毎日のおやつやちょっとしたご褒美に食べたいお菓子「シュークリーム」。
ケーキ屋さんの本格的なものから、手軽なコンビニスイーツまでその種類は様々です。それだけ人々に愛されている定番のスイーツですね。
塩気の効いた生地にたっぷりのカスタードクリームが甘く、ひと口頬張れば幸せなひと時が広がる・・。そんなシュークリームは紅茶との相性も抜群!
今回は紅茶にもぴったりのシュークリームレシピをご紹介します。シュー生地が上手に膨らむコツもしっかりお伝えしますので、ぜひチャレンジしてみてください。
Contents
紅茶と一緒に食べたい絶品シュークリーム:レシピ
色々なシュークリームのレシピがありますが、今回はクッキー生地をのせて香ばしく焼いたシュー生地に、濃厚なカスタードクリームを合わせた作り方をご紹介します。
クッキー生地の食感と香ばしさ、生クリームを合わせたこっくりカスタードクリームが紅茶をより一層美味しく感じさせてくれます。
[材料/約8個分]
<クッキー生地>
- 無塩バター/40g
- グラニュー糖/30g
- 全卵/1/2個
- 薄力粉/60g
<カスタードクリーム>
- 卵黄/1個
- グラニュー糖/20g
- 薄力粉/10g
- 牛乳/100㏄
- バニラビーンズ(あれば)/1/4本
- 生クリーム/100g
<シュー生地>
- 水/100㏄
- 無塩バター/40g
- グラニュー糖/3g
- 塩/ひとつまみ
- 薄力粉/60g
- 全卵/2個
<仕上げ用>
- 粉糖/適宜
[作り方]
<クッキー生地を作る>
- ボウルに常温で柔らかくしたバターをいれ泡立て器でクリーム状にする。グラニュー糖を加え、白っぽくなるまで混ぜ合わせる。溶きほくした全卵を少しずつ加え、しっかり混ぜ合わせる。ふるった薄力粉を加えて、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。粉気がなくなったらラップの上にひとまとめにして、冷蔵庫で2時間以上休ませる。
- 冷蔵庫から取り出したら、3mm位の厚さに伸ばし、直径6㎝位の丸型に抜く。冷凍庫にいれておく。(余ったクッキー生地はそのまま焼いても美味しいです)
<カスタードクリームを作る>
- ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、泡立て器ですり混ぜる。ふるった薄力粉を加え粉気がなくなるまでよく混ぜる。
- 手鍋に牛乳、バニラビーンズを入れ火にかける。沸騰したら火を止め、①のボウルに入れる。よく混ぜたら漉しながら元の手鍋に移して、再度火にかける。焦げないよう常に混ぜながら炊き上げる。全体がぐつぐつしてつやが出てきたら火を止める。すぐにきれいなバットに移し、空気が入らないよう落としラップをする。底から氷水をあてて、急冷する。冷めたら冷蔵庫に入れて冷やしておく。
<シュー生地を作る>
- 鍋に水、グラニュー糖、塩、無塩バターを入れて火にかける。バターが溶けて沸騰したら火を止める。火からおろしてふるった薄力粉を一気に加え、泡立て器で手早く混ぜる。生地がまとまったらゴムベラに持ち替え、再び火にかける。鍋底に押しつけるようにして1分間ほどよく練る。鍋底にうっすらと膜がはり、生地が柔らかく粒子が粗くなったらボウルに移す。
- 生地が熱いうちに、溶きほぐした全卵を3〜4回くらいに分けて加える。生地の出来上がり目安は、つやがあり生地を落とすとゴムベラに三角形の形が残るくらいの固さ。生地が冷めると目安がつきにくくなるので、手早く仕上げる。
- 絞り袋にシュー生地を入れ、オーブンシートを敷いた天板の上に絞り出す。冷凍庫で冷やしておいたクッキー生地を上にのせて、グラニュー糖(分量外)をのせる。全体に霧吹きをかけ、210℃に予熱したオーブンで15分、その後180℃に下げて15分焼成する。さらに150℃に下げて5分間乾燥焼きする。生地が固く焼き上がったら完成。(冷めた時に生地が沈まないよう、割れ目にも焼き色がつくまでしっかりと焼く)ケーキクーラーの上にのせて、冷ます。
<仕上げる>
- カスタードクリームを冷蔵庫から取り出し、ボウルに移す。ゴムベラで底に押しつけてのばすようなイメージで全体を均一にほぐす。つやがでてきたらOK。別のボウルで生クリームを固めに泡立て、カスタードクリームと合わせる。
- 冷めたシュー生地に①のカスタードクリームをたっぷり絞り、上から粉糖をかけたら出来上がり。
- クッキー生地は事前に作って、冷凍ストックしておくと楽です。
- シュー生地を絞る時は、口金の先を天板から1㎝ほど離し、やや斜めの位置から絞り袋を動かさないようにして絞ると上手な丸型に膨らみます。
- オーブンに入れる時、まだ生地が温かい状態が理想です。卵を入れてなじませる作業はスピーディーに!
- しっかりオーブンの予熱をしておくこと。オーブンの特製で温度が上がりにくい場合は、予熱を220℃にしましょう。
- オーブンによってクセがあるので、焼き時間は目安で調節してください。表面が焦げるようなら、途中でアルミホイルをかけて様子をみてください。
シュークリームってどこの国のお菓子?
私たち日本人が大好きなシュークリーム。日本生まれ?と思われがちですが、実はフランスの伝統菓子です。
フランスでは「Choux a la creme(シュー・ア・ラ・クレーム)」と呼ばれ、焼き上がった生地の見た目がキャベツに似ていることから、フランス語でキャベツ=Chouxと名付けられました。
日本のシュークリームという呼び名は、フランス語のシューと英語のクリームを合わせた和製造語というわけです。
ちなみに英語圏ではシュークリームを「シューパフ」と呼んでいるそうです。
シュークリームの歴史
フランスでシュー生地の製法が広まったのは16世紀中頃のこと。イタリアの製菓士がフランスに持ち込み、その後改良され発展していったといわれています。
日本にシュークリームが伝わったのは、幕末頃といわれています。サミュエル・ピエールというフランス人が、当時横浜で洋菓子店を営んでおり、そこで販売して評判になったようです。
そこから人気が全国に広がり、明治の終わりごろには一般家庭にも広まるまでになったようです。
冷蔵設備の発達も相まって、クリームを使った生菓子も気軽に食べられるようになり、今ではすっかり日本のおやつの代表格ですね。
シュークリームと相性の良いおすすめ紅茶3選!
シュークリームにあうおすすめ紅茶3選をご紹介します。ぜひ好みの組み合わせを見つけてみてください。
ディンブラ
芳醇な香りとほど良い渋みが特徴のスリランカ紅茶。バランスのとれた味わいで、日本人にも親しみやすい紅茶のひとつです。
ストレートでも、ミルクティーでも美味しく味わえ、クリーム系のお菓子との相性も良いです。どの紅茶と合わせよう?と迷った時は、ディンブラがおすすめです。
秋摘み紅茶
秋摘み紅茶は、春、夏に比べて甘みがあり、芳醇で柔らかな香りが特徴です。渋みも程よく感じられるので、シュークリームの濃厚さもすっきりとさせてくれます。
パリッと焼かれた固めのシュー生地と相性が良いので、作りたてのシュークリームとぜひ試してみて下さい。
キームン
世界三大銘茶のひとつでもある中国の代表紅茶。スモーキーな燻製香が感じられ、まろやかな口当たりが特徴です。
さっぱりとした飲み口なので、甘みの強いお菓子や乳製品たっぷりの濃厚なお菓子もペロッと食べられちゃいますよ。
手作りシュークリームと紅茶でお茶時間を楽しもう
シュークリームを上手に膨らませるにはちょっとしたコツが必要です。なるべくシンプルな材料で簡単につくれるレシピなので、ぜひチャレンジしてみてください。
クッキー生地なしや、市販のカスタードクリームを使えばもっと手軽に出来たてを楽しむこともできます。小さく絞ってプチシューを作っても可愛いですね。
シュークリームの最も美味しい瞬間は、クリームを詰めてすぐに食べること!手作りだからこそ味わえる醍醐味です。ぜひ紅茶と共に楽しんでください。
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