「紅茶でお茶漬け」と聞いて、どのような印象を受けますか?正直、私は「えっ…紅茶でお茶漬け?」と耳を疑ってしまいました。
しかし、実際に紅茶でお茶漬けを作ってみると、あら意外!茶葉の種類によって合う具材が異なったり、和風のお茶漬けがちょっぴり西洋風で上品になったりする変化に驚きました。
今回は「紅茶×お茶漬け」について、味わいやおすすめの茶葉・具材の組み合わせなどを詳しく紹介していきたいと思います。
Contents
紅茶でお茶漬けっておいしいの!?味わいや合う茶葉
一般的に、お茶漬けといえば「白湯」「番茶」などが使用されます。
紅茶は日本茶に比べると華やかでフルーティーなものが多く、あまりお茶漬けには向いていないと思われがちですよね。
しかし、茶葉を選んだり組み合わせる具材を工夫したりすれば、意外に「ちゃんとしたお茶漬け」になると評判なのです。
ここでは、紅茶のお茶漬けの味わいやお茶漬けに合う茶葉について詳しく紹介していきたいと思います。
紅茶お茶漬けの味は?どの茶葉が合う?
紅茶お茶漬けの味は、使用する茶葉の種類によって大きく異なります。
一般的に、お茶漬けに合うのは「ダージリン」「セイロンティー」など、クセが少なくてすっきりとした味わいのもの。
または、すっきり感が強い「ファーストフラッシュ」もいいでしょう。
なぜすっきりとした紅茶が合うのかというと、すっきりとした味わいの紅茶はお米との相性もよく、お米の自然な甘さや香りを掻き消してしまいにくいからです。
クセが少なくてすっきりとした味わいの茶葉を「軽めに」淹れるのも、おいしい紅茶お茶漬けを作るポイント!
そうして作ったお茶漬けは驚くほど「普通のお茶漬け」で、紅茶を使用しているといわれなければ気がつかない人もいるかもしれません。
逆に、柑橘系の香りがついている「アールグレイティー」や、ミルクティー向けの茶葉「アッサム」「CTC製法の茶葉」などを使用するとお米の風味が消えてしまいやすく、お茶漬けには不向きといわれています。
紅茶お茶漬けにおすすめの具材は?
お茶漬けといえば「梅干し」「のり」「たらこ」「鶏ハム」など、様々な具材をトッピングすることも多いのではないでしょうか。
ここでは、紅茶お茶漬けにおすすめの具材をご紹介します。
梅干し
お茶漬けの定番具材である「梅干し」は、紅茶を使用したお茶漬けにもぴったりです。紅茶の爽やかさと梅干しの酸味がバランスよく、さっぱりと食べられます。
のり
香り豊かなのりは、紅茶のフルーティーな香りが気になる場合におすすめの具材です。のりと一緒に炒りゴマを加えるとさらに香り高さが引き立ち、紅茶の華やかさが一気に和風化されます。
たらこ
紅茶の香りと相性抜群なのは、たらこ。生のたらこでもいいのですが、おすすめは断然「焼きたらこ」です。
加熱することでたらこ特有の生臭さが減少し、紅茶の華やかな香りとマッチング。上記でご紹介したのりや炒りゴマを加えれば、さらに風味豊かに楽しめます。
わさび
「紅茶にわさび?」と驚く人もいるかもしれませんが、個人的には大好きな組み合わせです。わさびのピリッとした刺激がクセになる味わいで、紅茶の爽やかさを引き立ててくれるイメージです。
鶏ハム
「鶏ハム」を使用したお茶漬けは見栄えもゴージャス。少し手の込んだお茶漬けを作りたいときや、おもてなし時にもぴったりです。
また、鶏ハムと相性抜群の「三つ葉」「ゴマ」などをトッピングすれば、彩り豊かなおもてなしお茶漬けの完成です!
昆布
普通のお茶漬けでも人気の高い具材「昆布」は、紅茶とも相性がいい具材です。特に、塩加減が強い昆布や、昆布の周りに旨味成分がついている商品は、紅茶の香りとよく合います。
昆布を使用する場合は、彩りや食感がさみしくならないように、三つ葉や鶏ハムなどを少し添えてみるのもおすすめです。
おいしい!紅茶お茶漬けのおすすめレシピ
ここでは、紅茶教室でも紹介されている、おいしい紅茶お茶漬けの作り方をご紹介します。
「おいしい紅茶お茶漬けを作りたい」「おもてなし用に作りたい」という人は、ぜひ参考にしてください。
「ティーカップのおもてなし紅茶お茶漬け」
- ご飯:ティーカップに1/3
- だし汁:300ml
- 茶葉適量
- 昆布
- 三つ葉
- ゴマ
- だし汁を作ってティーポットに注ぎ、その中へ茶葉を入れて数分蒸らす
- ティーカップにご飯を入れ、具材を乗せる
- ティーポットから紅茶を注ぎ、完成
こちらのレシピは、シンプルな具材を使用した「おもてなし紅茶お茶漬け」です。使用するのは紅茶を入れるティーカップ!
しっかりソーサーも敷き、まるで「紅茶を頂くかのよう」にお茶漬けを楽しむユニークなアイデアです。
紅茶お茶漬けを美味しく作るポイントは、紅茶を入れる際に「だし汁」を使用すること。お湯ではなくだし汁を使用することでより一層「和」の雰囲気を感じられる仕上がりになりますよ!
だし汁の作り方は?
「だし汁」といっても、最近はだし粉末を利用する人も増え、一から出汁を取ったことがない人も少なくありません。
だし汁の作り方は、鍋に水・昆布・鰹節を入れて弱火で煮込む方法もありますが、工程が面倒と感じる人もいるのでは?
そこでおすすめなのが、「ティーポットに鰹節と茶葉を入れて熱湯を注ぐ」というとっても簡単な作り方です。
耐熱容器に熱湯を注いで鰹節と茶葉を入れたら、蓋をして3〜5分待つだけ!とっても手軽にだし汁が取れますよ。
「ボリューム満点!鶏ハムの紅茶お茶漬け」
- ご飯:茶碗に半量
- だし汁:400ml
- 茶葉適量
- 鶏ハム
- 三つ葉
- ゴマ
- わさび
- だし汁を使用して紅茶を淹れる
- 茶碗にご飯を入れ、具材を乗せる
- 紅茶を注ぎ、わさびとゴマをかけて完成
ボリューム満点!鶏ハムを使用した紅茶お茶漬けなら、鶏ハムの量を調節することで満腹感を得やすいでしょう。
鶏ハムの作り方はとっても簡単。鶏むね肉を薄切りにして酒を振り、ラップをかけて電子レンジで加熱するだけでできあがりです。
加熱時ににんにくや生姜で下味をつければ、お好みの風味を楽しめますよ!鶏ハムと紅茶の爽やかさ、そして三つ葉とわさびのアクセントがクセになる味わいです。
茶葉や具材を変えて紅茶お茶漬けを楽しもう!
紅茶お茶漬けと聞くと、なんとなく「合わないのでは…」と思ってしまいがちですが、クセが少なくすっきりとした茶葉を選べば、とってもおいしく作れました。
紅茶には食後の血糖値上昇を抑制する効果や、インフルエンザウィルスの感染力をほぼ無効化させたりする効果も期待されています。
茶葉や具材を変えれば様々な風味の紅茶お茶漬けを楽しめるので、いつものお茶漬けから「紅茶お茶漬け」に変えてみるのもおすすめです。
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