linkteaの紅茶を使ったお菓子レシピシリーズ第7弾は、いちごの優しい香りが人気の「ストロベリーティー」を使った、しっとり美味しいパウンドケーキをご紹介します。
紅茶にも良く合うパウンドケーキは、ティータイムのお供にもぴったりですね。日持ちもするので、プレゼントやおもたせにもおすすめです。
レシピと合わせて、パウンドケーキの由来やパウンドケーキに合う紅茶などもご紹介します。手作りのパウンドケーキと共にぜひ楽しんでくださいね。
Contents
パウンドケーキとは?
パウンドケーキはバターケーキの一種で、バター、砂糖、卵、小麦粉をそれぞれ1ポンド(パウンド)ずつ使って作ることから「パウンドケーキ」と名付けられました。
パウンドケーキが誕生したのは18世紀のイギリスです。当時は砂糖漬けフルーツをたっぷりいれたパウンドケーキが、結婚式のウェディングケーキとして作られていました。
パウンドケーキは、イーストを使ったケーキよりも材料費も高く、手間暇かけて作るため贅沢で上等なケーキとされていたようです。
また、フランスではパウンドケーキのことを「カトル・カール」と呼びます。フランス語でカトルは数字の「4」、カールは「4分の1」という意味で、バター、砂糖、卵、小麦粉の4つの材料を4分の1ずつ使って作るということを表現しています。
パウンドケーキの基本レシピは全ての材料が同量ですが、軽めの食感にしたり、しっとりさを強調したり、ふんわりした仕上がりにしたりと出来上がりのイメージによって材料の分量を変えたりしています。
また、レシピが同じでも作り方によってまったく味わいが違ってくるのも、パウンドケーキの面白いところです。
3種類のパウンドケーキの作り方
パウンドケーキには3種類の作り方があり、同じ分量の材料を使って作っても、それぞれ違った食感や焼き上がりになります。
シュガーバッタ法(共立て法)
クリーム状にしたバターに砂糖を加え、卵を少しずつ加え混ぜ、最後に粉を加える手法。一番一般的な作り方。しっとり濃厚な味わいでバターの香りを強く感じる。
シュガーバッタ法(別立て方)
クリーム状にしたバターに砂糖の半量と卵黄を混ぜ、残りの半量の砂糖を加えた卵白で作ったメレンゲと粉を交互に加える手法。しっとりしているけど軽くなめらかな食感。
ジェノワーズ法
卵と砂糖を泡立ててから粉を加え、最後に溶かしバターを加える手法。スポンジケーキを作る手順と同じなのでジェノワーズ法と呼ばれている。ふんわり軽く、卵の味を強く感じる。
同じレシピでも、作り方を変えるだけで見た目や食感、味わいが変わるパウンドケーキ。ぜひ、好みの味や作りやすい手法を見つけて、パウンドケーキ作りを楽しんでくださいね!
パウンドケーキに使いたいおすすめの茶葉
紅茶のパウンドケーキを作る時におすすめしたい茶葉をご紹介します。加える紅茶の香りや味によって、材料を変えるとバリエーションも広がります。
フルーツ系フレーバーティー
ベリー系の甘酸っぱい香りや、パイナップルなどのトロピカルな香りが楽しいフルーツ系のフレーバーティーは、お菓子の材料にもおすすめです。
特にパウンドケーキのような焼き菓子は、使うフレーバーティーによって違った香りが楽しめるのがいいですね。
linkteaのフレーバーティーの中でおすすめは、フリーズドライのいちごとリンデンのハーブを合わせた「ストロベリーティー」です。
ネパール紅茶の風味といちごの優しい香りがふわっと香る、上品なパウンドケーキが焼き上がります。
アールグレイ
ベルガモットの爽やかな柑橘の香りをつけたアールグレイは、紅茶スイーツの定番茶葉ですね。紅茶本来の味わいと柑橘の香りが、バターや砂糖など濃厚な味わいの材料とも相性が良いです。
細かな茶葉のティーバッグタイプは、そのまま生地に加えることができるのでパウンドケーキ作りには便利です。茶葉が大きい場合はミルで粉砕してから使いましょう。
セイロンブレンド
スリランカの紅茶をブレンドしたセイロンブレンドは、爽快な渋みと芳醇な香りが漂い、まさに紅茶らしい味わいを楽しめます。紅茶の味もしっかり強めなので、乳製品たっぷりのパウンドケーキにいれても、紅茶の風味をきちんと感じられます。
アッサム
インド最大の紅茶産地アッサムの紅茶は、芳醇で豊かな香りと濃厚で力強い味わいが人気です。ミルクティーに合う紅茶としても有名ですが、バターたっぷりのお菓子との相性も抜群です。
茶葉を生地にまぜたり、濃いめのロイヤルミルクティーを作って加えたりしても美味しいですよ。
ストロベリー紅茶パウンドケーキレシピ
[材料・18㎝パウンド型一台分]※写真は10㎝型二台分で焼いています
- バター/100g
- 甜菜糖/80g
- 卵/Mサイズ2個
- ベーキングパウダー/3g
- 薄力粉/120g
- linkteaストロベリーティー/2袋(ミルで粉砕しておく)
- いちごジャム/50g
[作り方]
- バターと卵は室温に戻しておく。ボウルにバターを入れ、泡立て器で柔らかくなるまで練り混ぜる。甜菜糖を加えて、白っぽいクリーム状になるまでよく混ぜる。
- 卵をときほぐして、2~3回に分けて加えていく。その都度よく混ぜてふわっとした状態にする。(一度にいれてしまうと水分と油分が分離してしまうので注意する)
- 粉砕した茶葉、薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるいながら、②に加える。ゴムベラで全体を切るようにさっくりと混ぜ合わせていく。
- 粉気が少し残っている状態でいちごジャムを加える。ゴムベラで大きく全体を合わせる。切り口にいちごの模様を出したい場合は、生地とジャムが完全に混ざる手前で止めると良いです。(マーブルの状態)
- パウンド型にクッキングシートを敷いて、生地をいれる。170℃に予熱したオーブンで35~40分ほど焼成する。竹串を一番高い所に刺して生地がつかなければ焼き上がり。
- 焼けたらすぐに型からだして、ケーキクーラーにのせ粗熱をとる。ラップに包んで保存する。
- 卵をいれる段階で生地が分離しそうになったら、分量内の薄力粉をスプーン1杯ずつ加えましょう。少量の粉をいれることで分離しにくくなります。
- パウンドケーキは、焼き立てよりも時間が経った方がバターが馴染み、しっとり美味しくなります。保存する時はしっかりラップで包み、常温保存しましょう。(夏場は冷蔵庫へ)
linkteaの“ストロベリーティー”の魅力
linkteaのストロベリーティーは、ネパール産の紅茶にフリーズドライのいちごとほのかな甘味のあるリンデンの葉をブレンドしたフレーバーティーです。
香料を使わず、フルーツ本来の味と香りを楽しめるので、強い香りが苦手な方にもおすすめの紅茶です。
茶葉にいちごのチップとハーブが混ざりあった見た目の可愛らしさも人気のひとつです。ティーバッグタイプなので手軽に淹れられるのも嬉しいですね。
ホットティーはもちろん、アイスティーにしてもすっきり美味しく味わえます。
紅茶のパウンドケーキに合う紅茶は?
バターや砂糖などの材料をリッチに使ったパウンドケーキは、他の焼き菓子に比べても濃厚で食べごたえのあるケーキです。
そんなパウンドケーキには、渋みや味わいがしっかり感じられる紅茶がよく合います。
例えば、アッサムやディンブラ、ケニア、ウバなどがおすすめです。中国紅茶のキームンもいいですね!
linkteaの紅茶を使って、美味しい紅茶のパウンドケーキをぜひ一度作ってみてください。
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inkteaはネパールから直接茶葉を輸入している紅茶専門店です。
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