリ
南インドの丘陵地、ニルギリ高原で生産されている紅茶。
スリランカに近く気候風土も似ているためセイロン紅茶に似た香味が感じられます。
透き通るような明るい水色とマイルドな渋みが特徴で、どなたでも飲みやすい紅茶として人気がありますね。
食べ物を引き立ててくれる優しい味わいは、繊細な和菓子にも合わせやすくおすすめの組み合わせです。
ヌワラエリヤ
スリランカ南西部、山岳地帯の中心に位置するヌワラエリヤは、セイロン紅茶の中でも最も標高が高く「ハイグロウンティー」に分類される紅茶です。
甘い花のような香りと上品でデリケートな味わい、緑茶に似た快い渋みが特徴です。
特にあんを使った和菓子との相性が良く、後味にすっきりとした爽快感が感じられます。
キームン
世界三大銘茶にも数えられていて、中国で生産される最も有名な紅茶。濃厚で独特なスモーキーフレーバーがあり、エキゾチックな風味が古くからイギリス人に珍重されています。
渋みが少なくまろやかな味わいが特徴で、甘みの強い和菓子と合わせるとバランスの良い味わいが楽しめます。お好みでミルクティーにしても美味しいです。
ロイヤルミルクティーの作り方を知りたい方は、こちらの記事もおすすめです
手作りどら焼きでほっこりティータイムを楽しもう♪
どら焼きは誰もが馴染みのある和菓子のひとつ。ひとくち頬張ればどこか懐かしく、ほっとするような甘さと香りが口に広がりますね。
王道の和菓子を紅茶と合わせることで、いつもと違った美味しさを感じてもらえたら嬉しいです。
日々のおやつやティータイムを楽しむ時のお供として、ぜひ作ってみてください。
ロイヤルミルクティーのアイスクリームのレシピはいかがでしょうか?
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