日本ではあまり馴染みがないハーブティーですが、ドイツでは医薬品として使用されるくらい、身体や心への作用が高いといわれています。
今回は、そんなセントジョーンズワートについて詳しく解説します。
「どんな特性を持つハーブなの?」「効果や副作用が知りたい!」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
セントジョーンズワートとは?
セントジョーンズワートは、ヨーロッパや中央アジアに広く生息している多年草です。
ドイツでは医薬品として取り扱われているほど強力なハーブで、厚生労働省も「薬と併用することで重篤な副作用症状を引き起こす可能性がある」と指摘するほど。
ドイツやオーストリアなどの海外では「軽度〜中度のうつ病」に対する効果が期待されていて、処方箋の必要な医薬品として扱われています。
また、近年ではセントジョーンズワートがセロトニン分泌量を増やすことから、小児における「注意欠如・多動症(ADHD)」の治療へ有益だと注目が集まっています。
セントジョーンズワートは作用が強いハーブです。正しく取り入れることでメディカル要素を期待しやすい反面、服薬していたり持病があったりする人は注意が必要でしょう。
参考:
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/communication/c03/18.html
https://www4.dhc.co.jp/supplejiten/html/39.html
セントジョーンズワートの効果効能
メディカル要素が強く、海外ではうつ病や精神疾患にも役立つ可能性があるといわれているセントジョーンズワート。
ここでは、セントジョーンズワートの効果効能について詳しく紹介します。
うつ病に有益
セントジョーンズは、うつの原因にもなるといわれている「脳内セロトニン」の分泌量を高め、不安な気持ちや落ち込んでしまう気持ちを前向きにさせてくれる働きが期待されています。
別名「サンシャインサプリメント」とも呼ばれ、太陽の光のようにキラキラと輝く心へ導いてくれるハーブ。
うつ病症状はもちろんですが、更年期障害やPMSによる精神のアンバランスもサポートしてくれるため、心に働きかける効果が注目されていますよ!
ただし、即効性は期待できないため、医師や専門家の判断のもと、数週間の連続飲用が基本とされています。
ホルモンバランスを整える
セントジョーンズワートといえば、ホルモンバランスを整えてくれる効果で有名です。
ホルモンバランスが乱れると「イライラしやすくなる」「落ち込みやすくなる」「攻撃的になる」などの精神的変化を感じるだけではなく、肌荒れや頭痛などの体調不良を引き起こしてしまう可能性も!
また、ホルモンバランスの乱れによってうつ症状につながるケースもあるため、日頃からホルモンバランスを整えることを大切にしておきましょう。
セントジョーンズワート の副作用は?
国によっては処方箋が必要な医薬品として扱われているほど、心身に強く働きかけるセントジョーンズワート。
ここでは、気になる副作用について紹介します。
医薬品との相互作用に注意!
セントジョーンズワートを取り入れる際に注意してもらいたいのが、医薬品と併用することです。
海外の研究結果にはなりますが、医薬品とセントジョーンズワートを併用した際、薬の血中濃度が低下する報告が複数あがっています。
持病などで薬を服用している人は、必ずセントジョーンズワートと併用できるのかを医師に確認しましょう。
以下に、セントジョーンズワートと相性の悪い薬を紹介します。参考にしてください。
インジナビル(抗HIV薬)
ジゴキシン(強心薬)
シクロスポリン(免疫抑制薬)
経口避妊薬
オテフィリン
上記の薬を服用されている場合、セントジョーンズワートを併用することで医薬成分の血中濃度が下がりやすくなります。
すると、薬の効果が低下してしまったり急性拒絶反応が発症してしまったりする恐れがあるので、十分に気をつけてください。
参考:https://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/calling-attention/safety-info/0091.html#13
ピルの避妊効果を低下させる
女性の中には、ピルを使用している人も多いですよね。ピルを使用すると毎月の生理が規則正しくなるだけではなく、PMS緩和や高い避妊効果も期待できます。
しかし、ピルとセントジョーンズワートは相性が悪く、併用することでピルの避妊効果を下げてしまうといわれています。
ピルを使用している女性は、セントジョーンズワートの飲用は控えるようにしましょう。
セントジョーンズワートのおすすめハーブティー3選
ここでは、セントジョーンズワートのおすすめハーブティーを紹介します。
「なんだかやる気が出ない」「すぐにイライラしてしまう」という人は、ぜひ試してみてくださいね。
セントジョーンズワート [1.5g×100p]
口コミでも大人気!こちらのセントジョーンズワートハーブティーはティーバッグタイプで作りやすく、100個の大容量で毎日たっぷり楽しめます。
レモンを思わせる爽やかで優しい香りは、疲れた心を包み込んでくれるような雰囲気。
「飲み始めたらイライラが少なくなった」「気持ちが穏やかになってきた」「大容量で低価格!続けやすい」など、高評価を得ている注目度ナンバーワンのセントジョーンズワートハーブティーです。
【生活の木】ハーブティー オーガニック(有機)セントジョーンズワート
アロマ精油やハーブを取り扱っている「生活の木」からは、有機栽培にこだわったセントジョーンズワートのハーブティーが発売中です。
ポーランド産のセントジョーンズワートを使用しているだけではなく、リーフタイプにこだわることで、より本格的なハーブの味わいを楽しめる仕上がりに!
少し苦みが感じられる飲み口で、すっとリフレッシュしたいときにもぴったりです。
オリジナルブレンドハーブティー ストレスブロック
「セントジョーンズワート単品では飲みにくい」という人は、数種類のハーブがブレンドされているものをチョイスしてみましょう。
こちらの「ストレスブロック」には、セントジョーンズワートに加え、ジャーマンカモミール・パッションフラワー・オレンジフラワー・シベリアンジンセンがブレンドされています。
華やかなフローラル調でとても飲みやすく、味わいや香りを楽しみながらストレス対策できます!
セントジョーンズワートで明るい気持ちを取り戻そう
セントジョーンズワートの効果は主に2つ。「気持ちを明るくしてくれる働き」と「ホルモンバランスを整えてくれる働き」でした。
海外では医薬品として扱われているだけに、一般的なハーブティーよりも、心や身体への作用が強いと予想されます。
持病があって薬を服用している人やピルを使用している人などは、セントジョーンズワートのハーブティーは控えるようにしましょう。
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