紅茶

【殺菌・抗インフルエンザウイルス】驚くべき紅茶のカテキンパワーとは?

紅茶の主成分のひとつである「カテキン」は、抗菌やインフルエンザウイルスに対しての効果が期待されていることをご存じでしょうか?

「カテキン」という名前を聞いたことがある人は多いですが、意外に知られていないのはその効果の幅広さや強力さ!

今回は紅茶の主成分でもあるカテキンに注目し、効果について詳しくまとめていきたいと思います。健康維持のために紅茶を取り入れている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

そもそも「カテキン」とは?

「カテキン」とはポリフェノールの一種で、お茶を飲んだときに感じる「渋み」の元になっている成分。

カテキンには「酸化しやすい」という特徴があるため、ほとんど酸化しない緑茶などの未発酵茶には、そのままカテキンとして含有されています。

しかし、製造工程において茶葉を完全に発酵させてしまう紅茶は酸化が激しく、カテキンは発酵過程で「テアフラビン」「テアルビジン」などの成分に変化してしまいます。

まとめ
  • カテキンはポリフェノールの一種
  • カテキンは酸化に弱い
  • 紅茶の製造過程において「カテキン→テアフラビン・テアルビジン」に変化する

「テアフラビン・テアルビジン」とは?

紅茶が発酵する過程において、カテキンから形を変えた「テアフラビン」と「テアルビジン」。この2つの成分には、どのような効果があるのでしょうか?

テアフラビンの効果

テアフラビンには、非常に強力な殺菌作用が確認されています。

殺菌作用だけではなく「インフルエンザウイルス」にも効果が期待でき、なんと「インフルエンザウイルスの感染力を99.99%無力化」させるのです!

この他にも、テアフラビンには「抗酸化作用による老化防止作用」も期待でき、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防にも役立つ可能性が高いといわれています。

また、テアフラビンの摂取による血流改善の効果も動物実験において立証されていて、これはカテキンでは認められることがなかった結果です。

テアルビジンの効果

テアルビジンは紅茶の赤色の元になる成分ですが、テアフラビンに比べるとほとんど化学的な解明が進んでおらず、研究途中の成分です。

一説によると、テアフラビンが多いと紅茶の水色が「美しい橙赤色」になり、テアルビジンが多いと「褐色が強くなる」ともいわれています。

テアルビジンの効果はまだ研究途上にありますが、テアルビジンはポリフェノールの一種であることは間違いありません。

そのため、ポリフェノールの代表的な効果である「抗酸化作用」や「生活習慣病の予防」などは期待できそう!

他にもまだまだ!カテキンの優れた効果効能とは

ここからは、酸化することで変化したテアフラビンやテルビジンではなく、酸化する前の「カテキン」についてご紹介します。

美肌に!抗酸化作用

カテキンの主な効果効能といえば、真っ先に思い浮かぶのが「抗酸化作用」です。抗酸化作用とは、人体の細胞を老化させてしまう「活性酵素」を取り除いてくれる働きのこと。

カテキンにはビタミンCの数倍〜数十倍の抗酸化作用があるといわれているため、いつまでも若々しさを保ちたい人や美肌を目指す人にも欠かせない成分といえるでしょう。

ダイエットに!脂肪燃焼効果

カテキンの中でも、緑茶に多く含まれている「エピガロカテキンガレート(EGCg)」には、脂肪燃焼効果や脂肪の吸収を抑制する効果が期待できます。

運動前に摂取することで脂肪の燃焼を促進させ、食後に摂取することで脂分の吸収を抑える。摂取するタイミングを考えることで、ダイエットをしっかりとサポートしてくれるはず!

殺菌・抗菌作用

カテキンには優れた殺菌・抗菌作用があり、O-157など食中毒の解毒効果はもちろん、水虫の原因菌「白癬菌」に対しての有効性すら確認されているほど!
参考:http://www.catechin-society.com/effect_01.html

また、口内の細菌や雑菌などにも効果的に働き、虫歯や歯周病・口臭予防など口腔ケアにも役立ちます。

抗インフルエンザウイルス作用

紅茶に含まれる「テアフラビン」にはインフルエンザウイルスの感染力をほぼ無力化させる働きがありましたが、カテキンにも抗インフルエンザウイルス作用が確認されています。

インフルエンザウイルス対策にワクチンを接種する人もいますが、ワクチンで作られた抗体と型の合わないインフルエンザウイルスにおいては、ワクチンの効力も発揮されません。

しかし、カテキンによる効果は「全てのインフルエンザ」に対して威力が発揮されるため、新型旧型問わずインフルエンザウイルスの感染力を抑えると言われています。

カテキンを多く含む飲み物は?

美容方面や健康維持に優れた効果が期待できるカテキンは、どのような飲み物に多く含まれているのでしょうか?

紅茶

紅茶には先ほどもお伝えしたように、カテキンが形を変えた「テアフラビン」「テアルビジン」という成分が豊富に含まれています。

これらの成分にはカテキンに似た効果も多く、美容や健康のために取り入れる人も少なくありません。

また、一口に紅茶といってもその種類は様々。よりポリフェノール成分の多い種類を見分けるコツは「水色の色が濃いもの」を選ぶということ!

テアフラビンやテルビジンなどのポリフェノール成分は水色を決定付ける元になっている成分なので、水色の濃さに注目してみましょう。

緑茶

緑茶の茶葉は、実は「紅茶に使われている茶葉と同じ」なんです。

紅茶は製造工程で完全に発酵させる「完全発酵茶」ですが、緑茶は発酵させない「未発酵茶」。未発酵茶は酸化しないため、酸化に弱いカテキンがたっぷりと含まれています。

中でも「エピガロカテキンガレート(EGCg)」というカテキンの種類には多くの健康効果が発見されていて、生活習慣病の予防やガン予防まで様々な働きが期待されています。

玉露・抹茶

玉露とは、収穫前の約20日間にわたって日光を遮ることにより、煎茶にはない濃厚な旨みを再現した高級茶。

玉露に含まれているカテキン量は「100ml中383mg」と、数ある日本茶の中でもトップの数値です。

また、玉露のコク深い味わいを感じさせる「抹茶」のカテキン含有量も高く、100ml中「200mg」という結果が出ています。

カテキン摂取のために日本茶を飲むのであれば、玉露もしくは抹茶に注目してみましょう!

紅茶のカテキンパワーで美と健康を手に入れよう!

日本茶に多く含まれるカテキンには「殺菌作用」「抗酸化作用」「生活習慣病予防」など、様々な美容健康効果がありましたね。

紅茶に含まれているのはカテキンが変化した「テアフラビン」「テルビジン」といった成分ですが、これらの成分にはカテキンを上回る効果が期待できるとも考えられています。

カテキン摂取のためにお茶を選ぶのも良いですが、ぜひ「美味しく楽しみながら」毎日の生活に取り入れてみてくださいね!

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AYUMI SHIRANE
砂糖・小麦・卵・乳製品不使用!焼かずに作るロースイーツの魅力に取り憑かれ、講師として活動中。また、神が宿る靈草と呼ばれている「まこも」を使ったお茶を開発し、心身の浄化と波動を高めるお手伝いもおこなっております。Link teaのオータムナルの大ファン♡