linkteaの紅茶を使ったお菓子レシピ第15弾は、紅茶づくしの和スイーツをご紹介します。
工程は多いですが、ひとつひとつはとっても簡単なので、お菓子作りがはじめての方でも簡単に作ることができますよ。
さっぱり紅茶寒天と紅茶シロップをかけた白玉あんみつは、紅茶の美味しさをぎゅっと楽しめるデザートで、おもてなしにもぴったりです。
Contents
和スイーツの定番といえばあんみつ
和菓子は日本伝統の菓子で、繊細な味わいと芸術的な見た目から世界でも注目されているお菓子です。
生菓子や干菓子など色々種類がありますが、茶屋の定番メニューといえばやっぱりあんみつですよね。
最近では和菓子の素材だけでなく、洋風なあんみつや季節の素材を使ったあんみつなど、そのバリエーションも様々です。
小さなお子様から年配の方まで誰からも人気のあんみつは、いつ頃から食べられているのでしょうか?
あんみつの歴史
あんみつが誕生したのは昭和初期で、銀座のみつ豆屋「月ヶ瀬」の2代目が考案したという説と、銀座のしるこ屋「若松」の森半次郎が考案したという二節があります。
他には、関東大震災後に復興の気運を兼ねて作られたという説があるようで、どちらにせよはっきりとした由来は知られていないようです。
あんみつは浅草、鎌倉、上野、銀座、京都などが有名で、お店のメニューでもよく見かけられます。どの地も歴史ある街というイメージがありますね。
季節を問わず一年中食べられていますが、特に夏の風物詩として知られており、みつ豆と共に夏の季語にも選ばれています。
紅茶寒天は身体にも良いスイーツ
紅茶も寒天も、身体に嬉しい効果がたくさんある食べ物です。特に寒天は食物繊維が豊富でカロリーも低いため、女性に人気の食材ですね。
つるんとした食感が美味しい寒天ですが、一体何から作られているのでしょうか?
寒天の原料ってなに?
寒天は天草(てんぐさ)やオゴノリなどの海藻から作られている食品凝固剤です。同じ凝固剤の仲間であるゼラチンと比べて、歯切れがよくほろっと崩れるなめらかな食感が特徴です。
透明感や弾力性はなく、水ようかんや淡雪羹など和菓子にも多く使用されていますね。ゼラチンのような特有の香りもないので、紅茶のような繊細な素材を使ったゼリーを作る時などにも寒天はおすすめです。
寒天といえば食物繊維の豊富さが有名ですが、なんと100g中80.9gとあらゆる食品の中で一番多く含んでいます。
食物繊維を摂ることによって改善される嬉しい効果についてご紹介します。
寒天の嬉しい効果
コレステロールを低下させる
血液中の悪玉コレステロールが増加すると、動脈硬化など病気のリスクが高まります。
悪玉コレステロール値を下げるには善玉コレステロールを増やすことが大切ですが、その働きに有効とされているのが寒天に含まれている「水溶性多糖類」です。
体内の余分な脂肪をからめとって排出を促す効果があり、そのためコレステロール値を抑えることができます。
血糖値を下げる
食物繊維には血糖値の上昇を抑える効果があります。
これは食物繊維と一緒に摂ると、食べ物が胃から小腸への移動に時間がかかり、血糖値の上昇が緩やかになるためといわれています。
食物繊維を長期間摂り続けると、インスリンの感受性が高まって少ない分泌量でも糖質を分解させることができ、結果として血糖値が下がることにつながります。
便秘解消とダイエット効果
寒天はノンカロリーなので、いくら食べても太り過ぎる心配はありません。
小腹が空いた時や主食の代替品として摂取すればダイエットにも効果的ですね。食物繊維は体内で水分によって膨張するため、少量でも満腹感を得ることができます。
また、食物繊維は強い保水力を大腸まで届けることができ、便を増やすとともに柔らかくして便秘解消を促してくれます。まさに女性にとって嬉しい効果ばかりですね!
紅茶づくしの白玉あんみつを作ろう
無味無臭の寒天を使えば、繊細な紅茶の香りや味わいもしっかり楽しめるゼリーが作れます。
今回は、爽快な渋みと香り高いlinkteaのセカンドフラッシュを使った紅茶寒天を作ります。お好みの材料をプラスして、紅茶あんみつを召し上がれ。
[材料]
▼紅茶の寒天
- linkteaセカンドフラッシュ/ティーバッグ2袋
- 熱湯/250ml
- 粉寒天/3g
▼白玉団子
- 白玉粉/40g
- 水/40g
▼紅茶シロップ(もしくは白みつ)
- linkteaセカンドフラッシュ/ティーバッグ1袋
- 水/80ml
- グラニュー糖/80g
▼トッピング(お好みで)
- アイスクリーム
- フルーツ
- あんこ
- 求肥など
[作り方]
▼紅茶の寒天
- 手鍋でお湯を沸かし、ティーバッグを入れて蓋をして3分蒸らす。ティーバッグを取り出したら粉寒天をふり入れ、再度火をつけて2分位絶えず混ぜながらしっかり溶かす。
- 茶こしで漉して、容器に流し粗熱が取れたら冷蔵庫に入れてしっかり冷やす。
▼白玉団子
- ボウルに白玉粉を入れて水を加える。しっかりこねて耳たぶ位の固さにする。(水が足りないようなら少し足す)
- ひと口大の大きさに丸めて、沸騰したお湯の中に入れ茹でる。浮き上がってきたら更に2分ほど茹でて、氷水に入れて冷やす。
▼紅茶シロップ
- 手鍋に水とティーバッグを入れて弱火にかける。縁がふつふつとしてきたら2分ほど煮出して火を止め、蓋をしてさらに2分ほど蒸らす。
- 茶葉を取り出し、グラニュー糖を加えて再度火をつける。混ぜてグラニュー糖を溶かし、紅茶液が透明になったら火を止める。粗熱が取れたら保存容器に移す。
▼仕上げ
- 紅茶寒天をさいの目に切り、器に盛る。横に白玉団子をのせて、お好みでアイスクリーム、フルーツなどをトッピングする。食べる時に紅茶シロップをかけて召し上がれ。
写真では紅茶のアイスクリームを使っています。他の記事でレシピもご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。
紅茶の和スイーツはおもてなしにもぴったり
紅茶は洋菓子だけでなく、和菓子の材料としても好相性です。紅茶のもつ繊細な香りや味わい、心地よい渋みなどは、和菓子に合わせることでさらに際立ちます。
見た目も涼しげでぷるんとした食感の紅茶寒天は、すっきりとした味で食後のデザートやおやつにもぴったりですね。
そのまま食べても、アイスクリームや白玉を加えてあんみつで楽しんでも美味しいです。ぜひ作ってみてください。
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