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ふわっと軽い食感ととろける口どけがたまらないフランスのデザート「クレームダンジュ」をご存じでしょうか?
ガーゼに包んで作るチーズケーキといえばピンとくる方もいらっしゃるかも知れませんね。見た目のインパクトとは裏腹に、とても繊細で上品な味わいが人気です。
今回は水切りヨーグルトを使って、おうちでも簡単に作れるクレームダンジュの作り方をご紹介します。
おうちのおやつに、食後のデザートに、お気に入りの紅茶と共にぜひお召し上がりください。
Contents
フランスの本格デザート!おうちで簡単クレームダンジュ:レシピ
クレームダンジュはフロマージュブランというチーズを使って作りますが、今回は水切りヨーグルトを使って手軽に作れるレシピをご紹介します。
水きりヨーグルト作りは一晩〜1日かかるため、クレームダンジュを作る前の日に用意しておきます。
ふわふわでとろける食感は、何度でも作りたくなる美味しさ!爽やかなブルーベリーソースを添えてお楽しみください。
材料
- ココット5個分/所要時間:約20分(冷やす時間等は除く)
- 無糖ヨーグルト/400g
- 卵白/1個分
- グラニュー糖/30g
- 生クリーム/120ml
- ミント(飾り用)/適宜
〈ブルーベリーソース〉
- 冷凍ブルーベリー/100g
- グラニュー糖/30g
- レモン汁/5cc
作り方
- 水切りヨーグルトを作る。無糖ヨーグルト400gをキッチンペーパーを敷いたザルにのせ、ラップをかけて冷蔵庫で一晩〜1日かけて水を切る。(ヨーグルトが約半量になる)
- ブルーベリーソースを作る。鍋に冷凍ブルーベリーとグラニュー糖、レモン汁を入れて火にかける。とろみがついたら火から下ろして粗熱をとり、冷蔵庫で冷やしておく。
- ボウルに生クリームを入れ、ハンドミキサーで8分立てに泡立てる。
- 別のボウルに卵白を入れ、グラニュー糖の半量を加えハンドミキサーで泡立てる。ボリュームがでてきたら残りのグラニュー糖を加え、しっかりとツノが立つメレンゲを作る。
- 水切りヨーグルトをボウルに入れ、③の泡立てた生クリームを加える。ゴムベラで全体を混ぜ合わせる。
- ④のメレンゲを加え、泡が消えないようにやさしく混ぜ合わせる。
- ココットにガーゼを敷いて、器の半分の高さまで生地を入れる。中心を少しくぼませて、冷やしたブルーベリーソースをスプーン1杯ほど入れる。残りの生地をかぶせ、ガーゼで覆い、冷蔵庫で3時間〜一晩冷やす。
- ココットから取り出しお皿に盛り付けたら、お好みでブルーベリーソースをかけてミントを飾って出来上がり。
クレームダンジュに合うおすすめ紅茶はこれ!
爽やかな口当たりのクレームダンジュには、繊細で優しい味わいの紅茶がとてもよく合います。
linkteaでおすすめの組み合わせ銘柄を3つご紹介いたします。ぜひ紅茶選びの参考にしてください。
夏摘み紅茶
3つのクオリティーシーズンの中でも、コクや渋み、香りともにバランスが良いといわれている「夏摘み紅茶」。
linkteaの夏摘み紅茶はたっぷりの新芽が茶葉に含まれ、強い蜜香が特徴的です。爽やかで華やかな味わい、心地よい渋みが軽やかなクレームダンジュともよく合います。
秋摘み紅茶
秋摘み紅茶は1年の中で最後に収穫されるクオリティーシーズンティーです。コクのあるまろやかな口当たり、茶葉の甘みや芳醇な香りがより際立ちます。
アミノ酸も豊富にふくまれているため紅茶特有の渋みも少なく、紅茶が苦手な方にも飲みやすい銘柄です。
しっかりとしたコクがありながらすっきりとした味わいで、クリーミーなクレームダンジュの後味をさっぱりさせてくれます。
ピーチティー
ネパールの春摘みイラム紅茶をベースに、レッドローズやヒースなどのハーブを加えたピーチの香りが漂う最高にフルーティーなフレーバーティー。
お湯をいれた瞬間からピーチの甘い香りがふわっと漂い、幸せな気分にさせてくれます。
さっぱりとしたクレームダンジュに、フレッシュなピーチの香りが加わり豊かな味わいへと広がります。
フレーバーティー好きな方は、ぜひ一度試してほしい組み合わせです。ストレートティー、ミルクティーなどお好みで。
クレームダンジュってどんなお菓子?
フランス発祥のチーズケーキ「クレームダンジュ」は、今や世界各国で愛される有名なお菓子です。もちろん日本でも知名度が年々高まっているように感じます。
そんなクレームダンジュはいったいどんなお菓子なのでしょうか?特徴や歴史、名前の由来など、詳しく解説いたします。
クレームダンジュの特徴
クレームダンジュはフランスのアンジュ地方で誕生したスイーツです。ふわふわと柔らかい食感になめらかな舌触り、フレッシュチーズの甘みを感じるさっぱりとした味わいが特徴です。
クレームダンジュは、「フロマージュブラン」というフレッシュチーズを使い、メレンゲや泡立てた生クリームを混ぜ合わせてガーゼに包み、一晩冷蔵庫で水切りします。
適度な水分を抜くことで、ムースのような軽く柔らかい口当たりに仕上がります。
ちなみにフランスではフロマージュブランはポピュラーなチーズですが、日本では手に入りにくいため、代用品としてクリームチーズや水切りしたヨーグルトがおすすめです。
また、クレームダンジュにはラズベリーやブルーベリーなどベリー系のソースやジャムを合わせることが多く、クレームダンジュのチーズ生地にフルーティーな酸味がとてもよく合います。
お好みのフルーツを使ってオリジナルのクレームダンジュを楽しむのもいいですね。
クレームダンジュの歴史と名前の由来
クレームダンジュの歴史には諸説ありますが、1900年頃フランスのアンジュ地方で生まれたスイーツです。
酪農家がバターを作るための撹拌器でクリームをこねる際に、プロペラについたクリームをかき集めてソースをかけてデザートとして食べていたのが始まりといわれています。
ちなみに、現在はフレッシュチーズのフロマージュブランを使って作るのが一般的ですが、当時のクレームダンジュは生クリームと卵白で作られていたとか。今のクレームダンジュとは、また違った感じの味わいだったのでしょうね。
クレームダンジュの名前の由来ですが、フランス語で「cremet=クリーム」、「anjou=アンジュ地方の」という意味で、発祥地にちなんでつけられました。
このクレームダンジュという名前、日本では「天使のクリーム」と訳されることもありますが、フランス語で天使という意味の「anje(アンジュ)」という言葉と勘違いして訳されたのかもしれません。
でも、クレームダンジュをひと口食べれば、この「天使のクリーム」という意味にも不思議と納得してしまうんですよね。
ふわっととろけるデザートと紅茶で爽やかティータイム
ケーキ屋さんやレストランのデザートでも人気の「クレームダンジュ」は、水切りヨーグルトを使えば、手軽におうちでも作れるスイーツです。
さっぱりとした味わいでふわっととろける食感は、繊細な紅茶とも相性抜群です。暑い季節の軽やかなデザートを、ぜひお気に入りの紅茶と共にお楽しみください。
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