紅茶

デカフェ紅茶って?ノンカフェインの違いとギフトに贈りたいデカフェ紅茶人気5選!

「デカフェ」という言葉を聞いた事がありますか?

紅茶やコーヒーなど、本来入っている成分のカフェインを、特殊な方法で抜いた飲み物のことをデカフェと呼びます。

カフェインの入っていない紅茶を飲みたい!という人は、聞いたことがあるのではないでしょうか。

そして紅茶が好きだけど、カフェインを摂りたくない!という女性も、結構多いのではないかと思います。

今回は妊婦さんやカフェインを摂りたくない人へも安心して贈れる、ギフトにもおすすめの人気デカフェ紅茶5選をご紹介します。

デカフェ、カフェインレス、ノンカフェインの違いも併せてご説明しますので、参考にしてみてください。

デカフェとは

デカフェ紅茶とは、英語で「Decaf=Decaffeinnated(デカフェネイテッド)」といい、その言葉通り紅茶の茶葉からカフェインを摂りだしたものを言います。

「De」には抜く・脱するという意味があり、海外のコーヒーショップなどでもよく使われている言葉です。

デカフェ=カフェインが入っていないと思っている人が多いですが、実は少量であるものの、カフェインを含んでいる紅茶です。

どうやってカフェインをぬくの?

紅茶の茶葉からカフェインを抜く方法は主に、「水抽出・超臨界二酸化炭素抽出・有機溶媒抽出」という3つの方法があります。

水抽出

水抽出は言葉通り茶葉を水につけて、紅茶のカフェイン成分を取り出す方法です。

この水抽出の残念な点としては、カフェインと一緒に紅茶の香りや成分なども抜けてしまうところです。

香りと味わいがあっさりした紅茶になるので、いつも飲んでいる紅茶より印象が薄いかもしれません。

超臨界二酸化炭素抽出

超臨界二酸化炭素抽出は、紅茶の茶葉に蒸気処理をして水分を足し、加圧装置内で超臨界炭酸ガスを長時間循環させてカフェインを取り出します。

茶葉に負担をかけず、味や風味も損なうことなくカフェインを取り出せるので、紅茶好きの人にも飲み心地よく楽しめる商品が多いです。

有機溶媒抽出

有機溶媒抽出は、化学薬品を使用して茶葉のカフェインを抜く方法です。海外の価格の安いデカフェ紅茶などは、この方法を採用していることが多いです。

カフェインを抜く時に使用されている「ジクロロメタン」という薬品は、安全性も低く日本ではこの有機溶媒抽出方法は禁じられています。

安全性や紅茶の味わい香りなど、総合しておすすめなのは、超臨界二酸化炭素抽出でカフェインを摂りだしたデカフェ紅茶です。

国内で作られているデカフェ紅茶は、ほとんどが「水抽出・超臨界二酸化炭素抽出」を採用しているので、選ぶ時は国内産が安心ですね。

カフェインの抽出方法を知って、安全で美味しいデカフェ紅茶を選びましょう。

デカフェとカフェインレス、ノンカフェインの違いは?

デカフェと同じ意味合いの言葉で「カフェインレス」や「ノンカフェイン」という言い方がありますが、それぞれの違いを知っていますか?

実はこの3つは同じ意味の様で、まったく違います。

デカフェは”少量のカフェインを含む”

デカフェは先ほどお話ししたように、元々カフェインを含んでいるものからカフェインを取り除いたもので、少量のカフェインが含まれています。

カフェインレスも”少量のカフェインを含む”

カフェインレスは、デカフェと同じようにカフェインを取り除いたもので、やはり少量のカフェインが含まれています。ちなみにカフェインフリーもカフェインレスと同じ意味です。

ノンカフェインは”元々カフェインが含まれていない”

ノンカフェインは、その言葉通り元々カフェインを含んでいないものを指します。例えば、ハーブティーや麦茶、ルイボスティーなどがこれにあたります。

商品を購入する際や、飲むときにはこの3つの違いを参考に選んでくださいね!

デカフェ紅茶はこんな人におすすめ!


デカフェ紅茶は、カフェインの含有量が普通の紅茶よりはるかに少ないのが特徴です。そのため、「カフェインをあまり摂りたくないけど紅茶は飲みたい!」という時におすすめです。

妊婦さん

妊娠中はカフェインを取らないように医師から指導がありますね。

カフェインは胎児にも影響があるため、紅茶を飲むならカフェインが入っていないノンカフェイン紅茶を選ぶのがやはり一番だと思います。

しかし、妊婦が一日に摂取して良いとされているカフェイン量は100ml。

普通の紅茶1杯あたりのカフェイン含有量は30ml程度とされていますので、それよりはるかにカフェイン量が少ないデカフェ紅茶も、多量に飲まなければカフェインの心配はないように思います。

カフェインは紅茶のうまみ成分でもあるため、ノンカフェイン紅茶よりデカフェ紅茶の方が、紅茶らしい味わいが楽しめます。

妊婦さんも気分によって、デカフェ紅茶を選んでみてはいかがでしょうか?

授乳中のママ

妊婦さん同様、授乳中のカフェイン摂取も医師から禁止されていますね。授乳中に摂取したカフェインは、微量ながら母乳に移行すると言われています。

授乳中のママが摂取して良いカフェイン量は日本では定められていませんが、海外では1日200mgまでなら赤ちゃんに影響がないとされているようです。

やはりカフェインをまったく取らないに越したことはありませんが、デカフェ紅茶もカフェイン含有量は少ないので、安心して飲める紅茶の一つと言えます。

就寝前に紅茶を飲みたい時に

カフェインは覚醒作用があることが有名ですが、寝る前に紅茶を飲むとリラックス効果があり安眠効果も期待できます。

カフェインの少ないデカフェ紅茶なら、覚醒作用の心配も少ないので就寝前のナイトティーにもぴったりの紅茶ですよ。

デカフェ紅茶とノンカフェイン紅茶の違いは、こちらの記事で解説しています。

デカフェ紅茶とノンカフェイン紅茶の違いは?おすすめ商品4選就寝前の一杯や、妊婦さん・授乳中の人・カフェイン断ちをしている人など、カフェインの入っていない飲料を求める人も増えてきました。 ス...

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紅茶は好きだけどカフェインに敏感な方は、カフェイン含有量の少ないデカフェ紅茶がおすすめです!プレゼントにも喜ばれる人気のデカフェ紅茶をご紹介します。

ルピシア デカフェ・マスカット缶入り

人気の紅茶専門店ルピシアには、安全で美味しいデカフェ紅茶が多数揃っています。気分に合わせて、色々なデカフェ紅茶を楽しむことができますよ。

特におすすめはマスカットのみずみずしく甘い香りのフレーバーティー。アイスティーにしても美味しいです。

缶入り紅茶は1つから専用のギフト箱へ入れることができるので、プレゼントにもおすすめです。

▼ルピシア デカフェ・マスカット缶入り
https://www.lupicia.com/shop/g/g13105401/

AHMAD TEAデカフェフルーツセレクション

世界30か国以上で愛されている、イギリスの紅茶ブランドアーマッドティー。

デカフェ紅茶もいくつかありますが、フルーツとデカフェ紅茶のブレンドはいかがでしょうか?4種の異なるブレンドティーを気分に合わせて楽しめますよ。

フォートナム&メイソン ロイヤルブレンドデカフェティーバッグ

イギリスの老舗フォートナム&メイソンで特に有名な紅茶、ロイヤルブレンドをデカフェで飲むことができます。

ロイヤルブレンドはアッサムにセイロンの茶葉がブレンドされていて、口当たりの良さとコクのある味わいでミルクティーにしてもおすすめです。

フォートナム&メイソンの代表的な紅茶を、デカフェで味わえるのは嬉しいですね。

6種のデカフェ紅茶ギフト

カフェインが苦手な方にも嬉しい、美味しい紅茶をカフェイン0.00gにしたデカフェ紅茶シリーズです。

中でも人気のアップル・ピーチ・レモン・マスカット・アールグレイ・セイロンの6種を詰め合わせたギフトセットです。

澤井コーヒーデカフェセイロン茶・オリジナルキャニスター付き

スリランカ産の優しい味わいのセイロンティーを、デカフェで楽しめる澤井コーヒー。テトラ型ティーバッグで、紅茶のうまみも引き出しやすいのもポイントです。

オリジナルキャニスターのセットなら、ギフトとしても喜ばれますね。

デカフェ紅茶はギフトにも最適です


いかがでしたでしょうか?

デカフェ紅茶は茶葉からカフェインを取り除いた紅茶のことをいいます。微量ながらもカフェインは含まれているのが特徴です。

抽出方法は安全性の高い「水抽出」または「超臨界二酸化炭素抽出」を選びましょう。

美味しくて安心して飲めるデカフェ紅茶は、きっと喜ばれること間違いなしです。紅茶好きの方や大切な人へ、デカフェ紅茶をギフトに贈りましょう。

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hana_sora
パティシエ兼ティーインストラクター。今までの知識と経験を活かし、皆様に紅茶の素晴らしさを伝えるため、webライターとして活躍中。美味しい紅茶は人生を豊かにしてくれます。好きな紅茶はダージリンオータムナル