リラックス効果やデトックス効果の高いハーブティー。
ノンカフェインで時間帯を気にせず飲むことができるので、美容や健康に興味関心が強い人たちから注目を集めているドリンクです。
そんなハーブティーを楽しむためには、実は2通りの方法があることをご存知でしょうか?
生のハーブを煮出して作る「フレッシュハーブティー」と、乾燥させたハーブにお湯を注いで作る「ドライハーブティー」。
今回はフレッシュハーブティーとドライハーブティーに着目し、それそれの特徴や違いについてまとめてみます。
Contents
ハーブとは?
そもそも植物やハーブとは、自由に動き回れる人間とは異なり、根付いた場所でしか生きていくことができません。
過酷な自然の中で生きていかなければならないことから、植物やハーブには「紫外線から身を守る」「虫からの攻撃を受けにくくする」などといった成分が作りだされます。
この外敵から身を守ろうとする成分こそが、ハーブティーの効果や効能となっている大元なのです。
「ハーブ」と聞くと、ラベンダーやローズなどの香り豊かな花々を思い浮かべる人も少なくありませんが、実は日本でもおなじみの「生姜」「シソ」などもハーブの仲間に入ると言われています。
紫外線の厳しい砂漠地帯などに生息するハーブからは、紫外線防止効果や乾燥対策に最適な成分が採取されます。
また「葉っぱ」は害虫からの攻撃を受けやすい部分であることから、葉の部分からは殺菌消毒作用につながる成分が多く配合されていることもあります。
このように、植物やハーブが自然の中で声明を維持していくための仕組みこそが、ハーブの力の源となっています。
フレッシュハーブティーとは
ここでは、フレッシュハーブの特徴や美味しい作り方・フレッシュハーブティーにおすすめのハーブもご紹介します。
フレッシュハーブティーの特徴
フレッシュハーブティーとは、根付いているハーブを摘み、そのまま水とともに煮出したり熱湯を注いだりして作るハーブティーのこと。
フレッシュハーブティーの特徴は、なんといっても「摘みたてのフレッシュな味を楽しむことができる」ということでしょう。
ドライハーブとは異なる爽やかさに加え、ほのかに香る土の匂いはフレッシュハーブティーならではの味わいです。
フレッシュハーブを選ぶ際のポイント
フレッシュハーブを選ぶ際のポイントは、葉や茎の色が濃く、みずみずしさを感じられるもの。
野菜を選ぶときとほとんど同じで、鮮度が高そうな色・質感・香りのハーブを選びましょう。
葉が萎れていたり虫に食われたりしているようなものは、できるだけ避けるようにしてください。
また、フレッシュハーブの「摘み頃」は、葉や花が若くて柔らかい状態のときです。家庭菜園でハーブを栽培している人は、葉の状態をよく見て採取しましょう。
フレッシュハーブティーの作り方・飲み方
フレッシュハーブティーの作り方は、熱湯を入れたティーポットに水洗いしたフレッシュハーブを入れるだけ!
ハーブを入れる前に「ハーブを軽く揉んで繊維を傷つける」というひと手間を加えれば、より成分が抽出されやすくなりますよ。
蒸らす時間は大体3分程度ですが、ハーブの種類によっては抽出までに時間がかかってしまうこともあるため、小鍋に水とフレッシュハーブを入れて煮出してみてもいいでしょう。
フレッシュハーブティーはホットでも美味しく頂けますが、夏場はアイスにしてみるのもおすすめです。
アイスハーブティーにする場合は、ホットのときよりもハーブを多めに入れてしっかりと味を出し、氷で冷やしたら完成!
氷水を入れたグラスの中にフレッシュハーブを入れておくだけの「ハーブウォーター」なら、より手軽に作れてほんのり優しいハーブの香りを楽しむことができます。
フレッシュハーブティーにおすすめのハーブ
フレッシュハーブにおすすめしたいハーブは、ペパーミントやレモングラス・ローズマリーなどのすっきりとした味わいが特徴的なハーブです。
清涼感のあるハーブをフレッシュで楽しむと、なんともいえない自然の香りを堪能することができるでしょう。
また、上記に挙げたハーブは生命力がとても強く、家庭菜園でも簡単に栽培することができるため、フレッシュハーブティーを作りやすいですよね。
「庭で摘んだハーブでハーブティーを作る」なんて、なんてナチュラルで素敵なんでしょうか!
ドライハーブティーとは
続いては、ドライハーブの特徴や美味しい作り方・ドライハーブティーにおすすめのハーブもご紹介します。
ドライハーブティーの特徴
ドライハーブとはその名のとおり、フレッシュハーブを乾燥させて作られたものです。
フレッシュハーブは摘んですぐに使用するのが基本ですが、ドライハーブは1年ほどの長期保存が可能!
好きなときにささっとハーブティーを作ることができるので、忙しいときにも大変便利ではないでしょうか。
また、ドライハーブは水分を絞られているので、ハーブの持つ力がフレッシュハーブよりもぎゅっと濃縮されています。
ドライハーブの効果効能は、フレッシュハーブの約3倍というから驚きですよね!
ハーブティーに効果効能をより期待したいのであれば、フレッシュよりもドライの方がおすすめです。
ドライハーブを選ぶ際のポイント
美味しいハーブティーを淹れるためには「鮮度の高いドライハーブ」を選ぶ必要がありますが、具体的にはどのようなポイントを意識すべきでしょうか?
ドライハーブを選ぶ際のポイントは「消費期限や賞味期限の確認」「製造年月日の確認」「シングルかブレンドかの確認」をしっかりとおこなうことです。
フレッシュハーブとは異なり、ドライハーブは梱包された状態で販売されているため、手に取って確かめることはできません。
そこで手がかりになるのが製造年月日や消費期限です。
ドライハーブの一般的な消費期限は1〜2年であることから、できるだけ作りたてのハーブを選ぶようにしましょう。
また、ハーブの種類も要チェックです。
シングルハーブ | ハーブが1種類のみ単体で使用されている。そのハーブの特性がダイレクトに味わえる。 |
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ブレンドハーブ | 数種類のハーブがブレンドされている。ハーブの組み合わせによってより奥深い味わいを楽しめる。 |
ハーブありのままの香りや味わいを楽しめるシングルティーに比べて、より深くて複雑なハーブのマリアージュを楽しめるブレンドティー。
ドライハーブの中には「シングル」「ブレンド」の両方が混在しているため、購入前には必ずチェックしておきましょう。
ドライハーブティーの作り方・飲み方
ドライハーブティーの作り方は、熱湯にドライハーブを入れて蒸らすだけなのでとっても簡単!
「ドライハーブ自体を手作りしたい」という場合は、花を付ける前のフレッシュハーブを切り取ってゴムで束ね、ハンガーなどに掛けて風通しのいい場所で乾燥させてください。
室内でも室外でもOKですが、直射日光が当たらない涼しい場所であることが大切です。
1〜2週間でドライハーブができあがるので、その後は缶や瓶に入れて保存しましょう。
ドライハーブティーにおすすめのハーブ
ドライハーブを自分で手作りしたいのであれば、やはり「家庭で栽培しやすいハーブ」がおすすめです。
上記でご紹介したハーブの他にも、風邪予防や感染症予防作用に優れた「セージ」、薔薇の香りが上品な「ローズゼラニウム」などもおすすめです。
フレッシュハーブよりも効果効能が期待できるドライハーブなので、改善したいポイントや症状などにアプローチしてくれるハーブを選ぶといいですね!
おすすめのドライハーブはこれ!
ここでは、おすすめのシングルハーブティーとブレンドハーブティーを紹介します。
ジャーマンカモミール・フラワー
ハーブティーといえば「カモミールティー」と連想する人も少なくないほど、認知度が高いカモミールティー。
りんごのようなほのかな甘みと優しさを感じさせてくれるハーブティーで、リラックスしたいときやほっと一息つきたいときにぴったりです。
ストレートでもミルクを加えても楽しめる、万能シングルハーブティーです。
有機 ローズヒップ ハイビスカス ティー
相性抜群の「ローズヒップ×ハイビスカス」のブレンドハーブティー。
ビタミンCたっぷりで、美肌を求める人にぴったりです。
有機栽培された安全性の高いハーブを使用しているため、毎日の水分補給にも安心して活用できるでしょう。
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ドライハーブとフレッシュハーブの特徴まとめ
ハーブの種類 | 特徴 | こんな人におすすめ |
ドライハーブ | 水分が絞られているため、ハーブの持つ力がぎゅっと濃縮。フレッシュハーブの3倍の効果があるといわれている。 | よりハーブの効果を得たい人。飲みやすさを求める人 |
フレッシュハーブ | 摘みたてのフレッシュなハーブの香りを楽しめる。生ハーブ特有の青臭さや土の香りが気になる場合も。 | 爽やかな飲み口が好きな人。フレッシュなハーブを使用したい人。 |
ドライハーブとフレッシュハーブには、それぞれに異なる特徴があります。
その日の気分や好みに合わせて使い分けてみるのもいいでしょう。
妊婦さんは要注意!妊娠中に気をつけるハーブとは?
ハーブの中には「子宮収縮を促す」「陣痛促進」などの働きがあるものもあります。
ここでは、妊娠中に気をつけた方がいいハーブの一例を紹介します。
- レモングラス
- ローズマリー
- セージ
- ラズベリーリーフ(妊娠後期〜OK)
- リコリス
- タイム
上記で紹介したハーブは子宮を刺激する作用があるため、妊娠中の飲用は控えるようにした方がいいでしょう。
妊娠中に気をつけるハーブについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
ハーブティーのアレンジレシピ
ハーブティーといえば、熱湯を注いで作る「ホットティー」が一般的ですが、冷やして楽しむアイスティーもおすすめです。
材料/
- お好みのハーブティーティーバッグ1袋
- 水100ml
- 氷適量
作り方/
- 小鍋に水と入れて沸騰させ、ハーブティーティーバッグを入れて弱火にする
- 数分煮込み、ハーブのエキスをしっかりと抽出させる
- 耐熱グラスに2を注ぎ、氷を入れて冷やす
アイスハーブティーは爽やかな飲み口を楽しめる、おすすめのハーブティーアレンジです。
お好みではちみつを加えても美味しいので、ぜひ試してみてください。
フレッシュで爽やかに!ドライで気軽に!思い思いにハーブティーを味わおう
植物の力を借りて心身に働きかけるアロマテラピーの世界では、その植物が本来持っている働きを有効的に活用していきます。
そんなアロマテラピーに欠かすことのできない「アロマ精油」は、実はハーブなどの植物から抽出されているんですよ。
多方面で活用されるハーブには、現在医学では立証することが難しいほど繊細な効果効能が期待されています。
鮮度抜群のフレッシュハーブティーで爽やかにティータイムを彩るのも素敵ですし、保存しやすいドライハーブを利用して気軽にハーブティーを作るのもGOOD。
家庭で栽培しやすいハーブもたくさんあるので、小さなポットで栽培を始めてみてはいかがでしょうか?
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