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紅茶は昔から「上品な飲み物」という印象が強いですが、その上品な紅茶を飲む「私たち」のマナーや仕草は上品に映っているのでしょうか?
いくらキレイにお化粧をしていても、ティーカップの持ち方や飲み方が美しくなければ残念な印象を与えてしまいやすいですよね。
そこで今回は、相手の印象を良くするだけではなく、上品な紅茶をより上品に頂くために大切な「ティーカップの持ち方とマナー」をはじめ、「砂糖やレモン、ミルクの入れ方」も合わせてご紹介します。
手元を美しく魅せるためには、ティーカップの正しい持ち方や紅茶を飲む際のマナーをしっかりと身につけましょう!
Contents
ティーカップの持ち方で印象が変わる!?
普段なにげなく持っているティーカップですが、見る人が見れば「あぁ、残念な持ち方をしているな」「この人はマナーを知らないんだな」とわかります。
最新のファッションに身を包みキレイにお化粧をしていたとしても、作法やマナーが身についていないと相手に与える印象が低くなってしまう可能性も!
そこで大切にしたいのが、紅茶を飲む際のマナーやティーカップの基本的な持ち方です。
ティーカップを正しく持ったり紅茶を飲む際のマナーに気をつけるとなにが良いかというと、紅茶を飲む姿勢や手元の「所作」が美しく映えるようになるところです。
正しい持ち方に変えるだけで驚くほど手元が美しく見え、上品で洗練された印象を演出することができますよ。
特に初対面の場合は、マナーや作法がどのくらい身についているのかによって、相手の印象がガラリと変わってしまうことも少なくありません。
「外出先で紅茶を飲む機会が頻繁にある」という人は、ぜひ美しいティーカップの持ち方やマナーをマスターしていきましょう!
ティーカップの美しい持ち方
「マナー」「所作」なんて聞くと、どうしても難しく捉えてしまいがちですよね。
しかし、ティーカップの正しい持ち方は驚くほど簡単で、すぐに覚えて実践することができます。
さっそく、手元の印象が美しく映える、ティーカップの持ち方をご紹介していきたいと思います。
カップのハンドル(持ち手)をつまむ
美しいティーカップの持ち方の基本は、カップについているハンドル(持ち手部分)をつまむこと。
よく見かけるのは「ハンドル部分に指を通してカップを持つ」方法ですが、これは容量の多いマグカップの持ち方です。
マグカップのような大容量のものだと、重くてハンドルをつまむだけではカップを支えきることができません。
マグカップのハンドルは「しっかりと力を入れて握れるように」と大きめの作りになっていますが、ティーカップはつまんで持つことを前提として作られているため、ハンドル部分も華奢です。
華奢なハンドルに指を通して持つと、どことなく印象がちぐはぐになってしまい、上品な雰囲気とはかけ離れてしまうもの…。
ティーカップを持つ際は、指でハンドルをつまんでみてください!驚くほど手元が美しく映え、気品のある振る舞いに見えるので不思議ですよ。
使う指は「親指」「人差し指」「中指」の3本が基本
ティーカップはハンドルをつまんで持ちますが、使用する指は基本的に「親指」「人差し指」「中指」の3本。
残りの2本の指はピンと立てるのではなく、3本の指にそっと添えると上品です。
ただし、指3本でハンドルをつまむ持ち方は、慣れるまでは大変かもしれません。
普段あまり使わない指の筋肉を使うため、「手や指に力が入りにくい」という人は、カップを落としてしまわないように気をつけましょう。
基本的には指3本でハンドルを持ちますが、持ちにくい場合は残り2本の指を添えてもOKです。
片手で持つ
ティーカップのハンドルを右手の3本指でつまんだら、左手はどうすればいいのでしょうか?
左手をカップやカップの底に添えて「両手で持つ」方が上品と考える人も少なくありませんが、基本的にはNGです。
紅茶とは本来「熱々の状態で出すこと」がマナーであるため、ティーカップに左手を添えたり両手で持ったりするということは「紅茶がぬるい」ことを意味し、相手側に失礼な印象を与えてしまいます。
ただし、ローテーブルや立食などのシーンでは「左手でソーサーを持ち右手でカップを持つ」という飲み方をすることも!
ソーサーを持つ場合は、必ずソーサーを胸の位置でキープし、背筋を伸ばして「カップを口元に引き寄せる」ようにして飲みましょう。
ティーカップとコーヒーカップの違いもぜひ知っておきましょう!
知っていると差がつく!紅茶を飲む際のマナーとは
ティーカップの持ち方にマナーがあるように、紅茶を飲む際も美しく映えるマナーがあります。
特に「パーティー」「取引先との打ち合わせ」といったフォーマルなシーンにおいては、ティーカップの持ち方から紅茶の飲み方まで、細かなところまで意識したいもの。
ここでは、紅茶を飲む際に意識したいマナーについてご紹介します。
小指は立てない
ティーカップを持つ際は「親指」「人差し指」「中指」の3本でハンドルを持ちますが、ありがちなのは「小指を立ててしまう」ことでしょう。
小指を立てると上品だと考える人もいますが、紅茶のマナーではNG!
小指を高く立ててしまうと逆に下品に見えてしまうこともあるため、小指が浮かないように意識してください。
ティースプーンの置く位置
ティースプーンを置く際は、カップの向こう側に上向きで置くのがマナーです。
紅茶を出された際、スプーンはカップの手前側になっていますが、スプーンを使用してもしなくても、飲む際はカップの向こう側へ置き換えましょう。
ティータイムの際には、細部までのマナーを守ることで、より上品な雰囲気を楽しむことができますね。
砂糖やミルク・レモンの入れ方
砂糖の入れ方
砂糖やミルクを加える際は、紅茶がこぼれてしまわないようにゆっくりと加えます。
角砂糖をそのまま紅茶の中に入れてしまうと紅茶が飛び跳ねやすくなるため、一度スプーンに角砂糖を乗せてから紅茶の中に入れるようにしましょう。
ミルクの入れ方
ミルクを入れる場合は砂糖を混ぜた後に加え、できるだけ音を立てないように上下方向へ動かします。
ティースプーンを使用する際は、ぐるぐるとかき混ぜてしまわないように注意してください。
レモンの入れ方
レモンを加えたい場合は、ミルクと同じく「砂糖を混ぜ終わった後」のタイミングで加えましょう。
レモンは長時間浸していると渋みが出てきやすいため、スプーンで2〜3回程度かき混ぜたら素早く取り出すことが大切。
取り出したレモンはカップの向こう側にティースプーンと共に置いておくか、専用の取り出し皿等があればそちらに置きましょう。
ハンドルの位置
紅茶を飲む際に意識したいのが、ハンドルの位置!
紅茶を飲む際は「ハンドルを右側」にして飲みますが、砂糖やミルクなどを加える際は「ハンドルを左側」にする必要があります。
多くの場合はハンドルが右側にくるように置かれるため、砂糖やミルクを入れる際は一度ハンドルを左側に回し、混ぜ終わったら再度ハンドルを右側にして飲み始めましょう。
また、基本的には「右手で飲む」のが紅茶のマナーですが、左利きの人は左で飲んでもかまいません。
ただし、紅茶を提供する側は右手でハンドルを持つことを前提としているため、ハンドルが右側にくるように置くことがほとんどです。
ティーカップの持ち方次第で印象が変わる!
いかがでしたか?
いつもはなにげなく持っているティーカップですが、実は「指3本でつまんで持つ」「片手で持つ」「ハンドルは右側に」などといったマナーがありました。
見る人が見ればわかる「ティーカップの持ち方」「紅茶の飲み方マナー」は、ぜひ身につけておきたい大人の教養!
ティータイムをより優雅な時間にするためにも、基本的な紅茶のマナーやカップの持ち方を確認してみてくださいね。
ティーカップの美しい持ち方をマスターして、よりティータイムを楽しみましょう!
ティーカップ選びで悩んでいる人はこちらもご参考ください。
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