linkteaの紅茶を使ったレシピ第22弾は、カリッとした食感が美味しい紅茶のビスコッティをご紹介します。
オーブンで２回焼いて作るビスコッティは保存もきくので、たくさん作って保存瓶にストックしておいたりプレゼントにもおすすめです。
ミックスナッツの香ばしい味とアールグレイの香りが口の中に広がって、紅茶との相性も抜群です。ティーブレイクのお供にぜひ作ってみてくださいね！
Contents
ビスコッティってどんなお菓子？
ビスコッティはカフェやお菓子屋さんで見かけるクッキーのような焼き菓子です。
イタリアの伝統菓子で、特徴は何といっても硬い食感！
この硬さは生地をオーブンで２度焼くことで生まれるもので、「ビス=２回、コット=焼く」と名前にも表されています。
低温でしっかり生地の水分を飛ばすため、他の焼き菓子よりも保存性がよく非常食としても重宝します。
イタリアではクッキー全般をビスコッティと呼ぶこともありますが、こちらの伝統菓子はイタリア中部のトスカーナ地方が発祥で、「カントゥッチ」とも呼ばれています。
フィレンツェなど観光都市では、街のいたるところでお土産として親しまれている、まさにイタリアを代表する有名スイーツのひとつですね。
本場イタリアのビスコッティの食べ方
イタリアではビスコッティを食べる時に必ずといっていいほどセットになっている飲み物があります。
「ヴィンサント」という甘口のワインで、レストランのデザートメニューにも「ビスコッティ＆ヴィンサント」と合わせて記載されているほど定番の組み合わせです。
食事時間の会話を大切にするイタリア文化の中で、食後のゆったりした時間を楽しむ時にビスコッティをつまみながワインを楽しむという流れが当たり前のようですね。
朝食やティータイムには、コーヒーやカプチーノに浸して食べるのがもっともポピュラー。硬いビスコッティが柔らかくなり、同時にコーヒーの苦みもまろやかになります。
ビスコッティの自然な甘さは、もちろん紅茶との相性もピッタリです。
飲み物と合わせる以外では、アイスクリームなどのデザートに添えられることも。アイスクリームをすくって食べたり、溶けたアイスをつけてふやかして食べたりと色々な楽しみ方があります。
プレゼントにも最適！紅茶とナッツのビスコッティレシピ
基本のビスコッティ生地に、香り高いlinkteaのアールグレイ茶葉を練り込んだオリジナルビスコッティ。焼いているオーブンから紅茶の美味しそうな香りがふわっと漂います。
紅茶と相性の良いナッツを数種類加えて食感にアクセントをつけました。
自宅にある材料で手軽に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。可愛くラッピングしてプレゼントにもおすすめです。
紅茶とナッツのビスコッティ
[約12～14本分]
- 薄力粉/100ｇ
- ベーキングパウダー/3ｇ
- linkteaアールグレイ/ティーバッグ２袋
- 砂糖/50ｇ
- 塩/ひとつまみ
- 卵/１個
- 植物油/12ｇ
- ミックスナッツ（食塩不使用のもの）/60ｇ
- 生のナッツを使用する場合は、オーブンで軽く焼いて冷ましておく。冷めたら粗く刻む。ティーバッグから茶葉を出して袋に入れて、めん棒で押しつぶして細かくしておく。
- 大きなボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩、粉砕した茶葉を入れて混ぜておく。別の小さいボウルに卵を割りほぐす。
- ②のボウルに卵を入れて、ゴムベラで切るように全体を混ぜ合わせる。粉気がなくなってきたら、植物油を加えてさらに混ぜる。刻んだナッツを入れ、手で生地をたたむようにして全体に入れ込んでいきひとつにまとめる。（出来上がりの生地はけっこうべたつく状態）
- オーブンシートの上に生地をのせ、厚さ1.5mm、12㎝×16㎝の長方形にのばす。手に生地がついてのばしにくい場合は、打ち粉をするか手に水をつけると作業しやすい。⑤180℃に予熱したオーブンで15分焼成する。
- 焼きあがったらオーブンの温度を150℃に設定しておく。粗熱がとれた生地を１㎝位の厚さにカットする。オーブンシートの上に断面が上になるように並べ、150℃のオーブンで20～30分ほど焼成する。
- 断面を押して硬ければ焼き上がり。オーブンの電源を切って、そのまま冷めるまでオーブンの中に入れておく。冷めたら保存容器に移す。
- ミックスナッツは素焼きものを用意すると便利です。今回はクルミ、カシューナッツ、アーモンド、ピーナッツ、ピスタチオを使いました。
- レーズンやオレンジピールを加えると見た目もきれいで美味しいです。
- アールグレイの他には、マサラチャイやストロベリーティー、ジンジャーティーなどがおすすめです。
- 生地をカットする時は熱いのでやけどに気をつけましょう。パン切り包丁（なみ刃）を使うと切りやすいです。
ビスコッティに合うおすすめ紅茶3選
かりっと香ばしいビスコッティは紅茶との相性も抜群です。特におすすめの紅茶を３選ご紹介します。
ヌワラエリヤ
スリランカの高地産紅茶のヌワラエリヤは、華やかな香気と適度な渋み、すっきりした味わいが特徴の紅茶です。
軽い口当たりなのでザクッとした食感のビスコッティとも相性が良く、非常におすすめの組み合わせです。
ヌワラエリヤの渋みは緑茶にも似ているので、普段紅茶を飲まない方にも親しみやすい味わいです。ぜひストレートで楽しんで。
二ルギリ
南インドの二ルギリ高原で生産される「二ルギリ」は、明るい水色とマイルドな香味が特徴の紅茶です。
穏やかな口当たりで他の食材と組み合わせやすいため、バリエーションティーにも人気の茶葉ですね。
ドライフルーツたっぷりのビスコッティやチョコレート味のビスコッティなど、どんな種類のものとも美味しくマリアージュを楽しめます。
ロイヤルミルクティー
たっぷりのミルクを合わせて作るリッチなロイヤルミルクティーのお供には、ビスコッティがおすすめです。
しっかり生地をオーブンで焼くことで香ばしさが生まれ、その香味がロイヤルミルクティーに深みをプラスしてくれます。
ロイヤルミルクティーに浸して食べれば、気軽に贅沢なティータイムを楽しめますよ。
紅茶香るビスコッティでほっとティーブレイク
イタリア伝統の焼き菓子ビスコッティも、意外と簡単に自宅で作ることができます。コーヒーと合わせるイメージが強いですが、紅茶との相性も抜群です。
今回はアールグレイとナッツを使ったビスコッティをご紹介しましたが、他にも黒糖×マサラチャイなどの組み合わせもおすすめです。
ぜひ色々なアレンジでオリジナルビスコッティを楽しんでくださいね。忙しい合間のティーブレイクにもぴったりです。
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