爽やかなレモンの香りがする「レモンバーベナ」は世界中で広く栽培されていて、ハーブティーとしても親しまれています。
リフレッシュタイムにもぴったりのレモンバーベナティーですが、気になるのは効果効能や副作用などですよね!
今回は、レモンバーベナの働きや飲む際に気をつけたいポイントをご紹介します。
Contents
レモンバーベナとは?
レモンバーベナは世界中で栽培されているハーブですが、元々は「アルゼンチン」「チリ」「ペルー」などの南米を中心に栽培されていたハーブです。
レモンバーベナの「バーベナ」という部分はラテン語で「神聖」という意味合いを持つことから、神事の際にはレモンバーベナが祀られたそう。
17世紀頃に南米からヨーロッパへと伝わったレモンバーベナは、ハーブの中でも「定番のハーブ」として多方面で使用されています。
イギリスでは家庭菜園のハーブとして人気を集めているだけではなく、フランスでは「フィンガーボールにレモンの香りをつけるため」「ハーブティーとして」など、幅広く利用されています。
また、レモンバーベナの葉からはレモンそっくりの香りがしますが、それはレモンの芳香成分がレモンバーベナの葉に含まれているためです。
香りは似ていますが、レモンとレモンバーベナは「全く異なる植物」というところも面白いですよね!
レモンバーベナティーの効果効能
爽やかなレモンの香りが印象的なレモンバーベナには、どのような効果があるのでしょうか?
ここでは、レモンバーベナティーに期待できる働きについて詳しくご紹介します。
心を安定させてくれる作用
レモンのフレッシュな香りが神経に働きかけることで、「不安な気持ちを和らげる」「悲しみを緩和させる」「緊張をほぐす」などの作用が期待できます。
リラックス効果とリフレッシュ効果で沈んだ気持ちを明るくしてくれるため、抗うつのための芳香剤成分としても利用されることがあるほど!
心の状態が揺らいでしまいやすい人は、レモンバーベナの力を借りてみるのもおすすめです。
消化促進作用
レモンバーベナには「消化を促進させる」「胃腸の状態を整える」などの働きがあるため、胃腸が弱っている人にもぴったりです。
また、脂肪分の消化をサポートしてくれる効果も期待できるため、食後に吐き気を感じやすい人やよく消化不良を起こす人にもおすすめのハーブです。
「脂っこいものをよく食べる」「胃腸が弱い」「食欲がわかない」という人は、食前や食中にレモンバーベナティーを飲んでみましょう。
気管支系のトラブル緩和
レモンバーベナには高い鎮静効果があり、特に「気管支炎や鼻づまりを和らげてくれる」という働きが有名です。
レモンの爽やかな香りを喉や鼻の奥まで届けるために、ハーブティーを飲む前には「香りを鼻から取り入れる」ようにしてみるといいでしょう。
レモンバーベナの鎮静効果は、風邪のひきはじめにぴったりですよ!
皮脂バランスを整える
レモンバーベナのあまり知られていない効果の中には、「皮脂バランスを整える」という働きがあります。
特に「皮脂バランスの乱れから発生するニキビ肌」に効果が期待されていて、ニキビの改善や予防におすすめのハーブです。
慢性的なニキビに悩んでいる人は、体の中からニキビ対策をしてみるのもいいですね。
レモンバーベナティーの副作用は?
沈んだ心を落ち着かせて元気にしてくれたり、胃腸に働きかけてくれたりする「レモンバーベナティー」。
風邪の初期にもおすすめのハーブティーとして知られていますが、副作用などはあるのでしょうか?
ここでは、レモンバーベナティーを飲む際に気をつけたいポイントについてまとめてみたいと思います。
長期間の飲用は控える
レモンバーベナには目立った副作用等はありませんが、刺激が強いハーブです。
そのため、一定量を超えて長期間飲み続けてしまうことで、胃腸に負担がかかってしまうこともあります。
特に、皮膚や粘膜が繊細になりやすい「妊娠中」「授乳中」の女性は注意が必要でしょう。
乾燥させたレモンバーベナをハーブティーとして飲む場合は大丈夫ですが、生の葉を使用する場合はピリピリとした刺激を感じる場合があります。肌の弱い敏感肌の人は気をつけましょう。
「レモンバーベナ」「レモングラス」「レモンバーム」の違いは?
レモンに似た香りがするレモンバーベナですが、レモンの香りを漂わせるハーブはその他にもあります。
例えば「レモングラス」「レモンバーム」などはレモンの香りがするハーブの代表例で、レモンバーベナと並んで高い知名度を誇っていますよね。
どれもレモンの香りがしますが、葉や茎の形状は似ても似つかずで効果効能も異なります。
以下に、「レモンバーベナ」「レモングラス」「レモンバーム」の違いについて簡単にまとめてみましょう!
レモンバーベナ
- 種類:クマツヅラ科の落葉低木
- 原産地:アルゼンチン、チリ、ペルー
- 葉の形状:メスの形
- 効果:鎮静、消化促進作用、リラックス作用など
レモングラス
- 種類:イネ科の多年草
- 原産地:インド、スリランカ
- 葉の形状:菖蒲(しょうぶ)のような細長い形
- 効果:消化促進、虫除け、殺菌など
レモンバーム
- 種類:シソ科の多年草
- 原産地:ヨーロッパ南部
- 葉の形状:シソに似たギザギザで丸みを帯びた形
- 効果:抗うつ、鎮静、発汗、抗ウィルスなど
レモンの香りでも種類や効果は異なる
レモンの香りがするハーブは「レモンバーベナ」「レモングラス」「レモンバーム」の他にもあり、オーストラリアが原産地となっている「レモンマートル」なども有名です。
これらのハーブには「レモンに似た香りを発する」という共通点がありますが、葉の形状や原産地、効果効能にはそれぞれの特性が見られます。
比較的栽培しやすいハーブなので、数種類を育てながら微妙な香りの違いを感じてみるのも面白そう!
レモンバーベナティーで深いリラックス効果を!
いかがでしたか?
レモンバーベナティーには「優れたリラックス作用」「消化促進作用」「気管支炎緩和作用」「皮脂分泌を整える作用」などがありました。
個人的には、レモンバーベナの「心を落ち着けてくれる作用」に注目しています。
抗うつの香りとしても利用されることがあるレモンバーベナの香りには、悲しみや不安を優しく包み込んでくれるパワーが!
ハーブやアロマには目に見えない力が秘められているため、不安定になりがちなに日々のパートナーとしてもぴったりですよ。
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