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紅茶には様々な健康効果が期待されていますが、今回ご紹介するのは「紅茶の便秘解消効果」についてです。
紅茶に含まれる成分によって便秘を解消できたり便通を改善できたりする事例も多く、私も毎日飲む紅茶のおかげでスッキリ生活を維持できています。
ここでは、「なぜ紅茶を飲むと便秘解消につながるのか?」「便通をよくするために効果的な紅茶の飲み方は?」といった疑問にお答えしていきたいと思います。
Contents
紅茶で便秘解消や便通改善できるって本当?
食の欧米化や不規則な生活習慣によって、慢性的な便秘になってしまったり便通が悪くなったりしてしまう人も少なくありません。
便秘に悩んでいる人の中には「定期的に下剤を飲んでいる」「漢方薬を取り入れている」「適度な運動をしている」という人もいますが、なかなか毎日のスッキリにつながらない場合もあるでしょう。
そんなときに試してもらいたいのが、紅茶を飲むことです。人によっては「紅茶を飲んだ数時間後にお通じが来る」という人もいるほど、紅茶には便秘解消効果や便通改善効果が期待されています。
なぜ紅茶で便秘解消するのか
紅茶が便秘解消や便通改善に効果的な理由は、紅茶の主成分である「カテキン」「テアニン」などの成分が深く関わっています。
カテキンは腸内の善玉菌を増やしてくれる働きがあり、腸内環境を整えて便秘解消へと導きます。
テアニンには自律神経を安定させてくれる働きがあるため、ストレスによる便秘にも効果が期待できるでしょう。
また、自律神経が整うと排便に欠かせない「腸ぜん動運動」が促進されるため、自然な便意を感じやすくなります。
さらに紅茶にはテアフラビンやテアルビジンというポリフェノール類が含まれています。
これらの成分は抗酸化作用を持ち、腸の健康をサポートします。また、紅茶には食物繊維も含まれており、便通改善に貢献してくれます。
カフェインの即効性にも期待!
紅茶が便秘解消や便通改善につながる理由は、紅茶の中に含まれている「カテキン」や「テアニン」などの成分ですが、忘れてはいけないのが「カフェイン」の存在です。
紅茶にはカフェインが含まれていることは多くの人に知られていますが、カフェインには排便運動を活性化させる作用があることを知らない人は多いはず。
紅茶に含まれているカフェインは腸を穏やかに刺激してくれるため、飲んで2〜3時間後には便意を感じたという人も少なくありません。
便秘解消や便通改善に効く紅茶の飲み方
紅茶に含まれている「カテキン」「テアニン」「カフェイン」の成分が便秘解消や便通改善に役立つとご紹介しましたが、紅茶の淹れ方によって成分が変化してしまうことが多々あります。
そこでここでは、便秘解消や便通改善に効果的な紅茶の飲み方について詳しくご紹介します。
「紅茶を飲んでいるけどなかなか便秘解消につながらない」という人は、ぜひ参考にしてください。
茶葉の分量を確認する
「毎日紅茶を飲んでいるのに便秘が続く」という場合は、もしかすると「茶葉の分量が少なすぎる」のかもしれません。
紅茶の成分をしっかりと抽出するためには、お湯の量に合わせた茶葉を使用する必要があります。
ティーバッグタイプの場合はだいたい200mlのお湯を使用しますが、問題はリーフティー。
1回分の茶葉の量を毎回計量しなければならないため、少なすぎる茶葉で紅茶を作っているケースもよく見られます。
(ちなみに、リーフティーの種類やタイプによって茶葉の適量が異なるため、必ずメーカーが推奨する分量や淹れ方を確認するようにしてくださいね。)
適切な茶葉の分量で紅茶を入れると紅茶中の成分が水中にしっかりと出やすくなり、便秘解消に役立つ成分の吸収率もぐっと高まるはず!
しっかりと蒸らす
茶葉の分量も大切ですが、紅茶の成分を水中に抽出させるためには「しっかりと蒸らす」ことも大切です。
蒸らし時間が足らないと紅茶の成分が茶葉の中に閉じこもったままになってしまうので、必ずメーカーが指定する蒸らし時間や淹れ方を守りましょう。
ティーバッグタイプは2〜3分、リーフタイプのものになると2〜3分の蒸らし時間がおおよその目安になります。
ホットで飲む
便秘改善のために紅茶を飲むのであれば、アイスティーよりもホットティーで飲むことをおすすめします。
朝一番のアイスティーは腸の運動を促進させてくれるため便秘解消に効果的といわれることもありますが、冷え性の人や冬場の飲み方としてはあまり適さないでしょう。
温かい紅茶を飲むことで体を内側から温めると、内臓の動きも整いやすく便秘解消や便通改善に効果が期待できます。
夏場はアイスティーを試してみてもいいですが、それでも効果が現れなかったときはホットで紅茶を飲むように意識してみてください。
紅茶を飲むと便秘になる?
紅茶に含まれている「カフェイン」「カテキン」「テアニン」などの成分が便秘解消や便通緩和に効果的だとお伝えしていますが、人によっては「紅茶を飲むことで逆に便秘になってしまう」こともあるのだそう。
そこでここでは、紅茶を飲んで便秘になってしまう人の特徴や原因についてご紹介していきたいと思います。
飲みすぎに注意!
紅茶に含まれているカフェインには腸を刺激して排泄を高める効果がありますが、忘れたくないのが「高い利尿作用」!
利尿作用に優れた紅茶を飲みすぎてしまうと、腸内の水分不足につながって便秘を促進させてしまう可能性が高まります。
また、紅茶の渋みの元になっている「タンニン」という成分には便を固くする作用もあるため、紅茶を飲みすぎると便秘を招いてしまうことも。
1日に何杯ならOK?
紅茶には便秘解消や便通改善に効果的な成分が含まれているとはいえ、飲みすぎることによって便秘になってしまうケースもありそうですね。
では、1日に何杯の紅茶なら便秘改善に効果が期待できるのでしょうか?
「The University of Dusseldorfs」のDr.Herder氏によると、1日に4杯以上の紅茶を飲んだ人は「3杯以下の人に比べて糖尿病のリスクを軽減させる」というデータが得られたと発表。
早稲田大学「ナノ・ライフ創新研究機構」に在籍し、管理栄養士や紅茶の機能性について研究を続ける高見澤菜穂子さんによると、1日3~4杯の紅茶を食事とともに摂取することで「生活習慣病リスクなどの軽減効果が期待できる」そうです
1日に何杯の紅茶を飲めば便秘解消や便通改善につながるのかという明確なデータはないものの、世界中で発表されている研究結果などを参考にしてみると「1日4杯程度」の紅茶で便通改善が期待できるといえるでしょう。
参考
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2154409/Drinking-tea-lower-risk-diabetes–drink-cups-day.html?ITO=1490
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO10332950W6A201C1000000/
また、紅茶はカフェインが入っているため、飲むのはできれば就寝時間の3〜4時間前までにしましょう。
カフェインの影響を感じやすい、という方は午後には飲まない方がいいでしょう。
紅茶を飲むおすすめの時間について、こちらの記事で詳しく解説しています。
便秘解消や便通改善には紅茶がおすすめ!
紅茶には便秘解消や便通改善に役立つ「カフェイン」「カテキン」「テアニン」などの成分が豊富ですが、飲み過ぎによって逆に便秘を招いてしまうこともありそうです。
まずは1日4杯程度の紅茶を続けながら、お腹の調子をじっくりと観察してみましょう!
ここでは紹介しきれませんでしたが、紅茶には「インフルエンザウィルスの感染力をほぼ無力化させる」「抗酸化作用」「美肌作用」「ダイエット効果」など、様々な方面への効果効能が期待されています。
便秘に悩む人はもちろんですが、紅茶を飲む習慣は健康維持やエイジングケアの一環としてもおすすめなので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
紅茶のインフルエンザ予防については、こちらの記事で解説しています。
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