眠気覚ましや気分転換時にも重宝されている「ローズマリー」というハーブ。
肉や魚料理にも利用されることが多いローズマリーですが、紅茶好きには「紅茶とブレンドする」という利用方法もおすすめです。
そこで今回は、ローズマリーの効果効能・ローズマリーと相性のいい紅茶葉のご紹介に加え、美味しいローズマリーティーの作り方についてもまとめてみましょう。
Contents
ローズマリー紅茶とは?どんな味?
ローズマリー紅茶とは、紅茶の中にローズマリーというハーブをブレンドしている紅茶のことを指します。
ローズマリーの清涼感のある強くスッキリとした香りは、紅茶のブレンドだけではなく肉料理や魚料理の臭み取りとしても度々使用されているほど。
そんなローズマリーは、ハーブ独特のスパイシーさや草っぽさがとても強く感じられるハーブ。
そのため、ローズマリーだけを使用したハーブティーは少々クセが強く、万人ウケするハーブティーとは言えないかもしれません…。
その点、ローズマリーと紅茶をブレンドしている「ローズマリー紅茶」はハーブ独特のクセの強さが和らげられていて、ハーブが苦手な人でも飲みやすくなっています。
ローズマリー紅茶は、紅茶特有のスッキリとした飲み口の中にローズマリーのスパイシーさとフレッシュなグリーンの香りや味が特徴的。
作り方によってはブレンドするローズマリーの量を調節することでお好みの濃さが調節できるので、その日の気分に合わせてアレンジしやすいですよ。
ローズマリー紅茶の効果効能
スッキリとした香りが特徴的なローズマリーですが、一体どのような効果効能があるのでしょうか?詳しくご紹介します。
記憶力や集中力を高める
ローズマリーには脳へ刺激を与え、眠気を覚ますという効果があります。
体の中に染み入るような清々しい香りは集中力を瞬時に高め、記憶力も高めてくれます
気持ちを高揚させる
ローズマリーには落ち込んだ気持ちを高揚させる効果があり、抗うつ作用も確認されているほど。
強壮薬や刺激薬としても用いられてきた歴史があるので、なんだか気分が優れない…というときに力を借りたいハーブです。
血行促進作用
血行促進作用のあるローズマリーは、血管そのものを強くすることで血流を促すという特徴があります。
血行促進は様々な不調緩和の基本ですので、冷え性の人以外でも積極的にローズマリーを取り入れるといいでしょう。
美肌効果
ローズマリーは体の中の細胞の老化を防止するという「抗酸化作用」にとても優れているハーブです。
ハンガリーの王妃・エリザベート1世は、ローズマリーを使用した化粧水を愛用して美肌を保ったという説も残っているほど。
ローズマリーは別名「若返りのハーブ」とも言われており、肌のたるみやむくみを解消する「収れん作用」も高いことがわかっています。
育毛効果
ローズマリーの血流促進作用は頭皮にも働き、頭皮の血流を促すことで毛髪の育毛にも一役買っていると考えられています。
また、ローズマリーはフケ予防にも効果的です。
消化促進
ローズマリーには血管を強くして格好を促進させる効果がありましたが、血流が良くなることで消化器官周辺に血液が循環されると「消化器官の機能改善」にもつながります。
消化促進は、その代表的な働きだと言えるでしょう。
痛みの緩和
ローズマリーには鎮痛作用があるため、頭痛・肩こり・筋肉痛などの痛み緩和にも役立ちます。
また、軽いめまいの緩和にもいいとされているので、偏頭痛持ちの人にも最適でしょう。
ローズマリー紅茶の作り方
フレッシュで強いグリーンの香りが清々しいローズマリーは、そのままでの飲むよりも紅茶とブレンドすることでよりまろやかに香りや味を楽しむことができます。
ここでは、ローズマリーを使用したブレンド紅茶の作り方をいくつかご紹介します。
乾燥ローズマリーを使用する場合
スーパーなどでは長期保存ができる「乾燥ローズマリー」も売られているので、1家に1つ常備しておくと料理にブレンドティーにと使えますよ。
材料/
乾燥ローズマリー 小さじ1/2、熱湯、紅茶ティーバック
作り方/
1. カップに熱湯、紅茶ティーバック、乾燥ローズマリーを入れる(ローズマリーは茶漉しなどに入れておく)
2. カップの上に皿などで蓋をし、5分程度蒸らす
カップの中に入れて放置するだけで、シャープな飲み口のローズマリー紅茶ができあがります。
蒸らし時間や乾燥ローズマリーの量を調整して、お好みの加減を見つけてみてください。
生のローズマリーを使用する場合
ローズマリーは常緑植物なので、冬場でもプランターで簡単に育てることができる手軽なハーブのうちのひとつです。
庭で育てたローズマリーの生葉をブレンドに使用すれば、よりフレッシュな香りと程よく効いたスパイシーな味わいを楽しむことができますよ!
材料/
ローズマリー生葉 小さじ5、熱湯、紅茶ティーバック
作り方/
1. 熱湯を沸かす
2. 紅茶のティーバックとともに水洗いした生ローズマリーをカップに入れる
3. 紅茶の色が出たらティーバックを捨てる(ローズマリーの葉はそのまま)
4. お好みではちみつを入れる
カップにローズマリーの葉を入れるだけで、簡単にフレッシュローズマリー紅茶のできあがりです。
「ローズマリーの香りや味を強くつけたい!」という場合は、熱湯を沸かす際に鍋の中に生ローズマリーの葉を入れて一緒に茹でるといいでしょう。
お好みではちみつを入れれば、スッキリとした飲み口の中にも優しい甘みが広がる一杯が完成です。
ローズマリーをブレンドする際におすすめの紅茶葉は?
ローズマリー紅茶を作る際に必要な紅茶葉ですが、紅茶には「セイロン」「ウバ」「アッサム」など様々な種類が存在しています。
紅茶の茶葉によってはクセがなくブレンドティーに適しているものもあれば、クセや飲み口が強くてストレートやミルクティーとして利用されるものまで幅広いものです。
そこで以下に、ローズマリーをブレンドする際に使用したいおすすめの紅茶葉をご紹介します。どのような紅茶葉が、ローズマリーの特徴を引き立ててくれるのでしょうか?
ニルギリ
ニルギリはインド南部で採取される紅茶で、ブレンドティーによく使用されます。
ニルギリ紅茶はクセがなく渋みも少ないため、ブレンドするハーブやフルーツなどの香りや味をしっかりと感じることができますよ。
「ローズマリーの特性をしっかりと感じたい!」という人におすすめの紅茶。
セイロン
スリランカ産の紅茶の総称であるセイロンは、ブレンドティーとして使用されることも多い紅茶葉です。
しかし同じセイロンティーでも、茶園の標高によって驚くほど香りや飲み口に違いが出てくるもの。
ローズマリーとブレンドするのであれば、標高の高い茶園(ハイグロウン)で育てられた「ヌワラエリヤ」という茶葉がおすすめ!
清々しい香りと心地よい渋みは、ローズマリーと相性抜群です。
ハーブと紅茶の相性は抜群!ローズマリー紅茶で頭と心をスッキリさせよう
いかがでしたか?
ローズマリーだけではなく、ハーブの中にはクセが強くて草っぽい香りが強いものも少なくありません。
そんな場合は「紅茶とハーブをブレンド」することでハーブのクセが和らぎ、飲みやすさも格段にUPするでしょう。
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