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PMS(月経前症候群)とは「頭痛」「腹痛」「イライラ」など、月経前後に現れる不快な症状のことを指します。
PMSの程度には個人差が大きく、症状がひどい人は通常の生活を送ることができない場合も少なくありませんよね。
そこで今回は、PMS緩和に効果が期待できる「メディカルハーブティー」をご紹介します!
体と心にしっかり働きかけてくれるハーブを選ぶことで、辛いPMSを乗り切っていきましょう。
Contents
PMS(月経前症候群)の原因は?
一口に「PMS」といっても、その症状は腹痛や頭痛・めまい・むくみなどの「身体症状」と、イライラや情緒不安・睡眠障害などといった「精神症状」の2種類に分けられます。
ここではなぜPMSが起こるのか、原因を探っていきたいと思います。
原因は不明確
心身に様々な不調を発症させるPMSですが、その原因ははっきりと解明されていません。
一説によると、排卵によって「女性ホルモンの分泌量が急激に変化すること」がPMSの原因になっているといわれることも!
特に排卵後は「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という女性ホルモンの分泌量が一気に減少するため、PMSの原因は黄体ホルモンに影響によるものが大きいのではと考えられています。
PMS対策に大切なことは「女性ホルモンを整える」こと
PMSが発症する明確な原因は不明ですが、黄体ホルモンが何らかの鍵を握っていることは確かだといわれています。
そのため、PMSを緩和させたり予防したりしたい場合には、女性ホルモンのバランスを整えることに意識を向けてみましょう。
女性ホルモンのバランスが整うことでPMS緩和にも効果が期待できるので、女性ホルモンを整えてくれる働きを持つハーブティーを選んでみて!
PMS症状チェックリスト
急に悲しくなったり、涙が出たりすることがある
イライラしたり、怒りやすくなったりする
不安感・落ち込み感・絶望感などが強まる
自分を認められなくなったり、自分が嫌いになったりする
感情のコントロールが難しく、爆発しそうになる
これまで楽しかったことに興味が持てなくなる
集中力の低下を感じる
無気力で疲れやすいと感じる
暴飲暴食してしまったり、特定の物が食べたくなったりする
睡眠時間が長くなったり、短くなったりする
頭痛・関節痛・筋肉痛・お腹の張り・体重増加のどれかがある
上記の項目に5個以上当てはまった人は、PMS症状を発症している可能性があります。
一度、専門家への受診を検討してみるのもいいでしょう。
ハーブティーを飲むタイミングは?
PMS緩和のためにハーブティーを取り入れる場合は、飲むタイミングを意識してみてください。
ここでは、ハーブティーを飲むタイミングについて詳しく解説します。
就寝前
就寝前は副交感神経が優位になりやすい時間帯ということから、自然にリラックスしやすくなります。
そのタイミングでハーブティーを取り入れれば、よりハーブの効果を期待できるのではないでしょうか。
PMSの原因がわかっていないことから、とにかく「身体にいいことを続けてみる」ことが大切です。
ハーブティーはノンカフェインで就寝前でも取り入れやすく、ホットで飲めば身体を温めてくれるため体質改善にもつながりそうですよね。
まずは「就寝前の1杯」を習慣にしてみるのもおすすめです。
PMS症状が辛いとき
「イライラする」「訳もなく悲しくなる」「お腹が痛む」など、PMS症状が辛いときはハーブティーでリラックスしてみましょう。
ハーブの中には頭痛緩和に役立つものや、気分を明るくしてくれるものなど、様々な効果効能があります。
その時々の気分や体調に合わせて、ハーブティーを選んでみるのもおすすめです。
PMS緩和におすすめのメディカルハーブティー9選
PMSは「黄体ホルモンの急激な減少」が関係している可能性が高いことから、PMS対策には「女性ホルモンの分泌を促進させてくれる」ハーブティーがおすすめです。
そこでここでは、PMSに効果が期待できるメディカルハーブティーを中心にご紹介していきたいと思います。
「PMSが辛い!」「できるだけ薬に頼りなくない!」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそも「メディカルハーブ」とは?
メディカルハーブとは、薬効成分が特に多く含まれ、心身に強い影響を与えるハーブのことです。
メディカルハーブには「昔から民間薬として使われていた」「ある方面への効果が確認されている」「知識のある専門家の下で使用すること」「使用できる人を選ぶ」などといった特徴があります。
そして、メディカルハーブの歴史はとても古く、古代ヨーロッパ時代では薬として使用されてきた歴史が残っているほど!
現在においても、ヨーロッパ方面では「メディカルハーブを治療に用いる」という医療機関も珍しくありません。
メディカルハーブはそれだけ心身に働きかけてくれる力が強く、健康維持や不調緩和のために積極的に利用したいハーブといえるでしょう。
では、さっそく「PMSに効果が期待できる」ハーブティーをご紹介していきたいと思います。
チェストベリー
チェストベリーは「女性のためのハーブ」といわれるほどで、PMSや生理不順・生理痛など女性特有の不調にしっかりと働きかけてくれるハーブです。
このハーブは、ホルモン中枢の脳下垂体に直接作用することで黄体形成ホルモンの分泌量を増加させてくれるため、PMS対策にぴったり!
ラズベリーリーフ
「出産のためのハーブ」といわれているラズベリーリーフは、出産前に飲むことで陣痛を緩和させてくれる働きが期待できるハーブ。
出産時にはもちろんおすすめですが、生理痛やPMSなどの不調緩和にも向くとされていますよ。
レッドクローバー
レッドクローバーには腫瘍の成長抑制作用があり、卵巣ガンの治療にも利用されていました。
その他には「女性ホルモン様作用」があり更年期やPMS症状にも効果が期待でき、肌トラブルにも有効なので「月経前の肌荒れ対策」としてもうってつけでしょう。
ローズ
「女性のためのハーブ」ともいえるローズは、甘い香りが印象的な上品なハーブ。月経トラブルや更年期障害にも有効で、辛いPMSを和らげてくれる効果が期待できるでしょう。
また、精神面にも力強く働きかけてくれるといわれています。悲観的になってしまっている心を優しく癒し、明るい気持ちを与えてくれますよ。
ジャーマンカモミール
ドイツでは「母の薬草」、中国では「母菊」、フランスでは「貴婦人の花」と呼ばれているジャーマンカモミール。
古くから民間薬として重宝され、心身をリラックスさせて安眠をもたらしてくれると評判です。
ジャーマンカモミールは作用が穏やかなので体質を気にせず使用しやすく、PMS緩和や肌荒れ防止にも役立ちます。
ジンジャー
体を温め発汗作用に優れたジンジャーは、古くからスパイスとして用いられてきた植物です。
血行促進効果が高いため、月経前になると冷えが気になったりむくみやすくなったりする人にぴったりでしょう。
スカルキャップ
アメリカの先住民であるインディアンたちが愛したといわれるスカルキャップは、薬草として利用されたり狂犬病の薬として用いられたりしてきたハーブです。
スカルキャップはとにかくミネラルが豊富で、神経を活性化させて強くしてくれるのが特徴的!
「不安になりやすい」「うつっぽくなる」「眠れなくなる」などのPMS症状に、力強く働きかけてくれるでしょう。
サフラワー
サフラワーは、血流を刺激する作用に優れたメディカルハーブです。血行が促進されると冷え性改善にもつながるため、生理痛や生理不順の改善に効果が期待できます。
また、体に働きかける作用がとても強いハーブで、妊婦や出血障害がある人・血液凝固剤などを服用している人は「医師の監督下での使用」が推奨されています。
妊娠の可能性がある場合や妊活中の飲用は控えておきましょう。
ラベンダー
リラックス作用に優れているラベンダーは、めまいや不眠・消化不良や吐き気におすすめのハーブティーです。
「月経前になるとイライラしやすい」という人は、ぜひラベンダーの深くて爽やかな優しい香りに癒されてみてください!
不眠にも効果的なので、憂鬱な夜でもぐっすりと眠ることができるでしょう。
ハーブティーによる副作用や薬との飲み合わせ
ハーブティーは薬ではありませんが、薬がない時代では「薬代わり」として活用されていたほどです。
ハーブの種類によってはかなり強いメディカル要素を持つものもあるため、体調や体質・持病の有無によって使用しない方がいいハーブもあります。
特に、妊娠中の女性はハーブティーの利用方法に気をつけましょう。
以下の記事では、妊娠中に意識したいハーブティーとの付き合い方について詳しく解説しています。
妊娠中に飲んでもいいハーブティーや飲まない方がいいハーブティーを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
また、薬との飲み合わせも本人の体質や体調によって異なるため一概に「大丈夫」「やめておいた方がいい」とはいえません。
ただし、薬とハーブティーの飲み合わせによって「薬の効果が弱くなってしまい治療の妨げになる」「薬が効きすぎてしまう」などの事例はゼロではありません。
薬とハーブティーを同時に取り入れる際は、かかりつけ医に相談されることをおすすめします。
PMSにおすすめのハーブティー3選
ここでは、PMSにおすすめのハーブティーを3つ紹介します。悩み別に好みのハーブティーを選んでください。
イライラ対策に! 「チェストベリー ハーブティー」
12種類のハーブがブレンドされたこちらのハーブティーは、イライラしてしまうとお悩みの女性にぴったりのハーブティーです。
250種類もの残留農薬も検査済みなので、安心して飲むことができますね。
PMSによって感情コントロールが苦手になってしまうと悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。
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腹痛や頭痛に! 「ペパーミント カット【50g】」
ペパーミントは鎮静効果に優れたハーブティーとして有名です。
PMSにより「頭が痛い」「お腹が痛い」と感じる人は、ペパーミントティーを飲んで痛みの緩和・鎮静を図ってみましょう。
ペパーミントは消化器官をサポートしてくれる働きもあることから、PMS症状によって胃がもたれたり違和感を感じたりすることが多い人にもぴったりです。
様々なお悩みに! 「ウーマンズブレンド(1ヶ月分/90g)」
PMS症状だけではなく、ホットフラッシュなどの更年期症状や睡眠障害・気持ちの浮き沈み・イライラなどの改善に役立つ、ウーマンズブレンド!
21種類のハーブがブレンドされていて、ハーブそれぞれの良さが相互に働きかけます。
特に「レディースマントル」というバラ科の植物は、古くから女性特有の不調に利用されてきました。
まずは1ヶ月、そして3ヶ月間は植物療法月間と考え、じっくり飲んでみてください。
辛いPMS緩和に!ハーブティーで女性ホルモンを整えよう
PMSの原因ははっきりとしていませんが、女性ホルモンの一種である「黄体ホルモン」の分泌量が乱れることで発症されると考えられています。
PMS対策につながるハーブティーを選ぶ際は、ぜひ「女性ホルモン様作用」のあるハーブを中心にチョイスしてみましょう!
また、ハーブティーといっても「ドライ」と「フレッシュ」の2種類があります。詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。
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