レシピ

アールグレイ香るしっとり「紅茶のロールケーキ」【紅茶レシピ】

linkteaの紅茶を使ったお菓子レシピ第19弾は、ケーキの中でも人気の高いロールケーキをご紹介します。

爽やかなベルガモットが香るアールグレイをスポンジ生地に加えた、しっとり優しい味わいの紅茶ロールケーキです。

ロールケーキの巻き方のコツも解説しますので、はじめて作る方もぜひチャレンジしてみてください。紅茶と一緒にティータイムはいかかですか?

ロールケーキってどんなお菓子?

ロールケーキは薄くシート状に焼いたスポンジ生地に、クリームやフルーツ、ジャムなどをのせて渦巻き状に巻いたケーキのことをいいます。

ふんわりとしたスポンジに生クリームとフルーツの組み合わせは、子供から大人まで大人気のスイーツのひとつですよね。

日本では2000年頃にロールケーキブームがあり、ロールケーキ専門店も多く登場しました。その土地でしか食べられないご当地ロールケーキには、長蛇の列ができメディアでも話題になったほどです。

ちなみに、ロールケーキを巻いた形が6に似ているということから、6月6日は「ロールケーキの日」に認定されています。

さて、そんな多くの人から愛されているロールケーキはいつ頃生まれたのでしょうか?

ロールケーキ誕生の歴史

ロールケーキの発祥や誕生については諸説ありますが、一番有名なのは19世紀のヨーロッパのレシピ本で紹介されていた「スイスロール」というロール状に巻いたケーキといわれています。

このスイスロールは、スイス料理のルーラードが元でイギリスに伝わり生まれたお菓子という説や、ヴィクトリア女王が英国に伝えたという説もあります。

日本では1950年に製パン会社がスイスロールを販売し、そこからロールケーキが一般に浸透しました。

はじめはバタークリームを巻いたものしかありませんでしたが、次第に生クリームやジャム、フルーツなどを使った、今のようなロールケーキの形が生まれていきました。

ロールケーキに合うおすすめ紅茶マリアージュ

しっとりしたスポンジ生地にクリームを巻いた優しい味わいのロールケーキは、紅茶との相性も抜群!

特におすすめしたい紅茶は、ダージリンのオータムナルです。ダージリン特有の若々しい香りと味わいにコクとまろやかさが加わった秋摘み紅茶は、ロールケーキの美味しさをより感じさせてくれる組み合わせです。

隣接するネパール紅茶のオータムナルもやはりぴったりの相性なので、ぜひlinkteaの紅茶でもマリアージュを楽しんでみてくださいね。

また、スリランカ紅茶のヌワラエリヤもおすすめです。高地産紅茶ならではのすっきりした口当たりとセイロン紅茶らしい芳醇な香りは、ぜひストレートで楽しんで。

ミルクティーがお好きな方は、ケニアやアッサムもおすすめです。色々な紅茶と組み合わせて、あなたの最高のマリアージュを見つけてみてください。

アールグレイ香る紅茶のロールケーキレシピ

材料

[27㎝×27㎝天板1台分]

  • 卵/3個
  • グラニュー糖/65g
  • 薄力粉/50g
  • linkteaアールグレイ/ティーバッグ2袋
  • 無塩バター/15g
  • 豆乳/25g

仕上げ用

  • 生クリーム/150ml
  • グラニュー糖/15g
  • お好きなジャム/お好みで
  • ミント/1枝
作り方
  1. 下準備をする。茶葉はミルやすりこぎで細かく粉砕し、薄力粉と合わせてふるっておく。天板にオーブンシートを敷いておく。オーブンを190℃に予熱しておく。無塩バターと豆乳をボウルに入れ、湯せんにかけて溶かしておく。
  2. 大きなボウルに卵を割り入れよくほぐす。グラニュー糖を加えて、湯せんにあてながら混ぜる。卵液が人肌くらいに温まったら、ハンドミキサーを高速にして白っぽくもったりとするまで泡立てる。(ハンドミキサーを持ち上げて生地を落とした時に、線がしっかりと残る程度が目安)ハンドミキサーを低速にして、生地全体のキメを整えるようにゆっくりと混ぜる。
  3. ふるった薄力粉と茶葉を再度ふるいにかけながら加え、ゴムベラで底から大きく返すように混ぜ合わせる。粉っぽさがなくなったら、湯せんで溶かしたバターと豆乳をゴムベラにあてるようにしてまわし入れ、底から大きく返すように混ぜ合わせる。生地にツヤがでてきたら天板に流し入れ、カードやゴムベラで表面を平らにする。天板の底をトントンと叩いて生地の空気をぬく。
  4. 190℃に温めたオーブンで12~15分焼成する。生地の真ん中を指で軽く押さえてみて、弾力があれば焼き上がり。焼きあがったらすぐに天板から外して、粗熱をとる。
  5. ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れて、ハンドミキサーで8~9分立てに泡立てる。(生クリームがゆるいと上手に巻けないので、ツノが立つくらいまでしっかり泡立てる)

成形・仕上げ

  1. 冷ましたスポンジ生地の焼き色面に新しいオーブンシートをかぶせて上下を返し、焼いた時に使用したオーブンシートをゆっくりとはがす。再度上下を返して、新しいオーブンシートの上に焼き色が上になるようにしてのせる。
  2. 巻き終わりになる部分の生地を斜めに切り落とす。
  3. 硬めに泡立てた生クリームをのせて、パレットナイフで塗り広げる。巻き終わりの部分は生クリームを薄くしておく。
  4. 手前のオーブンシートごと生地をもちあげて、手前にちいさく芯をつくる。そのまま奥に向かって巻いていく。巻き終わった手前にきゅっと少し強く巻き形を整える。オーブンシートに包んだまま、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。
  5. 両端を切り落とし、好みの厚さに切り分けて出来上がり。
  • しっとりふわふわのスポンジを作るには、生地をしっかりと泡立てることが大切です。生地を持ち上げたときに8の字が書けるくらいまで泡立てましょう。
  • 巻いていくと生クリームが押し出されていくので、巻き終わりは生クリームを薄くしておくときれいに仕上がります。
  • カットする時は、包丁をお湯で温めて水分をふき取ってから切るときれいに切り分けられます。
  • お好みでジャムやフルーツソースを添えて召し上がれ。おすすめはブルーベリーやオレンジです。

人気のロールケーキで紅茶時間を楽しもう

紅茶風味のスポンジ生地と生クリームのみで作るシンプルなロールケーキなので、生クリームは動物性の乳脂肪分が高めのものを選ぶとリッチな仕上がりになるのでおすすめです。

紅茶と相性の良い柑橘系やベリー系などお好みでフルーツを巻き込めば、見栄えもよく豪華なロールケーキが出来上がります。ぜひ色々アレンジしてみてくださいね。

スポンジ生地を巻く工程は、パティシエでも技術が必要ですが、ポイントをおさえれば失敗なくきれいなロール状に仕上げることができます。

巻き方を習得したら、クリスマスケーキのブッシュ・ド・ノエルにも挑戦できますね。色々なお菓子作りにも応用できるので、ぜひ楽しみながら作ってみてください。

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inkteaはネパールから直接茶葉を輸入している紅茶専門店です。

渋みが少ない、芳醇な香りで甘みのある茶葉を使用。

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ABOUT ME
hana_sora
パティシエ兼ティーインストラクター。今までの知識と経験を活かし、皆様に紅茶の素晴らしさを伝えるため、webライターとして活躍中。美味しい紅茶は人生を豊かにしてくれます。好きな紅茶はダージリンオータムナル