レシピ

英国ティータイムの定番スイーツ「紅茶のバナナブレッド」レシピ

linkteaの紅茶を使ったお菓子レシピ第11弾は、イギリスのティータイムでも定番の「バナナブレッド」をご紹介します。

バナナの芳醇な甘さとしっとりした食感が美味しいバナナブレッドは、材料も作り方もいたってシンプルな焼き菓子です。

そんなバナナブレッドに合わせる紅茶は、さわやかな香りと心地よい渋みが特徴の「セカンドフラッシュ」です。甘さの中にもすっきりした後味が楽しめる「紅茶のバナナブレッド」を紅茶と共に楽しみましょう。

バナナブレッドとは?

一般的にバナナブレッドとは、バナナのマッシュを加えて作るお菓子の一種で、しっとりした甘いケーキのような味わいが特徴です。

名前に「ブレッド」とつけられていますが、ベーキングパウダーやベーキングソーダを使うレシピが多く、パンのように酵母を使って膨らませるレシピは伝統的なスタイルとして位置づけられています。

1930年にアメリカの料理本の定番レシピとして登場したバナナブレッドですが、実は1920年ごろからイギリスでも似たようなお菓子が作られていました。

バナナの産地の植民地化を進めていたイギリスでは、20世紀のはじめにはバナナが国民にも常食化されており、熟れすぎたバナナを無駄にせず美味しく食べるために考えられたレシピだったのでしょう。

真相は分かりませんが、そう考えるとバナナブレッドが誕生したのは、アメリカよりもイギリスが最初だったのかも知れませんね。

バナナブレッドはイギリスのティータイムにも欠かせないお菓子のひとつです。家庭によって伝えられたレシピを守りながら作るバナナブレッドは、まさにイギリスの家庭の味ともいえる存在です。

バナナブレッドの種類

バナナブレッドの基本材料は、小麦粉、卵、バター、砂糖などで、そこに潰したバナナを混ぜてオーブンで焼きます。

これにお好みでクルミやペカンなどのナッツ類をいれたり、チョコチップやレーズン、スパイスを加えたアレンジを楽しむレシピなどもあります。

形はパウンド型で焼くのが一般的ですが、スクエア型やラウンド型で焼く家庭もあり、決まった形式はありません。たっぷりいれるバナナのおかげで、翌日もしっとりした食感を味わうことができます。

バナナケーキとバナナブレッドの違い

バナナを使ったお菓子をバナナケーキやバナナブレッドと呼んだりしますが、厳密な違いはないようです。しいて言えば、小麦粉によって変わる食感の違いでしょうか。

バナナケーキは、薄力粉を使ったふんわりとした軽い食感のケーキタイプ。一方、バナナブレッドは強力粉や中力粉を使い、どっしりとした食べごたえのあるパンタイプというイメージです。

レシピによってはバナナブレッドに薄力粉を使うものもありますが、ケーキのような甘さもあり、食事のパンのような食べごたえもあるものが「バナナブレッド」というイメージです。

バナナブレッドと一緒に飲みたい!おすすめの組み合わせ紅茶

バナナブレッドに合う飲み物は、やっぱり紅茶が一番。そこで、特におすすめの組み合わせをご紹介します。紅茶とバナナブレッドのマリアージュを楽しんで下さい。

ネパール紅茶

ネパール紅茶は、ヒマラヤ山脈を望む標高1,600mの場所で栽培されている紅茶です。渋みが少なく、茶葉本来の芳醇な青々しい香りが特徴で、ダージリンに似た味わいを楽しむことができます。

ネパール紅茶の爽快でさわやかな味は、バナナブレッドの濃厚な甘さとのバランスもぴったりです。

特にlinkteaの紅茶は、厳選された無農薬の茶葉にフリーズドライのフルーツやハーブ、スパイスなどを合わせたこだわりのオリジナルネパール紅茶が楽しめます。ぜひ色々試してみて下さいね。

ディンブラ

ディンブラはスリランカの高地産紅茶で、渋みやコク、香りなどバランスの良い紅茶です。

日本人がイメージする紅茶にもっとも近い味ともいわれているので、比較的どなたにでも飲みやすい紅茶です。

すっきり飲みたい時はストレートで、まろやかさをプラスしたい時はミルクを入れるのがおすすめです。

バナナブレッドのフルーティーさと甘みが、ディンブラと良く合います。

キームン

世界三大紅茶の一つである中国のキームンは、花のような芳香とスモーキーさを感じられるちょっと個性的な紅茶です。渋みがほぼなく、まろやかなコクと旨味があり、後味はすっきりとしています。

バナナブレッドは味が濃い焼き菓子ですが、キームン紅茶を合わせると口あたりも軽くなり、食べやすくなります。

さわやかな紅茶が香る❝紅茶のバナナブレッド❞レシピ

古くから作られているバナナブレッドのレシピに、linkteaの「セカンドフラッシュ」を加えて焼き上げた「紅茶のバナナブレッド」のレシピをご紹介します。

ネパール紅茶のさわやかな香りと心地よい渋みが、バナナブレッドの濃厚さに軽やかさをプラスしてくれます。

材料を混ぜて焼くだけなので、とっても簡単に作ることができます。ぜひティータイムのお供やプレゼントにいかがですか?

[材料/18×8×5パウンド型1台]

  • 無塩バター/70g
  • ブラウンシュガー(砂糖)/50g
  • 塩/ひとつまみ
  • 全卵/1個
  • linktea「セカンドフラッシュ」/1袋
  • バナナ(完熟したもの)/2本
  • 中力粉/100g
  • アーモンドパウダー/20g
  • ベーキングパウダー/3g

[作り方]

  1. 無塩バターを室温に戻しておく。型にオイルを塗るか、型紙を敷いておく。茶葉をティーバッグから出して粉砕しておく。
  2. ボウルに柔らかくした無塩バターを入れ、泡立て器でクリーム状になるまで混ぜる。ブラウンシュガーを加え、砂糖が溶けるまでしっかりすり混ぜる。
  3. 溶いた卵を少しずつ加えて、その都度よく混ぜ合わせる。塩をひとつまみ加えて混ぜる。砕いた茶葉を加えて全体を混ぜておく。
  4. バナナをフォークで粗く潰し、ボウルの中に入れる。ざっと全体を混ぜておく。
  5. アーモンドパウダー、中力粉、ベーキングパウダーをふるいながら④に加え、ゴムベラでさっくりと切るように混ぜ合わせる。粉気がなくなったらそれ以上混ぜないように注意する。
  6. 生地を型に流し入れ、175℃に予熱したオーブンで40~50分程焼成する。途中表面が焦げそうになったらアルミホイルをかぶせる。竹串を刺して生地が付いていなければ出来上がり。
  7. 焼きあがったら型からはずし、ケーキ―クーラの上において冷ます。粗熱がとれたらラップで包む。(よりしっとり感がでて美味しくなる)

紅茶のお菓子はプレゼントにもぴったり

イギリスの家庭の味「バナナブレッド」は、簡単に作れて失敗も少ないのでお菓子作りが初めての方にもおすすめです。

時間が経つにつれて味わいに深みが増し、より一層美味しくなります。

また、バナナブレッドは日持ちがして持ち運びも楽なので、プレゼントにも最適です。セカンドフラッシュが香る「紅茶のバナナブレッド」で、楽しいティータイムをお過ごしください。

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inkteaはネパールから直接茶葉を輸入している紅茶専門店です。

渋みが少ない、芳醇な香りで甘みのある茶葉を使用。

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ABOUT ME
hana_sora
パティシエ兼ティーインストラクター。今までの知識と経験を活かし、皆様に紅茶の素晴らしさを伝えるため、webライターとして活躍中。美味しい紅茶は人生を豊かにしてくれます。好きな紅茶はダージリンオータムナル