レシピ

もっちり食感!スパイス香るホワイトチョコのチャイ風ベーグル

linkteaの茶葉を使った紅茶レシピ第18弾は、パン作りに初挑戦。お菓子作りよりもハードルが高いイメージのパン作りですが、その中でも簡単に作れる「ベーグル」を今回はご紹介したいと思います。

スパイスの豊かな香りとホワイトチョコレートの甘さが美味しい「ホワイトチョコのチャイ風ベーグル」は、朝食やおやつにもぴったり!美味しい紅茶と共に、ぜひ味わってみてください。

ベーグルってどんなパン?

ベーグルはパンの種類のひとつで、小麦粉、水、砂糖、塩とシンプルな材料で作られており、バターや牛乳などの動物性たんぱく質や油脂を使用しないという特徴があります。

また焼成方法にも独特の工程があり、オーブンで焼く前に成形した生地を一度熱湯で茹でてから焼き上げます。

これによって、ベーグル特有のもちっとした噛みごたえとコシの強い生地が出来上がります。外はパリッと中はもっちりした食感はここから生まれているんですね。

ベーグルはそのままちぎって食べても美味しいですが、横にスライスしてジャムやクリーム、ハム、チーズ、野菜などをはさんで食べると美味しさと楽しさが増します。

生地の中に色々な素材を練り込めば、バリエーション豊かなオリジナルベーグルを作ることもできます。

ベーグルの歴史

ベーグルの歴史は古く、発祥についても諸説あります。有力とされているのは、17世紀のオスマントルコとハプスブルグ家の戦争の勝利記念にユダヤ人によって作られたパンが始まりといわれています。

ベーグルといえばアメリカの朝食に食べられているイメージが強く、生まれもアメリカと思っている方も多いと思いますが、意外にも東欧が起源だったとは驚きです。

一度茹でてから焼くパンは、東欧の人々の日曜の朝食に食べる風習として広まり、その後19~20世紀にかけてユダヤ人がニューヨークに移り住み、同時にベーグルもアメリカの地で定着していきました。

最初は「ユダヤ人のパン」というイメージが強かったベーグルですが、その美味しさと手軽さでニューヨークを中心にアメリカ全土、そして世界中に人気が広まっていきました。

日本では2000年頃から流行りはじめ、現在ではベーグル専門店も多く増えています。日本でベーグルの人気に火がついたきっかけは、食べて美味しいのはもちろん「ヘルシーなパン」という話題性もあったからではないでしょうか?

ベーグルはダイエットに良いの?

「ベーグル=ダイエットに良い」という話を聞いた事がありますが、これは他のパンの材料に使われている卵やバター、油などを使用せず、基本的にノンファットであることが理由のひとつとして挙げられています。

低カロリー・低脂肪であり、特有のもっちり食感と目がぎゅっとつまった生地のため、よく噛んで食べることで少量でも満足感を得ることができます。

同じパンでも、食パンのGI値が91に対しベーグルは71と低く、血糖値の上昇速度が緩やかなのもダイエット向きのパンといわれている由縁でしょう。

もし、「ヘルシーだから」や「ダイエット中にもパンを食べたい」という目的でベーグルを食べるのであれば、プレーン生地やセサミなどの甘くない素材を使ったものを選びましょう。

ベーグル=ヘルシーというイメージがあっても、チョコレートやフルーツを使ったベーグルは、もちろん食べ過ぎるとカロリーが高くなってしまいますからね。

ベーグル種類別ペアリングにおすすめの紅茶はこれ

ベーグルはもっちりとした食感とぎゅっとつまった生地が特徴のパンなので、飲み物と一緒に食べるのがベスト。

コーヒーもいいですが、どんな種類のベーグルとも合う紅茶がやはりおすすめです。そこで、ベーグルの様々な種類別に選ぶペアリング紅茶をご紹介したいと思います。

色々な組み合わせを試してみて、あなたのお気に入りを見つけてみてください。

ベリー系ベーグルには

甘酸っぱいイチゴやブルーベリー、クランベリーなどが入ったベリー系ベーグルは、女性に人気のベーグルですね。クリームチーズやクリームをはさんだり、色々なアレンジも楽しめます。

爽やかさ酸味のあるベリー系ベーグルには、渋みが少なくて軽い口当たりの紅茶が良く合います。たとえばインドの二ルギリやスリランカのキャンディなどがおすすめです。

すっきりとした後味で、ベリー系のフルーティーな香りがより際立ちます。

チョコレート系ベーグルには

生地にココアやチョコチップを練り込んだいわゆるチョコレート系ベーグルには、ミルクティーに合うような濃厚な味わいの紅茶がおすすめです。

たとえばインドのアッサムや、イングリッシュブレックファーストなども良いですね。よりチョコレートの風味を楽しむならミルクをたっぷり加えたミルクティーがおすすめです。

スパイスが効いたシナモンベーグルやナッツ系のベーグルにも合うので、ぜひ試してみてください。

お惣菜系ベーグルには

ベーグルのバリエーションは甘いものだけではなく、お食事にぴったりのお惣菜系ベーグルもあります。

ベーコンやチーズ、オニオンやアンチョビなど色々な食材を合わせたベーグルは、種類も豊富で特に朝食に人気がありますね。

食事に合わせるイメージで紅茶を合わせるなら、すっきりした味の爽やかな紅茶がおすすめです。

たとえばダージリン、ネパール紅茶、スモーキーな香りのキームンも良く合います。塩っ気のあるベーグルにも合わせやすい、優しい味わいが特徴です。

スパイス香るホワイトチョコのチャイ風ベーグル:レシピ

ベーグルは一般的なパンのように一次発酵の工程がないので、比較的短時間で作ることができます。

はじめてのパン作りにも最適なので、ぜひチャレンジしてみてください。紅茶とホワイトチョコの優しい甘さが魅力的な香り高いベーグルです。

材料

ベーグル8個分

  • 強力粉/500g
  • きび砂糖/20g
  • linkteaマサラチャイ/ティーバッグ2袋
  • ドライイースト/6g
  • 塩/6g
  • ぬるま湯(40℃位)/300㏄
  • ホワイトチョコチップ/40g
  • お湯(茹でる用)/約1リットル
  • はちみつ(茹でる用)/大さじ1
作り方
  1. 大きなボウルにホワイトチョコチップ以外の材料を順番に入れ、ゴムベラでざっくりと混ぜ合わせる。ひとかたまりになったらボウルから取り出し、作業台へ移して10分程度しっかりこねる。ホワイトチョコチップを生地に混ぜ込む。
  2. 生地を8等分にして、それぞれの生地を手のひらで丸く整える。堅く絞った濡れ布巾をかぶせて10~15分程度休ませる。(ベンチタイム)
  3. 閉じ目を上にして指で広げ、20㎝位の棒状にのばす。片方の先端だけ平らにつぶし、つぶした先端の生地で反対側の先端をくるみ、リング状に成形する。つなぎ目をしっかり閉じる。(しっかり閉じていないと焼成中に外れてリング状がくずれるので注意)
  4. 天板にオーブンシートを敷いて、隙間をあけて生地を並べる。ラップをふんわりとかけて室温に置き、2倍くらいになるまで発酵させる。オーブンを190℃に温めはじめる。
  5. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、はちみつを入れる。(お湯1リットルに対してはちみつ大さじ1が目安)静かに沸騰している状態のところに生地を上になるほうを下にして入れ、30秒ほどゆでたら裏返し、さらに30秒ほどゆでる。
  6. すぐに取り出してオーブンシートを敷いた天板に並べ、190℃のオーブンで20分ほど焼成する。
  • ベーグルの生地は固いので、こねるときに体重をかけるようにしてしっかり力を入れてこねましょう。こねる時の力が足りないと出来上がりの生地が硬くなったり、うまく発酵しないことがあります。
  • 茹でるお湯にはちみつや砂糖を加えると、ベーグルらしい艶や焼き色、風味をつけることができます。ゆで上がった生地はすぐにオーブンに入れることもきれいなベーグルを焼く重要なポイントです。

香り豊かな紅茶パンでティータイム!

ベーグルはそのまま食べても美味しいですが、野菜やハムをはさんでサンドイッチにしたり、クリームやジャムを合わせてスイーツ感覚で食べたりとその楽しみ方は無限大です。

朝食にも良いし、おやつはもちろんティータイムにもおすすめです。今回ご紹介した紅茶とホワイトチョコレートのチャイ風ベーグルも、ぜひ紅茶と共に味わってみてください。

写真のアレンジは、りんごをシナモンと砂糖で煮たコンフィチュールをサンドしています。ここにクリームチーズを合わせてもとっても美味しいですよ。

ぜひ色々な食べ方で紅茶パンを楽しんでくださいね。

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ABOUT ME
hana_sora
パティシエ兼ティーインストラクター。今までの知識と経験を活かし、皆様に紅茶の素晴らしさを伝えるため、webライターとして活躍中。美味しい紅茶は人生を豊かにしてくれます。好きな紅茶はダージリンオータムナル