【レシピ】紅茶としっとりカップケーキでティータイムを楽しもう

スコーンやクッキーなど紅茶に合うお菓子はたくさんありますが、手軽なサイズ感と可愛らしい見た目のカップケーキもティータイムにぴったりのスイーツです。

生地の中に色々な素材を入れたり、カップケーキの上にアイシングやクリームをのせてデコレーションしたりとそのバリエーションは様々。

紅茶との相性も抜群で、おもてなしの時やプレゼントにも喜ばれること間違いなしです。

今回はホットケーキミックスを使った「紅茶のカップケーキ」と、甘酸っぱいベリーをいれて焼き上げる「ミックスベリーカップケーキ」の作り方をご紹介します。

ぜひたっぷりの紅茶を用意して、焼き立てのカップケーキでティータイムを楽しんでください。

Contents

カップケーキとは？

カップケーキとは、お菓子用の薄い紙カップやアルミカップに生地を流して焼いた、小さなケーキのことを指します。

カップケーキが誕生したのは、18世紀のアメリカです。「American Cookery」というレシピ本に初めてカップケーキの名前が登場したのが1796年でした。

一般的なカップケーキの材料は、バター、砂糖、卵、小麦粉といったシンプルなもので、生地にベリーやナッツ、チョコレートなどを加えて焼くレシピも多いです。

カップケーキと似た焼き菓子にマフィンがあります。どちらもカップ状のものに入れて焼いたお菓子ですが、違いは何でしょうか？

カップケーキはその名の通り「ケーキ」の一種で、ふわふわとしたスポンジ状の軽い食感のお菓子です。

カップケーキは誕生日やウェディングパーティーなど、特別な時に食べられることが多いケーキで、ナイフやフォークなどを使わなくても食べられる手軽さがあります。

一方マフィンは「パン」の一種で、材料を混ぜて簡単に作れることから「クイックブレッド」とも呼ばれています。

カップケーキよりもどっしりとした食感で、甘いものから食事系まで色々なバリエーションがあります。食べごたえがあるので、朝食やブランチとしても人気ですよね。

一見似たような2つのお菓子ですが、「ケーキ」と「パン」という分類の大きな違いがあるようです。

カップケーキは、基本的にどんな紅茶でもよく合うので、お好きなものを選んでください。その中でも、特におすすめの組み合わせをご紹介します。

濃厚なコクとしっかりした味わいが楽しめるアッサムは、バターと砂糖をたっぷり贅沢に使ったカップケーキとの相性も抜群です。

ストレートで飲んでも美味しいですが、ミルクを入れてミルクティーにするとさらにまろやかな口当たりになり、ふわふわ食感のカップケーキにもぴったりです。

セイロンはスリランカの紅茶をバランスよく合わせたブレンドティーです。スリランカ紅茶特有の爽快感と快い渋みがあり、後味をさっぱりさせてくれます。

カップケーキの甘さやバターの濃厚さをセイロンが流してくれるので、食べた後の口の中もすっきりします。

カップケーキにセイロンを合わせる時は、砂糖なしのストレートがおすすめです。

ベルガモットの爽やかなで上品な香りをつけたアールグレイは、フレーバーティーの中でも人気が高い紅茶ですよね。

アールグレイのベース茶葉は、渋みが少ないキームンやセイロンが多く、柑橘系の香りとの相性もとても良いです。

またアールグレイはアイスティーにしても香りが飛びにくく、クリアな味わいを楽しめます。カップケーキと合わせる時は、お好みで選んでくださいね。

カップケーキは材料を混ぜて焼くだけなので、お菓子作りが初めての方でも簡単に作ることができます。

今回はホットケーキミックスを使った、紅茶の香り豊かな「紅茶のカップケーキ」と、冷凍ミックスベリーを使った見た目もキュートで甘酸っぱい味が楽しめる「ミックスベリーのカップケーキ」の作り方をご紹介します。

材料

作り方

無塩バターを常温に戻し、ボウルに入れる。泡立て器でクリーム状になるまでよく混ぜる。粉糖を2～3回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。白っぽくなるまで混ぜて、空気を含ませる。
全卵を割りほぐし、少しずつ加えて混ぜていく。生地が分離せずなめらかな状態になったら茶葉とラム酒を加え、全体を混ぜる。
泡立て器からゴムベラに持ち替えて、ホットケーキミックスをふるいながら加えさっくりと混ぜ合わせる。（混ぜすぎないこと）
スプーンで生地をすくい、ケーキカップに入れて天板に並べる。
170℃に予熱したオーブンで、15～20分ほど焼成する。
さらに風味よくしたい場合は、焼き上がりすぐに表面にラム酒を塗るとお酒が香り、より美味しいカップケーキになる。（お子様やお酒が苦手な方はシロップでも可）