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【甘栗でモンブラン】おうちで作れる!紅茶に合う簡単レシピ

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ティータイムにはスイーツが欠かせません。ケーキにも色々な種類がありますが、その中でも人気の高い定番ケーキと言えば「モンブラン」です。

濃厚なマロンクリーム、(サクサクのダコワーズ生地、ふわふわのスポンジ生)や甘さ控えめの生クリームが合わさった美味しさは、紅茶との相性も抜群ですよね。

今回はそんな人気のモンブランを、おうちでも簡単に作れるレシピでご紹介します。

材料も身近にあるものを使うので、気軽に作ることができますよ。モンブランの絞り方をマスターして、本格フランス菓子を自宅で作ってみませんか?

簡単なのに本格的!甘栗で“モンブラン”:レシピ

モンブランマロンペーストやクリームは製菓材料店や輸入食品店などで手に入りますが、その代わりに今回は「甘栗」を使って絶品マロンクリームを作ります。

スポンジ生地は市販のものを使用するのでオーブンも使いません。甘栗はコンビニでも買えるので、気軽にチャレンジしてみてください。もちろん味も本格的です。

[材料:3個分/所要時間:約30分(冷やす時間は除く)]
〈マロンクリーム〉

  • 甘栗/100g
  • 牛乳/80cc
  • 砂糖/20g
  • ラム酒/10cc

〈生クリーム〉

  • 生クリーム/100cc
  • 砂糖/小さじ1

〈飾り用〉

  • ケーキスポンジまたはカステラなど/5㎝角3枚
  • 甘栗や渋皮煮/3個
  • 粉糖/少々

[作り方]

  1. マロンクリームを作る。甘栗を耐熱容器に入れてふんわりとラップをして500wで2分ほど加熱して柔らかくする。粗熱がとれたらフードプロセッサーに甘栗、牛乳、砂糖、ラム酒を入れてなめらかになるまで撹拌する。
  2. 鍋にクリームを移して、弱火にかける。焦げないようゴムベラで混ぜながら2分加熱し、水分を少しとばす。(少しゆるいくらいでOK)粗熱がとれたら冷蔵庫に入れてしっかりと冷やす。
  3. 生クリームを泡立てる。ボウルに生クリーム、砂糖を加えてハンドミキサーでしっかり角が立つまで泡立てる。
  4. 組み立てる。5㎝角にカットしたスポンジを敷いて、泡立てた生クリームをドーム状にこんもり絞る。モンブラン口金をつけた絞り袋にマロンクリームを入れ、上下左右と格子状に絞る。
  5. 粉糖を全体にふって、飾り用の栗をのせて出来上がり。
  • 下の生地は今回市販のスポンジを使用しましたが、お好みでダコワーズ生地やメレンゲを使えばより本格的なモンブランに仕上がります。
  • フードプロセッサーがない方は、こし器やすりこぎでも代用ができます。その場合は、仕上がりに栗のざらつき感がないよう裏ごししてください。
  • お子様やお酒の弱い方はラム酒を抜いていただいても大丈夫です。
  • 絞り方やデコレーションはお好みでお楽しみください。

モンブランに合うおすすめlinktea紅茶3選

モンブランモンブランに合うlinkteaのおすすめ紅茶を3選ご紹介します。色々な組み合わせを試して、お気に入りの一杯を見つけてみてくださいね。

秋摘み紅茶

マロンクリームの濃厚な味わいが楽しめるモンブラン。そんなケーキに合う紅茶は、渋みが少なくて芳醇な香りと味わいが感じられるものがよく合います。

特におすすめしたいのが「秋摘み紅茶」です。まろやかな口当たりと茶葉本来の甘さも感じられるため、モンブランともお互いの美味しさを引き立て合います。

マサラチャイ

ネパールのCTC茶葉をベースに、オリジナルマサラを加えたスパイシーな「マサラチャイ」は、スパイスが苦手な方でも飲みやすいと人気のブレンドティーです。

こちらをモンブランに合わせる時は、やはりたっぷりのミルクを加えた濃厚なチャイがおすすめ。

ジンジャーやカルダモンなど複雑なスパイスの香味がモンブランに加わって、栗の美味しさがより一層感じられます。

ミントルイボスティー

グリーンルイボスにネパール産ペパーミントをブレンドした、清涼感のある「ミントルイボスティー」は、味の濃いケーキの後味をさっぱりとさせてくれます。

マロンクリームの濃厚な味もミントですっきり!甘いものが苦手という方にもこの組み合わせがおすすめです。ノンカフェインなのもうれしいですね。

モンブランってどんなお菓子?

モンブランモンブランはスーパーやコンビニでも見かけるほど身近なケーキのひとつですよね。日本でもなじみ深いスイーツですが、実はフランス菓子というのをご存じでしょうか?

ここではモンブランの名前の意味や由来、また日本のモンブランとの違いについて詳しくご紹介します。

モンブラン=栗のケーキではない?

モンブランというと栗のクリームをたっぷり絞ったケーキをイメージしますが、実は必ずしも栗のケーキというわけではありません。

モンブランとはフランス語で「白い山」という意味で、フランスとイタリアの国境にそびえる山「モン・ブラン」から由来しています。

このモン・ブランの山をイメージして作られたケーキが、現在のモンブランというわけです。

フランスとイタリアの2国で生まれたモンブランですが、それぞれの国から見える山の形状が違うため、フランスは丸みを帯びたドーム型、イタリアは先端が尖った三角錐型をしています。

山の形を表現した見た目が特徴的ですが、その名前の由来通りたっぷりの粉糖をふりかけて白い山を再現しているのも印象的ですね。

なぜ栗をつかったケーキなのか?というところですが、モン・ブラン山麓のピエモンテ州が栗の名産地であることから栗が使われたといわれています。

実在する山をイメージして作られた「モンブラン」は、今や日本のみならず世界中で愛される有名スイーツになったといえるでしょう。

日本のモンブランが誕生した歴史

「モンブラン=茶色いマロンクリーム」というイメージも多いと思いますが、老舗洋菓子店などでは黄色いマロンクリームでデコレーションされていることもありますよね。

この黄色いマロンクリームは、クチナシで着色した栗の甘露煮で作ったもので、日本生まれのモンブランです。

このモンブランを考案したのは、自由が丘にある老舗洋菓子「モンブラン」の創業者である迫田シェフです。

1933年にヨーロッパを旅した時にモンブランの山とケーキに感銘を受け、日本でその想いを再現しました。店の名前をモンブランと名づけるくらい衝撃だったんですね。

日本で誕生した黄色いモンブランは、その後人気が広まって「モンブラン=黄色いマロンクリーム」というイメージで浸透しました。

現在ではどちらかというと茶色いモンブランが主流になってきていますが、やはり日本生まれの黄色いモンブランにも根強いファンが多いですね。

現在でも自由が丘のお店の定番商品として売られているので、興味のある方はぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

美味しいモンブランで素敵なティータイムを

モンブラン本来のモンブランは栗を砂糖と一緒に煮てペースト状にして作るため、とても手間暇がかかるスイーツですが、今回は手に入りやすい甘栗で代用した簡単モンブランです。

コンビニでも買える材料なので、思い立った時にさっとつくれるのも嬉しいですね。もちろん味も本格的で美味しいです。

濃厚で優しい甘さの栗は紅茶との相性もぴったりです。秋を感じる季節のティータイムにぜひお試しください。

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